徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

コロナ-マスク

2020-06-12 14:58:44 | Weblog

3月の時点であお家にあったマスクは、以前友達が送ってくれた不織布のマスクが数枚のみ。当時はまだ「マスクを着用」の雰囲気ではなかったし、私は外出することがなくなったのでそのまま保存しておいた。

5月上旬からお店や公共交通機関でマスクの着用が必須となった。鼻と口を覆うことができればスカーフでもなんでもOKなので、なんとなくもったいない気がするけれど不織布のマスクを使おうかな、と思っていた。

が、5月、ソクチくんが

花粉症

になり、不織布のマスクは譲ることにした。

私はハンカチを折ってマスクにするのをネットで見てそれを使うことにした。使ってみると

洗濯機で洗えるし、すぐ乾く

ので、「近所のスーパーへの買い物程度なら意外といいかも」と思っていたけれど、やっぱり布マスクも欲しいな、と思っていた。そんな時、義母が私とソクチくんに1枚ずつ作ってくれた。ワイヤー入りでマスクも大きめでなかなかいい、と思っていた。

が、ソクチくん、『マスクが長すぎて

顔幅と合わない

』と言い出した。

私にはぴったり

だけどね…
私が使うよ。

さらに、友達も作ってくれた。ワイヤーを入れる穴もあるし、ポケットもあってなかなか機能的。義母のマスクは「布は再利用かな?」という柄だったけれど、友達のはかわいい布を使ってくれてあった。

その後、公共交通機関を運営している会社から「定期をお持ちのお客様でご希望の方に布マスクを差し上げます」と手紙が来たので申し込んだ。

先日そのマスクが届いた。立体型のマスクで、長方形ではなく、鼻の部分を頂点にして外側に向かって幅が狭くなっているタイプ。色は、マスク本体はオフホワイトで、ゴムは黒。思ったよりいいけれど、やっぱり

ロゴが目立つ

のがちょっと。

ソクチくんの職場では、廊下や階段などではマスク着用が必須となり、

布マスク2枚が支給

された。色はそれぞれ白とグレー一色。長方形の普通のマスクだった(ロゴなし)。

当面はこれで乗り切れるはず。


コロナ-電車・バスのチケット

2020-06-11 16:59:40 | Weblog
おそらくドイツ全土で電車に乗る際に改札ゲートはない。チケットを購入したらそのまま電車に乗る。バスは、バス乗り場に券売機があればそこでチケットを購入するし、なければ運転手さんから買う。すでにチケットを持っている場合は、運転手さんにチケットを見せる。

私が住む街では、4回券があり、1回券を4回購入するよりも少しお得に買える。この場合、Uバーンとバスは車内にある機械に4回券を差し込んでスタンプを押し、チケットを有効にする。Sバーンの場合は、駅にその機械があるので、乗車する前にチケットを有効にする。

コロナ以前は、時々スタッフが3人組で電車やバスに乗り込んでチケットの確認をしていた。彼らは私服を着ているし、電車が駅に到着する直前に車内検札を一旦止め、乗客のふりをするので捕まる人も時々いる。

コロナの影響で、3月上旬にはバスの運転手には近づけなくなった。バスも電車も、スタッフが乗り込んでチケットをチェックする、というのも、車内がその分密になるのでやらないだろうな、と思っていた。その結果

無賃乗車が増えた

ようで、先日はプラットホームに行く手前でスタッフがチケットを確認していた。

無賃乗車をしようと思えば可能(Uバーンなら4回券を見せて車内でスタンプを押さなければいい)だけれど、心理的に効果があるのか、

その駅の利用を避ける人

が結構いた。

私は定期券を持っている。その定期券は、専用のリーダーで読み取らないと「どのエリアに対していつまで有効」というのは分からない。普段はスタッフに定期券を渡し、スタッフが専用リーダーで定期券が有効かどうかを確認する。
が、やはり不特定多数との物のやり取りは今は危険なので、

見せるだけ

で問題なかった。

今駅に立っているスタッフ、「今から電車に乗る人」よりも、「今電車から降りてきた人」をチェックするほうが無賃乗車の人を捕まえられる気がする。


役所から手紙が来る

2020-06-10 13:28:43 | ソクチくん
ソクチくんが『タイヘン。

Amt für öffentliche Ordnungから手紙

が来た』と、緊張した面持ちで帰ってきた。あお家に来る役所からの手紙はだいたい私の滞在許可関連で外国人局(Ausländeramt)と税金関連で税務署(Finanzamt)から。

役所からの手紙で心当たりがあったのが、2月末に申し込んだソクチくんのパスポートの受け取りのお知らせだったので、「Amt für öffentliche Ordnungは何?」と思いつつ『やっとパスポートができたんじゃない?』と言ったら、『

