喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



今回の旅行も早くも3日目、今日は朝から玉川温泉自然研究路を散策する予定だったので、早めの起床です。自然の力強さを感じられるので、是非母にも見てほしいところだが、大分お疲れのようなので休んでおいてもらうことに。一昨日は登山で、昨日は弾丸プランだったからな、少し厳しかったか。。





今日も良い天気だこと。山の中だからもっと涼しいかも思ったら意外とそうでもなかった。


⑱玉川温泉自然研究路(6:25-7:30)


自然研究路は玉川温泉からは近いのだが、新玉川温泉からは12、3分歩く必要があります。この間に熊が出ないかなという心配はあったが、大丈夫でした。



これはこれで、自然散策路のようで気持ち良いです。右手は高い崖になっていて、左手も切り落ちているから、あまり動物も通らないかな。





おっ、玉川温泉旅館が見えてきた。ここで繋がっていたのか。前回は自炊部に泊まったので、今回の新玉川温泉旅館と比べるのはできないが、何もない一間の部屋で過ごしたのが懐かしい。





自然研究路の入り口へ。奥にはたちこめる白いガスが。ここを見ずには玉川温泉を去れません。



この噴き上げ、9年前に来た時と同じと思うが、その間ずっと吹き出し続けているんだよな。どこにそんなエネルギーが。。と思ってしまう。何事も有限なのに、10年程度では全くそれを感じさせないです。



岩盤浴の場所でなくても、煙が吹き出している所は地盤が温かく、普通に寝転んでいる人も。結構虫もいるので直で寝るのは勇気が要りますね。





川底から湧き出す源泉。源泉は98℃というが、ここの川は何℃くらいあるのだろうか。



特に白いガスが吹き出している穴の周りは黄色く変色している。そしてとどろく轟音。個人にこれが自然研究路の1番の見どころです。



初めてみる父もこの景観には驚いていたようでした。地球に秘められたエネルギー、これでもほんの一部であることを考えるとスケールの大きさを感じます。秋田にはここのような地獄谷的なスポットはいくつかありますが、玉川地区ではここだけなのだろうか?この地盤の下がどのようになっているか気になります。



朝から5000歩以上歩いてお腹もすいてきました。戻って朝食だ。2時間後に再びこの玉川温泉に戻ってくることになるとは、、実はちょっと思っていました。


(朝食 7:40-8:30)


朝食会場は昨日と同じ。朝食もバイキングだが、やっぱり品揃えも料理の味も素晴らしい。バイキングの中でもレベル高いと思います。





今日は昼食もちゃんと食べる時間を確保しているが、つい食べ過ぎてしまう。デザートにマンゴーが出ていたのは珍しい。小岩井ヨーグルトと混ぜると止まりません。ごちそうさまでした。



まずは、田沢湖の遊覧船を11時から予約しているので、最初から制限時間付きの観光地からスタートするパターン。なので、10時に新玉川温泉を出る予定。せっかく玉川温泉に来たのだから、チェックアウトまでの時間を有効に使うためにも、もう一回温泉に入っていきたいというのが、家族全員の意見。問題は、新玉川温泉で手短にもう一度入るか、玉川温泉の方に移動して入ってくるかの二択ということ。


(チェックアウト 9:20)


実は、昨夜フロントで聞いたときに、新玉川温泉に泊まっている人は、玉川温泉の宿の大浴場も無料で入れると聞いたので、せっかくなら玉川温泉にも行ってみるかと考えていたわけです。で、せっかく来たんだし、最終的に両方入っておきたいとなり、ちょっと時間が危ないが玉川温泉に行くことにしたのだった。ということで早めのチェックアウト。前回も同じことを思ったかもしれないが、新玉川温泉と玉川温泉は直線距離の割には車道ではぐるっと迂回して行く必要があるので、時間的には5分は見ておいた方がいいです。しかも今回は道中に2か所も片側通行規制が敷かれていて、最大2分待ち位になるから余計に焦る。



