今日、スーパーで買い物をしながら女房と「今夜、何食べる?」などと話す。
仕事から帰ってきてから、食事の用意をする平日は簡単な夕食ですましている。
私が作れるのなら私がやればいいのだが、それをあの人はよく思わない。
妻は、食事は自分が作るんだと考えている。
だから私は、それ以外の家事はやるようにしている。
昨日私は妻に、「おいしいお好み焼きが食べたいね」といっていた。
それであの人は、ネットで「おいしいお好み焼き」を検索していたようだ。
そんなこともあって私は、「今夜は、お好み焼きにしようか」といってみた。
すると妻が、「それじゃ、お好み焼きにしよう」となった。
「いい動画があった」と妻がいう。
今日のお好み焼きはうまかった。
これまでうちで焼いてきたのはなんだったんだ? という思いにさせられた。
安い材料でもそれなりに配慮して作ればおいしくなるんだな、と教えられた。
私は毎週土曜日夜11時半からの「人生最高レストラン」(TBSテレビ)を観ている。
観ていて、あ・・・俳優やタレントや芸人はいいな、と思っていた。
「それに比べておれには、おいしい料理を食べた店なんてねェな」と思ってヒガンでいた。
私が子どもの頃に住んでいたところは茨城の田舎で、外食などしたことがなかった。
18歳で東京に出てきてもほとんど自炊か、駒込の料理店で中華丼やラーメンを食べていた。
26歳で所帯を持ってからは、ずーっと女房の料理を食べてきた。
万が一、私が「人生最高レストラン」にゲストとして呼ばれたらどうしよう? と悩む。
「この店のあの料理がうまい」なんていえない。
これはまいったな、と思った。
いや大丈夫、私が「人生最高レストラン」にゲストとして呼ばれることはありえない。
でも考えればこれまで観てきた中である漫才師は、ある駅前の立ち食いそば屋だった。
ある程度の歳から売れてきた人にとっては、紹介できる店は少ないと思う。
私はこれからも、「あそこのあの料理がうまい」などとはいえないだろう。
なにしろ年間に1・2回しか外食をしないのです。
今年は先日、東京スカイツリーに行ったときに浅草で、
吾妻橋の手前にあるアサヒビール直営のビアレストラン「フラムドール」で食べただけです。
だから、「あの店のあの料理がうまい」などといえない。
居直っていうわけではないが、私は今の食生活で満足している。
お洒落なレストランや料理店で、おいしい料理をこれからも食べられないと思う。
IKEAで買った安い組み立て式のダイニングテーブルの上で食べる、妻の料理が好きです。
明日の夕食は、すき焼きの予定です。
妻は、おいしい料理(?)を作ることが大好きな人なんです。
このパンは、先週焼いたものです。
たしか水曜日に天ぷらを揚げた。
そして今日の午後に、大学芋を作ってくれた。
これがとても甘くおいしかったです。