先日、私たちがスマートフォンを買ったときに、
「こんな電話もありますよ」と店員が説明してくれた。
それは、国内だったらどんな電話にでもかけ放題のガラケーでした。
ただしインターネットは使えない。
その月々の料金が2,000円ちょっとで2年間、それを払えばかけ放題のガラケーが使えるのです。
「その電話をお義母さんに買ってあげたらいいね」
と2人で話していたが、そのときは真剣には考えていなかった。
ところが昨日千葉県に住む叔母から女房に電話があった。
「お姉さんに何度も電話してるのに話し中でつながらないのよ」
そのことを女房は私に話し、
「大丈夫かな?受話器が外れているのかな。明日、お母さんのところに行ってくる」といった。
「今から行こうか?」私は車で行くつもりだった。
お義母さんは84歳で1人暮らし、もし倒れていたらと心配だった。
ところが女房の母親は、夜行ってもチェーンをかけて出てこないことがある、という。
耳が遠いから、気がつかないことがあるらしい。
女房は、それから何度も母親に電話していたが、電話は話し中でつながらなかった。
しかし、とうとう9時過ぎに電話はつながった。
受話器は外れていないのに不思議だな、とお義母さんはいっているという。
そんなことがあり、お義母さんには、固定電話の他に携帯電話を持ってもらおうか、となった。
先日、スマホを買った店に行ってそのガラケーを買おうとしたら、端末の在庫がないという。
別な店に行くと在庫があった。
いろいろ店員から説明を受けた。
保険・消費税を加えて月々2,628円だった。
そのお金はうちで月々払うことにした。
今晩母親に、電話する相手先を聞いて、女房が全部電話に登録して明日持って行く。
じつはこれまでお義母さんは、月々の電話代を気にして遠慮してかけていたらしい。
これからお義母さんには、電話代を気にしないでどんどん電話をしてもらいたい。
今も女房は母親と電話で話をして、お義母さんが登録して欲しい番号を聞いている。
女房は、ガラケーのかけ方、受け方などを紙に書いたものも一緒に明日持って行くという。
お義母さんも、携帯電話を持てることが嬉しいらしい。