⑲玉川温泉日帰り湯(9:30-10:05)


玉川温泉につくと、今度は日帰り客は下の駐車場までは降りられず、共同の駐車場を使う必要がある。この駐車場から玉川温泉までも3分くらいは歩く必要があるので注意だ。そんなこんなでバタバタしながら玉川温泉のロビーへ。こっちの旅館も棟が分かれていて空中廊下などでつながっている複雑な感じだった。何となく階段の雰囲気とか覚えている気がする。



そして大浴場へ。基本的には温泉の濃度は100%源泉、50%源泉、弱酸性の3パターンで、蒸し風呂や歩き湯などバラエティに富んでいるところまでは一緒。一方、以下のように違いがいくつかあった。
・玉川温泉の浴場は新玉川温泉の浴場の大きさの1/2である。
・新玉川温泉には露天風呂があるが、玉川温泉にはない。
・歩き湯の深さが玉川温泉の方が深い。(広さは新玉川温泉の方がダントツ広い)
・飲泉用の源泉の出が玉川温泉の方が勢いがある。
・打たせ湯は玉川温泉は2か所だが、新玉川温泉は1か所だけ。


温泉の成分は一緒だろうから、基本はやはり新玉川温泉が良いかなと思います。



新玉川温泉から田沢湖までは45分を見込んでいて、11時から遊覧船が出発することを考えると、10時には玉川温泉の建物を出ておきたいが、伝達ミスもあって10時に温泉からあがる形に^^;結果、10時10分くらいに玉川温泉発。朝からこのバタバタ感は印象深いです。

そして玉川温泉を出て田沢湖方面に向かおうとしたところ、、、前の車がパトカーじゃないか!これだと追い抜くこともできないので、この時点で11時の遊覧船間に合わないから、プラン替えるかと考え始めていたが、すぐに別の道に曲がってくれたので、まだツキに見離されてはいない!と思い、頑張って何とか遊覧船には間に合ったのだった。



⑳田沢湖遊覧船(10:45-11:40)


駐車場についてから急いで発券所へ。じゃらんの遊び体験で申し込み済だったから、この辺りスムーズでよかった。事前予約をしておけば、受付の時間節約できるしこれはもっと活用するべきだな。



乗船場は道路を渡って下ったところ。それほど大きい船ではないので団体客が来たら乗れないなんて場合もあるだろうな。ちなみに乗船チケットには、11時から乗船とかそういう記述はなかったから、このチケットを持っていれば、空きがあればどの時間でも乗れるものなんだろうと思う。



魚がたくさん泳いでいるが、この魚はウグイで餌も売っていることを船員が話していた。田沢湖は酸性度が高いので、普通の魚は住めないんだそうだ。玉川温泉の影響もあるんだろうな。





11時ちょうどに出発。「おすすめは右側だけど、後ろに乗るのが180度見られるから一番いいよ」、とスタッフさん。ならばデッキも心地よいし、ここにいようかな。そして、「デッキにいると船の通った後の波が盛り上がるのが面白いですよ」とも。下の写真がその様子。



田沢湖はとにかく水がきれいだからか、湖面が青かった。これは素晴らしいね。レストハウス側に見えるのは、秋田駒ケ岳とのこと。この辺りでは一番高い山かな。



ルートは40分で、御座石神社とたつこ像を通って田沢湖をほぼ半周するコース御座石神社前では青い湖面がさらに青く感じられた。本当に神秘的だわ。



ちなみにデッキにいるとエンジンの音が大きくて、解説がよく聞こえない。解説を聞きたいなら、船内がおすすめかな。





昨日も見てきた、たつこ像。休日の今日はたくさんの人が集まっていました。船から見られるのは後ろ姿か、横顔までです。ここらで大体20分。半分ですね。

元々田沢湖では遊覧船に乗ることだけ考えていたが、駐車場に思ったよりもお土産屋も多いし、秋田犬ふれあい体験みたいなのが気になったので少し見ていくことにした。



㉑秋田犬ふれあい館(11:40-11:55)


土産屋には、稲庭うどんの製麺見学ができるところもあって面白い。稲庭うどんの麺を機織機みたいなところに引っかけているところでした。この後、麺を乾燥させるのかな?

