今夜のクローズアップ現代「少年犯罪・加害者の心に何が ~『愛着障害』と子供たち~」を観た。
> 16歳の少女が通信アプリ・ラインでつながった同世代の少年少女に殺害された「広島強盗殺人事件」。
> 去年秋、主犯格の少女に1審判決が下された。
> 残忍な犯行に酌量余地はないものの、幼少期の「愛着不形成」の影響が大きいことなどが加味され、
> 求刑より減刑となり、注目された。
(NHK ONLINE クローズアップ現代より)
「愛着障害」という言葉を私は初めて知った。
乳幼児期に長期にわたって虐待やネグレクト(放置)を受けたことにより、
保護者との安定した愛着(愛着を深める行動)が絶たれたことで引き起こされる障害の総称。
こんな障害があるんですね。
私は、乳幼児期に母に可愛がられたという記憶があります。
つらい農作業、家事を毎日していた母。
そのつらさを子どもへの愛情で耐えていたと思う。
そういう母に私は感謝しています。
父にはよく頭にゲンコツをもらっていた。
だから父が怖かった。
この恐怖心は、大人になってもトラウマとして心に残っている。
なんでもないことに対して恐怖心がある。
自分に自信が持てないんです。
その父は、私が中学生になったあたりからなにもいわなくなった。
私の自主性を認めてくれたようです。
今となっては、私を育ててくれた両親に感謝しています。
私は「愛着障害」ではないと思う。
2人の息子を私も女房も深く愛していた。
暴力はふるったことはない。
その息子たちも、孫を大切に育てていると思う。
世の中には、子どもを虐待する親がいるんですね。
私には理解できない。
でも、いるようですね。
愛着障害になった子どもを治す薬を開発しているという。
それで治るならいいでしょうが、その前に、
すべての親は、子どもを真っ直ぐ愛せばいいと思うのですが…。