徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

コロナ-外出する人たち

2020-04-11 16:34:56 | Weblog
外出制限中とはいえ、イースター休暇真っ最中のドイツ。天気も良い日が多い。

とある雑誌が1枚の写真を付けた記事を出した。ベルリンの

公園の芝生の上で集っている

人たちの写真。確かにグループとグループの間は

数メートル距離

があることが多く、一見密集はしていないけれど、よくよく見るととても同居している家族とは思えない同年代の男性4人のグループがあったりする。撮影日は2020年4月8日になっている。


北海にSylt島がある。その島に別荘を持っている人も多く、通常、その島に住んでいる住民は18,000人程度だけれど、イースター休暇には例年延べ330,000人程度になるらしい。

今、その島とは行き来は基本的にできないようになっている(流通関係や仕事関係を除く)。政府からはイースター休暇中も、親族訪問を含め、旅行は控えるように要請されている。

が、イースター休暇をSylt島でどうしても過ごしたい人もいるようで、ドイツでは住民登録の際に、主な居住地のほか、別宅を登録することができるので、その別宅を主な居住地に変更し、

島民

として別荘に移動したり、前もって荷物を送り、自分たちは自家用車に「○○修理屋」みたいなスティッカーを貼り、

仕事です

として島に行くらしい。なんなら、偽の契約書も作成も作成することもあるらしい。
でも、ビーチでは警察が取り締まりを強化しているらしい。

ドイツでは今、感染者の増加率が落ち着いてきている、との見方があるけれど、2週間後はどうなっているんだろう。