秋田犬ふれあい体験は、お土産を買った人は無料。そうでない人は100円のご協力をお願いしますということだ。ふれあいとは書いてあるが触ったりする体験ではなく近くで秋田犬を眺めたりできる程度かな。



秋田犬、元気がないな~。たくさんの人の目にさらされて疲れるんだろうなと思っていたが、急に元気に吠え始める。どうやら近くに犬を連れてきた人がいたらしい。警戒して吠えていたのか。穏やかそうな顔をしているが、吠える時はしっかり吠えるんだな。



秋田犬以外にも、比内地鶏が展示されていた。この時間なのに、「コケコッコー」と元気が良かったな。普通の鶏に比べると体が大きく、たくましい。なるほど、これで肉の噛み応えが全然違うんだな。(親子丼のイメージが強いので、比内地鶏をみたら親子丼を連想してしまう俺。。。)



わきには秋田犬の墓や、辰の模型の展示などがあり、やや不思議な雰囲気もあったが駐車場には観光バスも停まっていたし、見学客も多く賑わっていましたね。陽菜やリックンへのお土産も購入して次の目的地へ。

次は田沢湖金色大観音という名前だが、田沢湖からは少し離れたところにあります。ナビで行ってみると、、あれ何か変だな。


㉒田沢湖金色大観音(12:20-12:45)


土曜なのに観光客が居ないという点と、どうも見た感じ荒れ果てていて営業している感じがしない。これはもう廃業している??と思い進んでみると。



やはり受付には人はいませんでした。とはいえ、この程度の老朽化を鑑みると廃業したのはコロナ禍になってからかな。



いくつか観光ポイントがあって、基本的にはそれらはそのままの形で残っていた。これは七福神めぐりで、今でも金色に輝いているものの、メッキがはがれてきているものもあった。



そして七福神からさらに進むと、観音の前へ。ホームページを見た感じだと廃業については書かれていなかったきがしたけどな。営業していたころは、この台座の下から入って見学もできたらしい。迫力ある絵などもあったから楽しみにしていたんだけどな。



観音様から展望を眺めてみる。廃墟と言えるほどはまだ朽ちていなく、でもじきに廃墟と言われる場所になていくであろう、なんとも寂しい雰囲気です。ホームページがあったので少し調べてみると、、
・鋳造製としては日本で一番の規模を誇り、昭和62年(1987)に地域の人々の開運招運を願って造られた。
・新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、当面の間、営業を休止する。


これを見ると、潰れたというよりは、休業が継続しているように見える。現にHPは閉鎖せず残っている(サーバの費用も掛かっているわけだから、潰れたならHPも閉鎖するはずだ)。大分外的環境も痛んでいるが、また復活する日が来るのか?今後の行方が気になります。



スイレンの花がきれいに咲いているのを発見。周辺は草ボーボーだが、整備されていればきれいだろうに。小さなところからぜひ復活してほしいですね。



観音の傍には田沢湖レイクリゾートが。こちらは営業していて多くの車が停まっていました。今の状況としてはここに泊まった人が、ちょこっと観音を見に行くくらいでしょうか。



これで秋田の観光も終了。ここからは6月に2年連続の岩手観光に入ります。これまで観光できていない西部方面を中心に回る予定。



あねっこでは昼食を食べる目的で立ち寄った。ここでは盛岡名物冷麺を食べる予定。外気31度の今日にはぴったりだ。





自分は地鶏冷麺。オーソドックスな冷麺だがこれがいいんだよな。コシと味、具材を取っても美味しい冷麺だった。父はつけめん、母はトマト冷麺。どれも結構量が多くて食べきるのが大変だった。(最初から1.5倍とか書いてあるので大盛はよく見てから頼もう。)



