徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

コロナ-電車・バスのチケット

2020-06-11 16:59:40 | Weblog
おそらくドイツ全土で電車に乗る際に改札ゲートはない。チケットを購入したらそのまま電車に乗る。バスは、バス乗り場に券売機があればそこでチケットを購入するし、なければ運転手さんから買う。すでにチケットを持っている場合は、運転手さんにチケットを見せる。

私が住む街では、4回券があり、1回券を4回購入するよりも少しお得に買える。この場合、Uバーンとバスは車内にある機械に4回券を差し込んでスタンプを押し、チケットを有効にする。Sバーンの場合は、駅にその機械があるので、乗車する前にチケットを有効にする。

コロナ以前は、時々スタッフが3人組で電車やバスに乗り込んでチケットの確認をしていた。彼らは私服を着ているし、電車が駅に到着する直前に車内検札を一旦止め、乗客のふりをするので捕まる人も時々いる。

コロナの影響で、3月上旬にはバスの運転手には近づけなくなった。バスも電車も、スタッフが乗り込んでチケットをチェックする、というのも、車内がその分密になるのでやらないだろうな、と思っていた。その結果

無賃乗車が増えた

ようで、先日はプラットホームに行く手前でスタッフがチケットを確認していた。

無賃乗車をしようと思えば可能(Uバーンなら4回券を見せて車内でスタンプを押さなければいい)だけれど、心理的に効果があるのか、

その駅の利用を避ける人

が結構いた。

私は定期券を持っている。その定期券は、専用のリーダーで読み取らないと「どのエリアに対していつまで有効」というのは分からない。普段はスタッフに定期券を渡し、スタッフが専用リーダーで定期券が有効かどうかを確認する。
が、やはり不特定多数との物のやり取りは今は危険なので、

見せるだけ

で問題なかった。

今駅に立っているスタッフ、「今から電車に乗る人」よりも、「今電車から降りてきた人」をチェックするほうが無賃乗車の人を捕まえられる気がする。