徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

使っているテキスト(ハープ)

2020-04-21 16:22:51 | ハープ


レッスンで使っているテキストはこの2冊。日本で習っていた時に使っていたものをそのまま使っているけれど、

最初からやり直し

た。先生は『日本でどこまでやった?続きから始めましょうか』と言ってくれたけれど、最後にハープを触ってから

10年以上

経っていたので、最初からやり直してもらった。写真の右側はエチュード、左側は曲のテキスト。エチュードのテキストは、初めてハープを習う人の多くが使用していると思う(日本で)。

日本では月4回、1回30分のレッスンだったけれど、今は週1回、1回60分前後のレッスン。今は家で練習もできるので進みが早く、曲のテキストは、92曲中80曲が終了した(レッスン期間2年弱)。日本では、2年かかって約35曲だった。

曲もエチュードも、今の先生は早く弾くことを好む。日本でのレッスンは「OLのお稽古」だったので、なんとなくできれば次に進んでいた(それでも1つの練習曲に1か月とかかかった)けれど、今は、

テンポをどんどん上げて

終了。「Slowly」と書かれている曲でも、「そんなにテンポ上げますか」と言うくらい上げる。私の限界までテンポを上げてその曲を終了する。大体毎週合格するけれど、どうしてもテンポが上がらない曲もある。レッスンで先生にアドバイスをもらうとかなりテンポが上がるので、やっぱり独学では無理だな、と思う。

曲のテキストは、知らない曲から有名な曲まであるけれど、どの曲もきれいにアレンジされているので、弾いていて楽しい。テキストの後半に入ってきたら、時々先生が『こんな感じね』と弾いてくれるようになった。先生がアマリリスを弾いてくれた時、『かわいい!弾きたい!』と思ったけれど、私が弾いても

かわいさが全然なく

てびっくりした。アルペジオが多用されているので、アルペジオの粒がそろったり、雑音がなかったり、抑揚をつけたりで、こんなに違うんだな、と思った。

先生は『テキストを見ながら弾く練習をして』と言うけれど、テンポが上がれば上がるほど

テキストを見る余裕がなく

なるし、テンポが上がるまでに私はずいぶん弾く必要があるので、結局

暗譜

する。いつかテキストを見ながら弾ける日が来るのだろうか。