母がエスプレッソがかかったソフトクリームを頼んでいたが、コーヒーが苦くてあまり美味しくなかったらしい。エスプレッソってそういうものじゃないか?ちなみにここで食べたソフトクリームがきいたのか、母は後からお腹を壊してました^^;



雫石の国道を走っていて、左に見えるのが岩手山。あちらには小岩井農場や、岩手山神社などがあり、雫石で一泊して温泉に入ったりそのあたりを観光するのもありかなと思う。



㉔宮沢賢治記念館(15:00-15:45)


宮沢賢治記念館へ。この記念館周辺には、宮沢賢治イーハトーブ館とか童話村など、宮沢賢治に関わる観光地が複数あり、まとめて時間をとって散策するのもあり。散策路もちょうどいい歩きごたえっぽいので少し歩いてみたいが、時間がないので、今回は記念館のみにします。



記念館に入るとすぐに、宮沢賢治の生い立ちから生涯までのビデオを上映していました。37歳でなくなったのか、私より若いんだな。詩人や童話のイメージが強いが、教員をやったり農業をやったりいろんなことをやっていたのですね。



記念館の中には宮沢賢治の自筆の詩集が多く展示されていました。この若さでこれほど多くの作品を出しているのだから毎晩机に向かって考えていたのでしょう。昔の偉人が今の時代に生きていたらどんな感じになるんでしょうかね。昔だからこそ有名になったのか、今だったらもっとデジタルを使って力を発揮できるのか?そんなことが気になります。

お次は北上市の鬼の館。16時半までに入館が必要だから急がないと。。今日も結構弾丸ツアーっぽくなってきたなw



㉕鬼の館(16:30-17:05)


到着はなんと16時27分!入館ギリギリ間に合った~。元々は高速を使うルートで時間を見込んでいたが、ナビだと下道を通るルートを提示してきたから、時間かかってしまった。ルートが違うと場合によっては大きな時間差になってしまうから注意だな。



明日はこの建物でイベントがあるらしく、特設会場が用意されていた。これは鬼の館のコンテンツでもないし、ここで鬼のショーをやるというわけではありませんw



入り口は様々な鬼のお面が並ぶ何とも言えない雰囲気。子供は怖いかもしれない。入るといきなり分岐になっていて、「右でも左でも進めます」なんて書いてあると、両方確認したくなってしまう仕様。両方ともディスプレイのある部屋につながっていて、ここで7,8分くらいのビデオを見て進みます。この映像、よくわからなかったな。





雰囲気は先ほどの宮沢賢治記念館に似ている。もちろん鬼の展示が中心だが、中には妖怪も。この河童、色が赤いようにみえるが、赤いカッパと言えば遠野か!そう、ここは岩手だった。あとは、生首というか首だけ展示されている鬼がたくさん。小さな子にはちょっときついかも。





じっくり解説を読んだり、映像を見たりすると1時間くらいかかるが、サクッと流し見するくらいなら20分くらいでも行けるだろう。今回はそもそも16時半に入って17時には出なければいけないから大分速足で観光したつもり。でも、最後の方で鬼にまつわる祭りや伝説などがやっていたので、ビデオを2本観てちょうど30分くらいだったかな。

(ARCSで夕食購入 )


この後は夏油温泉に行くのだけど、夕食がついていないので、どこかで何か食べるものを買って行かないと。北上市のスーパーを探してみたが意外とヒットしない!仕方ないので街中の方まで戻ることにした。そこで見つけたのが、「ARCS」。秋田というとITOKUのイメージがあるが、ARCSはCGCグループということで、店内の音楽とか聴きなれたものが流れていたwさすがCGCは安いです!