管轄が違う

』と言われた。Amt für öffentliche Ordnungは、Amt=役所、öffentliche=公共の、 Ordnung=秩序で、例えば、焚火禁止の場所で焚火をしていたり、隣の家の生け垣が伸びて自分の家に入って来たりしたときに通報すると対応してくれる役所らしい。そして、こちらからでなく、先方からコンタクトがある場合は

車のスピード違反の罰金

であることが多いらしい。ソクチくんはちゃんと道路標識を見て運転するので、スピード違反をしたとは思えないので、「なんだろう?」と思いつつ手紙を開封した。

やっぱり

パスポートの準備ができた

のお知らせだった。封筒に印刷されている差出人はAmt für öffentliche Ordnungだったけれど、中身の手紙の差出人はソクチくんがパスポートの申し込みをした

支所

だった。封筒の再利用をしたのか何なのか知らないけれど、紛らわしい。

罰金ではなかったのでほっとしたソクチくん、実家に電話をした。『Amt für öffentliche Ordnungから手紙が来た』と言ったら義母は『スピード違反の罰金?』と即座に聞いた。Amt für öffentliche Ordnungのイメージ=スピード違反の罰金なのだろうか。


キンカン-3か月

2020-06-09 13:11:27 | 植物成長日記


種まきから約2か月後に鉢に植え替えをした後、6鉢をソクチくん実家に持って行った。写真はソクチくん実家で育ててもらっているキンカン。

日当たりがいいせいか、水遣りが上手なのか、葉っぱが大きくなって背丈も少し伸びた気がする。

一方、私が面倒を見ているあお家のキンカンは

成長していない

気がする。ここ最近は「ちゃんと育っているんじゃない?」と思っていたけれど、先月の写真を見たらあまり変化がなかった。確実に育っていると実感できるのは1鉢。開いた直後で小さかった葉っぱが大きくなり、

次の葉っぱも開きつつ

ある。水遣りのタイミングがよく分からず、枯れかけている葉っぱがある苗もあるけれど、今のところは22鉢全部生き残っている。


コロナ?-あるギムナジウムの場合

2020-06-08 15:11:17 | Weblog
ソクチくんのいとこの一人がバイエルン州のあるギムナジウムで教師をしている。最近はいろいろな教育システムが出てきているけれど、ギムナジウムは古くからある公立の学校の1つで、大学進学希望者が5年生から12年生(高校3年生)まで通う。以前は13年生まであったけれど、何年か前に12年生までとなった。

ギムナジウムの先生は、美術の先生を除いて

原則2科目以上

教えることになっているらしい。ソクチくんのいとこはドイツ語と歴史。ソクチくんが卒業したギムナジウムの美術の先生は地理も教えていたらしい(ただし、地理は低学年のみ)。中には3科目教える先生もいたらしい。

考えてみれば、日本でも小学校の先生はほぼすべての科目を教えるので、「この科目は低学年(5~6年生)のみ」とすれば変わらないのか。

さて、そのソクチくんのいとこ、コロナのせいかどうかはいまいちはっきりしなかった(今年度最初からそうだったのかも)けれど、今

週に8コマ(1コマ=45分)

のみの授業らしい(ドイツ語+歴史の授業の合計)。年度によって授業のコマ数が変動するけれど、8コマは通常の半分以下だと思う。

そのギムナジウムでは、今はコロナの影響で体育の授業は中止しているけれど、体育の先生も仕事をしないといけない。体育の授業の代わりは

休憩中に生徒が集まらないように注意

することらしい。


ハダニが付く

2020-06-06 17:38:53 | 植物成長日記
あお家の植物には、結構頻繁にハダニが付く。最初は「もしかして土に住んでる?」と思っていたけれど、あお家で育てた苗を日本人の人にあげても、そこではハダニの被害は聞かないので、毎年『おかしいな、どこからハダニがやってくるんだろう』と思っていた。が、どうやら

あお家の外(建物のすぐそば)にハダニの巣

があるようで、窓の外側をハダニが歩いているのをよく見かけるようになった。窓の隙間からハダニが侵入していると思われる。

今年はシソ(2018年はシソと思ったらエゴマだった)を育てているけれど、やっぱりハダニが付いた。薬を撒くわけにはいかないので、バジルと一緒に外に出し、1日に2回、葉っぱに水をかけてハダニ退治を試みている。

やっぱり外だと気温が低いので、シソもバジルも生長が遅いし、なんとなく葉っぱも硬い気がする。そのうえ、

クモやバッタ

など、他の虫もつくので、早く室内に戻したい。


中国産干し椎茸を食べる

2020-06-04 15:36:51 | Weblog
先日日本食材屋さんで購入した中国産干し椎茸を食べた。

初の中国産干し椎茸なので、まずは戻し方を確認した。

80度のお湯に10分つける

となっていた。今まで使っていた干し椎茸のパッケージには、「急ぐときはお湯で戻してもいいけれど、風味が落ちるので水でゆっくり戻す方がいい」と書かれていたのでびっくりした。

