喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



毒きのこを食べて死んだとか、病院に運び込まれたというニュースが目につくようになると、怖いと思いつつもきのこシーズンが来たなぁと。今年はツキヨタケとニセクロハツで、特にニセクロハツは生で食べたらしいからな。きのこは基本生で食べると食用であれ危険だというのに。。。ということで自分も今日は実家の裏山へきのこ狩りに行ってきました



こちら裏山。昨日も日光白根山で大量のきのこを見てきましたが、9月の気候は雨も多いし気温もほどほどでかなりきのこの発生にはいい条件な気がします。去年の9月は全然きのこが見当たらなかったが、今年はどうか?



祖母の家の裏から相変わらずの茂みを通り抜け、父が昔からよく知るキノコの発生場所へ。



あるある、やっぱり当たりだ。いろんな種類のきのこが見つかりました。特に多かったのが、ウラムラサキシメジ。これは父が昔から食べているキノコで、父はこれをムラサキシメジと呼んでいるが、表面は‏‏茶色なので、正式にはウラムラサキシメジで間違いないんだろう。



これはカラカサタケで間違いなさそう。高さ40cmにもなる背高きのこです。長い柄とツバが特徴的。傘が開く前のものもあり、初めて見たが面白かった。こいつは食べられるそうだ。



これはツチグリだろう。初めて見た。天気によって開いたり閉じたりする。晴れが続くと閉じるようだが、開いていたのでキノコにはいい環境なんだろう。食用だが、つつくと煙が出るし食べる気にはならん…



こちらは毒キノコのテングタケだな。固まって大量発生していた。毒とか以前にブツブツがあってそもそも食べてみようという気が起きない。というかそんなもの素手で触らないでくれ、父よ。



シロテングタケ。見た目からして毒キノコだが、粉っぽさが特徴。



これはドクツルタケでしょうか?でもツバのようなものはなかった気が。。。こんな感じの白いキノコは至る所に生えていた。



ドクベニタケ?触る気すら起きなかった。



こいつは分からん。裏がスポンジ状で見た目からもイグチ系だと思うが、今日一番多く見かけたきのこであった。写真を見るとイロガワリかとも思ったが、傷つけても色変わらず。強い毒性ではなさそうだが手は出さず。

あとはクラウラベニタケがかなり生えていた。柄の中が空洞。父もこれにはよくあたって腹を壊していたらしい。もともとこの山のキノコはクサウラベニタケ、ウラベニホテイシメジ、ムラサキシメジで9割と言っていた割に食べられるウラベニホテイシメジはなかったようだ。今年は色々生えていたが何だか毒キノコばっかだったような…



ということで豊作豊作。帰ってとりあえずウラムラサキシメジを食べてみた。う~む、市販のきのことは香り、味、風味ともに違う!うまいです。今はネットがあるから同定もしやすいが、昔の人は図鑑と先祖からの知恵だけで判断してたんだろ?同じキノコでも時期によって見た目変わるし本当恐ろしいことしてたんだなと思う。まぁ食べるのは絶対安心なものに絞って、長く楽しめればと思います。


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