北上市というと、古墳で有名なのだが、結構近くに古墳が点在しているということを事前に調べていたので軽く寄ってみることに。ちょっと道路では行きにくかったが、、何とか看板にたどり着きました。



㉖五条丸古墳群(18:00-18:05)


少し散策してみたが、割と荒野になっていて、石が密集しているところがいくつかあるなという感じ。夕日に照らされ何とももの寂しい感じもあります。



通常はもっと厳重なセキュリティというか、入れなくしてあると思うけど、これだけむき出しになっているということは既に発掘されており中は何もないんだろうな。ちなみにこの古墳群はほんの一部。時間があれば他ももう少し見てみたいところだが、なんと言っても夏油温泉の外湯を明るいうちに入っておきたいので、そろそろ宿に向かいましょう!



車も全然いないし、途中までは快適なドライブ。水神温泉の看板を通り過ぎていきます。元々、水神温泉に泊まろうとも思っていたんですけどね。でもせっかくだから一足伸ばして夏油温泉にしようと、1か月くらい前にチェンジしたのでした。



ただ山に入ってしまうと、口コミ通り狭いところが多く、すれ違うのが困難。この時間だから誰ともすれ違わないでよかった。ちょっと崖崩れが心配なところもあったかな。何より熊がいつ出てきてもおかしくないというのもね。ここで車やられたらスマホの電波も入らないのにどうしろと。。。



そして山道を抜けると一気に視界がひらけて夏油元湯の宿が現れた!玉川温泉ほどではないが、結構車が停まってます!これだけの車が来ているということはさっきの道ですれ違う可能性もあると思うと、ここに来る時間帯も結構重要だなと思いました。あんな道をすれ違いながら進むのは結構しんどいです。



㉗夏油温泉 元湯夏油(18:45チェックイン)


秘湯を守る会の提灯が懐かしい。チェックインを済ませ宿泊棟である嶽館に案内されるが、結構歩くな。今は使っていない棟も多そうだが、昔は湯治宿としてにぎわっていたんだろうな。



建物は年季が入っておりも多い。これはうちの妻は絶対ダメなやつだ。。そして部屋も引き戸で履物の脱ぎ場はなく廊下からダイレクトに入る感じ。部屋の名前は「特2」か。他の部屋と比べると広い間取りのようだ。



部屋の特徴はシンプル。
・テレビなし
・エアコンなし
・スマホの電波が入らない
・電気にカバーがかかっていない。

電気にカバーがないのは虫が入ってすごいことになってしまうからと想像。確かにエアコンは必要ないな。一応テレビは共有スペースに行けば見れるし、電波については、フロント近くにいけばWifiが入ります。ちなみに、仕事のスマホも念のため持っていたのだがDocomoは電波が入った。やっぱりDocomoって頼りになるな~。ソフトバンクユーザとしては悲しいが。


外湯巡り(19:15-20:10)


さて、では夏油温泉で最も楽しみにしている外湯に行ってみよう。暗くなる前にちょっと写真も撮っておきたいし。まずは浴衣。赤文字で夏油温泉とシンプルなデザインです。



夏油温泉の入浴についてはチェックイン時にも説明を受けるが結構複雑だ。
・7つある温泉は全て源泉が違う
・そのうち1つはいまは使えないので6つ
・時間により、混浴・女性用が変わる
・結果的に今回男が入れるのは5種類(外湯3つと、内湯2つ)
・外湯のうち、大湯は一番人気でこの温泉に入るためだけに来る人も居る。しかし源泉が47℃でそうそう入れない。
・他の2つの外湯は適温かぬるめ。

大湯がダメでも、他の2つで何とか楽しめそうかな。



ということで、まずは「大湯」方面へ。ちなみに女性専用の外湯もあるので、母にはそちらに入ってもらおうと思います。他は全部混浴だからな。さすがにちょっとね。



大湯へは歩いて3~4分といったところか。薄暗くなってきたが、電灯があるので足元が見えないということはありません





で、これが噂の大湯か。。今日の温度は49℃らしい。先日遠刈田温泉で45℃の熱湯にすら入れなかった自分が、さらに4℃も高いところに入れるはずがないが、、まず足を入れてみよう…



