4月のわいわい雑俳塾の句会で、私は3位でした。
2月も3月も6位だったのでちょっとうれしい。
それはそれとして、
投句した一つの句のことについて今日は書こうと思います。
遠蛙愚痴いう母はもういない
「蛙」という題で作りました。
10年前の4月のこの句会の題は、
「蛙(かわず)、夕蛙、遠蛙」だった。
遠蛙ぽつりぽつりと母の愚痴
という句を投句した。
このときは1位になった。
5月のGWに私が田舎に帰ると、
母は私に生きていてつらいことをぽつりぽつりとぐちった。
家の近くの田んぼでは蛙のなき声が賑やかだった。
そんなことを詠んだ。
2年前、母は死んだ。
5年間ほどは特養老人ホームにいて、
亡くなるまでの3年間はボケてしまって私のこともわからなくなった。
10年後の同じ4月に「蛙」の題がでて、
私はこんどの句がすぐ思い浮かんだ。
私にとって、10年前の遠蛙の句は忘れられない句です。
2月も3月も6位だったのでちょっとうれしい。
それはそれとして、
投句した一つの句のことについて今日は書こうと思います。
遠蛙愚痴いう母はもういない
「蛙」という題で作りました。
10年前の4月のこの句会の題は、
「蛙(かわず)、夕蛙、遠蛙」だった。
遠蛙ぽつりぽつりと母の愚痴
という句を投句した。
このときは1位になった。
5月のGWに私が田舎に帰ると、
母は私に生きていてつらいことをぽつりぽつりとぐちった。
家の近くの田んぼでは蛙のなき声が賑やかだった。
そんなことを詠んだ。
2年前、母は死んだ。
5年間ほどは特養老人ホームにいて、
亡くなるまでの3年間はボケてしまって私のこともわからなくなった。
10年後の同じ4月に「蛙」の題がでて、
私はこんどの句がすぐ思い浮かんだ。
私にとって、10年前の遠蛙の句は忘れられない句です。