徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

失業保険について

2012-03-13 00:10:47 | Weblog
収入がなくなるかも、と思ったとき、

うまくいったら、失業保険をもらえるかも

と考えついた。私はかれこれ3年以上継続して失業保険の支払いをしている。
ということで、労働局に行って話を聞いてみることにした。私たちの街では、労働局は本局のほか、いくつかの支局があり、住んでいる地域の管轄の労働局に行かないといけない、とネットで知った。労働局は

朝7時半

からだったので、1番に到着するように行った。7時半少し前に到着したけれど、当然入口にはカギがかかっていた。中の様子が見え、ドアのすぐ近くにベンチがあり、受付に人が座っていて、私たちに気がついたけれど、もちろんドアは開けてくれない。ソクチくんは『開けて、そのベンチに座らせてくれてもいいのに』とぼやいていた。

時間になり、受付の人がドアを開けてくれ、私たちは受け付けの人に

私のビザを見せながら

私の状況を説明した。
彼女は、『

アカデミック関係は本局へ行ってね

その際、この書類に必要事項を記入して提出してね』
と言った。えっと、アカデミック関係が本局だなんてネットには一言も書かれていませんでしたけど。せっかく一番乗りできるように朝早く出てきたのに、何の役にも立たなかった…

住民登録証明が本局で必要、とのことだったので、本局に行く前に役所に立ち寄り、住民登録証明を発行してもらった。『失業保険のため』というと、

発行手数料が無料

だった。

労働局の本局で、受付の人に状況を説明したら、『ビザを見せて』とのことだったので見せたら。

学生ビザでは、失業保険は支給されません

とのことだった。私のビザには、『フルタイムで年間90日、ハーフタイムで年間180日まで働ける』と書かれていて、それが問題だと。

一応、『失業保険は支払ってますけど』と言ったら、

それは法律で支払うことになっているから

と。支払いは義務だけど、支給の資格はない、ということらしい。
そうだろうとは思っていたけれど、ビザを見て即解決なら、

支局でそう言ってほしかった

2時間近く無駄になった。
無駄ついでに、外人局で、『フルタイムで年間90日、ハーフタイムで年間180日まで働ける』の文章を削除できるかどうか聞いてみることした。

外人局、午前中休み

だった。週に1回、午後に窓口を開ける日があり、当日がちょうどその日だった。
本当についてない1日だった。

ちなみに、後日外人局に行って聞いてみたら、やっぱり『無理』だった。そうだろう。

後日、ソクチくんの友達の彼女(ドイツ人)と話す機会があり、失業保険の話題になった。彼女は最近、Ph.Dの論文を提出し、収入がなくなったので、労働局に行って話を聞いてきたらしい。やっぱり、

学生には支給されない

ということで、彼女は除籍した。

当初は、外国人差別?と思ったけれど、『学生には支給されない』ということで、一貫していた。