…無理ですね。足くらいはどうにか、とも思ったが足一本すら入りませんわ。宿の主人が「かけ湯をするだけでもどうぞ」と、入るの無理な前提で説明していたくらいだからこんなものか。。そこで、桶を4つ用意して、温泉を汲んでかけてをローテーション。これでも熱いが何とかお湯を浴び続けることができて、大湯に入ったと言えるくらいの気分は味わえた。



お次は大湯の隣の「疝気の湯」へ。これはぬるめと書かれていたとおり、確かにぬるかった。父は「どうして大湯と近いのにこんなにも温度が違うのか?」と不思議がっていたが全くその通りと思う。源泉の深さが違うのかな?同じような階層だと50mくらいしか離れていないのだから混ざってしまうと思うんだけどな。何はともあれ、ここの露天はゆっくり浸かれた。空には月と星。灯りが少ないからこそキレイな夜空が見れました。



ちなみにこちらの建物が女性専用風呂で、熱湯と普通の温度の湯があるようだ。下の露天にだれもいないから、「こっち来てみな」と父が呼んでいたが、建物の中でははっきり聞こえず、母は野性の動物でもいるのかと思って怖くなって早々に出てきたのだとかw



折角なので自分と父はこの後も4つ目の露天風呂「真湯」へ。ここの湯加減が一番ちょうど良かったかな。もうあたりはすっかり暗くなってしまった。適度に浸かって出ます。



ちなみに、昔は橋の先に目の湯というのがあったらしいが今は使えないようだ。見るくらいはできそうだが、この暗さでは危ないしなぁ。ということで部屋に戻って夕食にしよう。


(夕食 20:20-20:50)


先ほどのARCSで購入した惣菜での夕食。案外こういう形式でも楽しく食べられるのでいいなと思いました。ここまでシンプルな部屋は久しぶりというか、これまでなかったレベルなのでいい話のネタになりましたね。やっぱり電波が入らないって不便だ。



雫石の道の駅で買った地酒をさっそくいただく。初日に買ったさくらんぼもついに食べつくしました。3日目にもなるとちょっと傷んできているものもあるので、今日で食べきって良かった!

テレビもないし、スマホも使えないので寝るだけだな。父は早々に寝ていたが、この宿には内湯も2か所ある。これは両方入っておかないとダメだろと思い、まずは1人で近いところにある「小天狗の湯」へ。ツアーの団体が泊まっているのか、廊下に出たら随分と大人数の笑い声が聞こえたな。



(内湯巡り 21:55-22:40)
建物の中は埃臭さというか独特の臭い。夜は灯りをめがけて虫も入ってきます。6月でこれなら8月や9月はどうなってしまうんだろうか?今来れてよかったかもな。



浴室も非常に建物の傷みが気になるが、ちょっと熱めくらいのいい湯だった。



少し時間をおいて、もう一つの内湯「白猿の湯」へ。こちらはフロントから近い。フロントの近くのみWifiが入るので、何名かPCを持ってきたりスマホをいじっている人もいた。漫画なんかもおいてあり、多目的スペースといった感じだな。



白猿の湯は岩から温泉が流れ落ちており、滝のようになっていた。自分は小天狗の湯とあまり違いを感じなかったが、母は一番白猿の湯がよかったと言っていた。自分的にはやっぱり外湯かな。真湯が一番入りやすかったと思う。

ということで、温泉を入り終わったらなんだかんだでいい時間に。やることはないけれど、温泉に入ったり館内散策をしているうちにあっという間に寝る時間になってしまったな。明日の予定だが、藤原の里にいこうと思っていたけど、距離を考えて中尊寺を久しぶりに見てくるプランに変えようかな。

