喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



ここ最近はきのこ狩りもやっていないので、軽く状況を見てくるかということで思い立って行ったのだが、身近にこんなコースがあるとは!といい発見ができたハイキングの話。墓参りもできていないので、キノコ狩りの前に墓参りに立ち寄りました。





コロナ禍になってから行っていなかったような気がする。。コロナを言い訳にしてはいけませんね。墓参りも今回帰省した目的の1つだったので行けてよかった!



お墓の裏から、山の方に抜けられないか試みたが残念ながら川で行き止まりだった。。



今回は示現神社からてっぺん山へアプローチ。示現神社ではお祭りというか人がたくさん集まって宴会をやっていた。普段はかなり静かな神社だがイベントもやっているんだな。



赤いテープがあるので、それをたどっていけば頂上へはあっという間だが、ここを西に逸れてきのこのコロニーを探す。



しかし、見事なまでに無い!いつもはドクツルタケとか食べられないキノコくらいは生えているのにそれすらないとは。。この山はもうキノコは生えないのか!?仕方ないのでてっぺん山にでも登っていくかと目的を切り替える。この時期はまだ蚊もいるはずだけど、それも数が少ないです。今年は気候が暑かったから生態系も影響を受けているんだろうか?



父が幼少期によく遊んだという岩山。ここでホウキタケをとったという話は3年前にも聞いたこと。でもその時にちょっと気になっていたのが、てっぺん山の頂上から尾根づたいで隣の山にも行っていたということ。てっぺん山に登って終わりというのもつまらないので、どうせならそっちまで行ってみようという話にこの辺りでなったのだった。



てっぺん山山頂。先ほど示現神社でイベントをしていたように、ここでも昔(60年くらい前)は5月になると、酒盛りをしたらしいです。一時期は誰も立ち入らない山になったのだろうけど、足利百名山に指定されて、ハイキングしに来る人も居るのか割と道はしっかりしていました。ちょうど真下を北関東道が通っていますね。

ここで父が「昔はここから隣の山に行って遊んだものだよ。遠くから見るとトンビの形をしていたからトンビ山と呼んでいてね」と。とりあえず下って行ったが、、





てっぺん山からの道はちょっとわかりにくい。GPSで位置を確認しながら進みます。「岩がゴツゴツしているところに出るはずなんだけどね」という通り、やがて岩場に到着。「昔はもっと岩が出ていたはずだけど、だいぶ埋まってしまったみたいだね」とのことなので、60年の月日を経て大分腐葉土などで埋もれてしまったのでしょうな。



そしてトンビ山へ到着!父も半世紀ぶりの登頂に感慨深そうです。で、ここからさらに先には父も進んだことがないそうなので、行ってみようと。いうことで半世紀ぶりの地元の山新規開拓にチャレンジすることに。



びっくりしたのが、トンビ山を進むとすぐハゲ山地帯に突入したこと。これは太陽光を作るために伐採したのか??(後ほど、その理由がわかることに)そのせいかすごく景色が良いです。地元にこんないい景色が楽しめる場所があるとは!Top写真はパノラマ写真だが、アシコタウンの方まで眺められるので、かなり見通しもよい。夜景もきれいでしょうがさすがにここにくるまでが大変かな。



さらに進む。このままいくとどこに着くのだろうか?一応月谷にある飯縄神社に着くルートはあるようだが、さらに奥にいくなら足利城CCあたりまで行けるのだろうか?それは今度行ってみようかな。



途中、やたらと太い一本松を発見!明らかに他の松とは樹齢が違うぞ・・・!?特に何かに囲われたわけではなくて普通に一本の木として立っているだけだが、その大きさは必見だと思います。



立札のガイドも何もないが、神社の方に向かうと、なにやらのようなものを発見。それとも何かを祀っているのか?ロープでも縛られていて明らかに人工物です。さわってトラばさみみたいのが出てきても嫌だし、避けて通ったのだった。



間もなく飯縄神社登場。こじんまりとしていますが、、



その階段の長いこと!え、これ何段あるのだろう?と思って数えてみると



一番下までで300段弱ありました。下から登っていくとかなり大変でしょう。



ちょうど帰り際に、近くの家の庭の手入れをされている方にいろいろ話を聞くことができました。
・先ほどの木の伐採地帯は、ココワイナリーの学生が、椎茸の原木として使うために伐採したもので太陽光のために伐採されたものではない。
・昔はため池があったが、北関東道を作るときに埋め立てられてしまった。

おそらく父とそれほど歳も離れていないような感じでしたが、父との面識はない様子。でも、父もこのハイキングでいろいろは発見があり、充実した1日になったみたい。地元に70年住んでいても、まだまだいろんな発見があるわけですからね。引退してからも楽しみを持って過ごしてもらいたいものです。



ルートはこんな感じ。あ、北関東道の真上を通ってるんだなというのを感じながら歩いたのが面白かった。




家で一休みして、はま寿司で昼 兼 ディナーを取って帰宅。那須岳にも行ったし、地元の里山で新しい発見もあったし自分にとってもいい気分転換になりました。飯縄神社へ降りずにどこまで行けるかは別の機会にぜひ歩いてみたいと思います。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )