女房と私が結婚したときに、
そのとき女房が勤めていた会社の職場の人たちが
プレゼントしてくれた錘で動く鳩時計です。
女房が21歳のときだから(彼女は4月で50になった)、
29年わが家で時を刻んできた。
この鳩時計が、引っ越してこの家に来てから調子が悪い。
前の家ではふつうに動いていたのに、
ここに来て、動いたり止まったりです。
この2、3日は面倒なので動かそうともしていない。
7、8年前にも動かなくなって、
近所の時計屋に修理に出した。
私はもう動かなくてもいい、という気持ちだが、
女房はまた修理に出したいようだ。
愛着があるのだろう。
私だってその思いはある。
なにしろ私たちの夫婦生活を見守ってきた鳩時計だ。
こんどの日曜日にでも修理に出そうかな。
でも、メーカーに部品がない、なんてこともあり得るな。
ま、いろいろ心配してもしかたがない。
まずは時計屋に持って行こう。