ドイツの住宅には網戸は基本ついていないので、窓を開けたらいろいろなものが入ってくる。それではやはり不便なので、網戸のネットは売られている。たいていの人は、そういうネットを購入して
窓枠に両面テープなどでマジックテープ状のものを貼り、それにネットをくっつけて
使う。当然そのネットは移動させられないので、ドア部分には使えない。ドア部分用には、上部と横をテープで固定し、真ん中がマグネットで開閉できるものが使われる。
あお家には、テラスに出られる窓がある。そこにマグネットで開閉式のネットを使っているけれど、数年で使えなくなるので、以前からソクチくんが『網戸を作りたい』と言っていた。
デザインを考えていたソクチくんが、私に1枚の写真を見せた。日本の古い住宅によくある、二間以上つながっている和室の南側に廊下があり、和室を通らなくても次の和室に行ける廊下の写真。曾祖父母の家にも、父の実家にもあった。『
これ、何ていう名前?
』と聞かれた。「え?特別な名前があるの?」と思い、調べた。調べた結果
くれ縁
と言うらしい。さらにソクチくんから質問が来た。『
そのくれ縁の外側の窓は何ていう名前?
』
…特別な名前があるのか?と思いつつも面倒だったので『えー。「窓」だよ。それか「ガラス窓」』と答えたら、『じゃあ、その窓を開けてほしいときは何て言うの?』と聞かれたので、『「くれ縁の窓を開けて」で通じる!』と言い切った。
その後心配になったので、一応実家の両親に聞いてみたら、『「廊下の窓を開けて」で通じるよねぇ』と言っていた。一般的なのか、あお家独特なのか。
ソクチくんはそのくれ縁の窓のデザインを参考に網戸を作りたいようで、出来上がりが楽しみ。
窓枠に両面テープなどでマジックテープ状のものを貼り、それにネットをくっつけて
使う。当然そのネットは移動させられないので、ドア部分には使えない。ドア部分用には、上部と横をテープで固定し、真ん中がマグネットで開閉できるものが使われる。
あお家には、テラスに出られる窓がある。そこにマグネットで開閉式のネットを使っているけれど、数年で使えなくなるので、以前からソクチくんが『網戸を作りたい』と言っていた。
デザインを考えていたソクチくんが、私に1枚の写真を見せた。日本の古い住宅によくある、二間以上つながっている和室の南側に廊下があり、和室を通らなくても次の和室に行ける廊下の写真。曾祖父母の家にも、父の実家にもあった。『
これ、何ていう名前?
』と聞かれた。「え?特別な名前があるの?」と思い、調べた。調べた結果
くれ縁
と言うらしい。さらにソクチくんから質問が来た。『
そのくれ縁の外側の窓は何ていう名前?
』
…特別な名前があるのか?と思いつつも面倒だったので『えー。「窓」だよ。それか「ガラス窓」』と答えたら、『じゃあ、その窓を開けてほしいときは何て言うの?』と聞かれたので、『「くれ縁の窓を開けて」で通じる!』と言い切った。
その後心配になったので、一応実家の両親に聞いてみたら、『「廊下の窓を開けて」で通じるよねぇ』と言っていた。一般的なのか、あお家独特なのか。
ソクチくんはそのくれ縁の窓のデザインを参考に網戸を作りたいようで、出来上がりが楽しみ。