徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

暴動が起こる

2020-06-23 13:29:51 | Weblog
私が住んでいる街は、ドイツでも比較的治安がいい、と言われている。
が、暴動が起きた。警察の記者会見でも、「今までなかったことなので、大変ショック受けている」とあった。

10代20代の若者数百人が街中に集まり、お酒を飲んだりしていたところに、警察官が薬物使用(販売?)の疑いで23時30分ごろ職質をしたところ、周囲の若者が石や瓶などを警察官に投げつけた、というところから始まったらしい。

応援に駆け付けた警察官やパトカーも攻撃され、近くのお店の窓も割られて商品の略奪もあったらしい。
最終的に事態が収束したのは翌日4時半。警察官10人以上が入院、パトカーも10台以上が壊されたという。

逃げた若者も多いけれど、中には捕まった人もいる。
最近は減ってきているけれど、ドイツではこういう時に「移民の背景があるか」が報道されることがある。本人はドイツで生まれてドイツ国籍だけれど、祖父母や両親が移民でドイツに来た、とか、本人自身が移民でドイツに来たとかそういう場合は「移民の背景がある」とされる。

今回の暴動で捕まった人は、移民の背景がある人もいればない人もいるらしい。

警察は引き続き暴動に関わった人を割り出すつもりだけれど、マスクで顔を覆っていた人が多いようで難航しているらしい(店の監視カメラなど)。

コロナの影響で夜の遊び場がなくて、することがなくなった若者が集まった結果なのかな、と思う。
このままずるずると治安が悪化しませんように、と願わざるを得ない。

コメント
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