洗濯機

使わせてもらっている洗濯機が壊れた。持ち主の同居人は、

手洗いすればいいのよ

と軽く言うけれど、手洗いのつもりで着る服を選んでいたわけではないし、1年くらい前に一度洗濯機が壊れた時、洗濯中のものを絞ったりしていたら

軽くぎっくり腰

になったことから、少なくとも今回は洗濯機で、と思い、友達に貸してもらった。急なお願いだったにもかかわらず、快く使わせてもらえてラッキーだった。

で、その洗濯機、いつ修理するのかと聞いてみたら、

今月末に新しく買う

という。2週間以上先なんですけど…
私はテレビも冷蔵庫も電子レンジも、なければないで構わないけれど、洗濯機だけはどうしてもほしい。日本で働いていたとき、テレビが壊れても、電子レンジが壊れかけても放置していたけれど、洗濯機が壊れた時は

翌日会社を休んで購入

しにいったくらい必要。それなのに、3週間近く使えないなんて。

壊れた洗濯機は12年使用した、という。それを聞いて私は『あぁ、壊れる時期ね』と思ったけれど、同居人は

まだそんなに古くない、まだ使えたはず

と、いろいろな人の使い方が悪かったことを言い出した。
日本では電化製品はだいたい10年、と言われるけれど、ドイツでは違うのかしら、と思い、友達の1人に聞いてみた。

12年だったらまだまだ現役よ

という返事。そういうものかなぁ、と思いながら、今度は日本人に聞いてみた。

12年だったらよく使ったほうじゃない？

と。そうだよね、私、そういう反応を期待していたわ。

これからしばらくは手洗い生活。計画的に服を選ばないと。そして、ぎっくり腰に気をつけないと。

ピクニック

天気もいいし、ということで、この前の誕生日パーティに参加した元クラスメイトとピクニックに行ってきた。場所は、お城があるからぜひ一度行ってみたかったけれどまだ行ったことのなかった場所。調べてみたら、

2ゾーンで行ける

3ゾーンとの境目だけれど、2ゾーンと言えば遠くない。むしろ、近い。実際、バスで30分程度だった。しかも、バスでお城に横づけで、とてもお手軽。

お城と言っても、観光名所になるような立派なものではなく、こじんまりとしたものだったけれど、外観は素敵だった。時間があれば中をガイドツアーで回っても良かったけれど、今回は外だけ。

夏の間は結婚式場として利用できるらしく、私たちがピクニックをしていた午後の数時間だけで2組のカップルを見かけた。

お城は高台にあり、街を遠くまで見下ろすことができた。お城の前には芝生があり、たくさんのドイツ人が憩っていた。当然、

上半身裸になる男性、水着になる女性

もとても多い。相当日焼けしたいらしい。
そして、小さいBBQセットを持ち込んでBBQするグループも。BBQできそうな場所はもう少し離れたところにあったから、その芝生の上でもOKなのかどうかは不明だけれど、誰も何も言わず、BBQを楽しんでいた。

ドイツでは、週末はこうしてゆったりと過ごすんだな、と思った。サマータイムだから日没は遅いし、湿度が低いから気温が23度くらいでもとても涼しく感じるし、ぜいたくなひと時だと思う。

誕生日パーティ

元クラスメイトのインド人の誕生日パーティに行ってきた。彼は毎年ちゃんとパーティを開いているから、かれこれ5回目。最初の年は誕生日の近い私と合同開催し、その後も何回か『一緒にパーティする？』と聞いてくれたけれど、面倒くさがりな私は断ってばかりで、結局今年は打診すらなかった。

会場は去年と同じ、彼の寮のパーティルーム。集まったのは、私たち、元クラスメイトでまだ市内にいる人+そのパートナーで8人、彼のMBA同期が10人程度の合計、20人くらいが集まった。

カレーを食べ、お酒を飲み、そしてバースディケーキ登場。

ろうそくが『72』になってる

『72歳の誕生日にも使えるね！』と気の長い話をしつつ、彼が願い事をしてろうそくを吹き消した。

私たちが学生（&それに近い）だから、なのかもしれないけれど、こういうケーキはいつも

スーパーで売っている冷凍ケーキ

を調達する。1ホール8～10ユーロ位。決して、『まずくて食べられない』ということはないけれど、やっぱり美味しくはない。

久々に会う元クラスメイトと近況を話し合い、パーティ当日は祭日だったけれど、翌日は平日だったので、みんな、10時過ぎには帰って行った。謎なのは、

彼の本当の誕生日は土曜日

ということ。しかも、彼自身、土曜日は時間があるという。だったら祭日にパーティを開くのではなく、土曜にパーティを開けば、みんな、遅くまでいられたのに。