次に気になるのは、戻し汁は使えるのか、ということ。賞味期限が1年以上あるので、なにかで加工されているのではないかと不安に思っている。パッケージには

戻し汁はこぼし、椎茸を流水ですすぐ

と書かれていたので、戻し汁は使わなかったし、戻した後流水ですすいだ。戻し汁を使えないのは残念だけれど仕方ない。

お湯で戻す、と書かれていたけれど、水に数時間つけて戻してみた。ふっくらとして肉厚でまるでどんこのように見えるけれど、日本のどんこと違って

つるっと

している。そして、つけすぎたのか、とても柔らかかった。

その他、いつもと違うな、と思った点は、日本の干し椎茸には石づきが付いているけれど、この干し椎茸は

石づきがきれいに切り落とされて

いた。味は、慣れているせいか、いつもの干し椎茸のほうが風味があっておいしい気がした。日本食材屋さんでも日本産干し椎茸が手に入らないのなら、次干し椎茸を買うときは、アジアンショップで別のメーカーの商品も探してみようと思う。


冷凍の魚がなくなる

2020-06-02 15:24:36 | Weblog
普通のスーパーで売られている冷凍の魚はマグロ、鮭、鮭的な魚(Wildlachs。Lachsは鮭)、ヒラメっぽい魚くらい。鮭的な魚は、いまいち何なのかよく分からない。調べてみたら、どうやら鮭は鮭らしいけれど、普通の鮭よりも脂は少ない。値段は、Wildlachsのほうが安い。

カウンターで売られている魚(生食できるものもある)もあるけれど、なんとなく怖くて私は手を出せない。

大型スーパーに行くと、小鯵丸ごと(内臓あり)がお手ごろな値段で売られていて(冷凍)、料理好きな友人はよく買っているけれど、私はゴミも出るしな、と、買ったことがない。

オランダにある北海水産は、社長が静岡県で魚の加工を学んだそうで、アジの開きや塩鮭、ウナギといった魚を売っている。以前はミニマムオーダー制で、200ユーロ(その前は150ユーロだった)以上でないと注文できなかったので、近所に住む日本人同士グループで注文することが多く、私も何年かは混ぜてもらっていた。

今は、ミニマムオーダー制ではなく注文金額に応じて配送料を支払うことになり、

200ユーロ以上注文しても配送料が必要

になったため、なかなか『私も混ぜて』と言いにくくなったのでお休み中。あお家の冷凍庫が十分大きければ、『今月はうちが取りまとめます』とできるけれど、他人に乗っかるだけなので『混ぜて』とはなかなか言えない。1年に1回くらい北海水産が売りに来てくれるので、その時に購入している。

こういう状況なので、あお家はスーパーで主にマグロと鮭を購入している。近所のスーパーでもこの2点は購入できたけれど、

3月からマグロが消えた

まま。でも、その時、鮭は『もしかして誤発注しちゃった?』と思うくらい大量に売られていた。普段は魚のコーナーでない冷凍庫も鮭でいっぱいだった。

それなのに、ついに鮭も消えた。あんなに大量にあったのに。代わりに、

エスカルゴ

がたくさん売られていた。エスカルゴは食べないな。


コロナ-ホームオフィス再度延長

2020-06-01 15:33:34 | Weblog
ソクチくんの職場は、5月いっぱいまでホームオフィスの許可が出ていた。5月も終わりになり、この後はどうなるのかな、と思っていたら、

2週間延長

となった。

国や州からの制限が緩くなってきたものの(それでもまだ可能であればホームオフィス推奨)、他人との距離を取る必要があるのでまだ本格的に通常業務に戻れるのは先だけれど、時間的にそうも言ってられない状況になりつつもある。

ソクチくんの話だと、電車の中でマスクをきちんと着用しているかチェックする人はいないらしく、鼻が出ていたり、あごにしている人が結構多いうえ、最近は人出も多くなり、4人掛けのボックス席に2人以上座ることになることも多いらしいので、ホームオフィス延長はありがたい。

が、やっぱり週5で終日2人でリビングにいると、いろいろ疲れる。出勤してほしいなぁ、と思うけれど、出勤の日は空いている電車を狙って朝早く家を出るため

5時起床

の私たち。それはそれでキツイ。ホームオフィスの日でも5時半に起きるので、30分しか変わらないけれどその30分が私には大きい。いつになったら前の生活に戻れるのだろう。