-------------------------------
1日目へ
2日目へ
3日目へ
4日目へ

【関連ブログ】
2015/09/11 秋田旅行一人旅 1日目~尾去沢鉱山・大舘神明社例祭・玉川温泉~
2015/09/12 秋田旅行一人旅 2日目~大場谷地・宝仙湖・田沢湖・角館~

コメント ( 0 ) | Trackback (  )




念願の銀山温泉での宿泊。昨日のうちに温泉街の散策は完了しているので、この日の朝は普通に起床。1分1秒が貴重だなんて言いながら、ぐっすり寝てしまいましたね。チェックアウトギリギリまでゆったりしたいところだが、観光箇所が多いので、9時半には出ます。





今日もいい天気だ、ちなみにこの旅行は4日ともすべて晴れており、6月中旬の旅行としてはかなり異例(うれしい誤算)でした。しかし気温が高すぎる。今日も日に焼けそうです。まずは朝食から。


朝食(7:35-8:05)


朝食は和食御膳。牛肉のしぐれ煮がめちゃくちゃコクがあっておいしかった。これは尾花沢牛を使っているのかな。



総じておいしく、周りの席からはみんな「おいしいおいしい」という声が聞こえました。夜は食べきれない程だったけど、朝はちょうど良かったかな。この豆腐は銀山温泉でも人気の豆腐屋から買っているものらしい。ふわふわしている感じでいつも食べている充填豆腐とは全然違っていたな(比べちゃ失礼か)。


風呂3回目(8:20-8:50)


朝風呂は共同浴場へ。これで永澤平八の3つの風呂は全部入れました。さすがに共同浴場が1番広かったけど、外の空気を楽しみながら入るなら、貸し切り風呂がオススメです。



荷造りをしながら思うのは、これほど名残惜しい宿は滅多にないなということ。母が特に残念がってましたね。確かにゆっくりできるなら連泊したい。まあ、父母は仕事もないし平日来れるからその気になればいつでも行けるんだけどな。


(9:30チェックアウト)


旅館の前でスタッフさんに写真を撮っていただく。お世話になりました。





帰りも宿から送迎車で駐車場へ。この送迎というスタイルも名残惜しさを増幅させます。スタッフさんに聞いたところ、永澤平八は毎月1日で予約がほぼ埋まってしまうので、3ヶ月前の1日が1番取りやすいとのこと。それ以外はキャンセル待ちらしい。自分は今回じゃらんでたまたまキャンセル待ちを見つけて泊まれたんですが、奇跡に近かったな。5000円クーポンも使えたし、3人で52000位だったので値段も安かった。お世話になりました。



さて、まずは山形では未踏の地である鮭川村へ。隠れ人気スポットである、トトロの木を目指します。途中田んぼの脇にたっているシルバーの柵が何のためにあるのかが話題に。風よけかと思ったけど違そうだよなぁ。



ガソリンを給油、レギュラー176円は高いなと思いつつ、逃したらいつになるかもわからないからな。と、思ったらこの先で出てくるガソリンスタンドが、軒並み安くて少し凹んだのだった。ガソリンの相場も事前に調べておくと良いのだろうな。



トトロの木に向かう道中、昨日購入したさくらんぼを食べまくり。一方、やたらと庭月観音の案内が目に付くので気になってきた。事前にチェックしていなかったのでスマホで調べてみると、中々立派なお寺ではないか。ちょうど、トトロの木の行き道だったので少し寄ってみることに。結果的にすごく満足だった。



⑨庭月観音(10:45-11:15)




まず、大きな川の横という立地がいい!広がる田んぼも絶景で、そこに建つ立派な門にワクワクしてきます。



ここ鮭川では秋にはたくさんの鮭が川を上ってくるそうです。東北一の清流で送り盆の日には燈籠流しが行われて、その数は数千に登るんだとか。幻想的でしょうね、これは見てみたい。





本堂の中も自由に見学でき、これがまた静かで、お香の香りが心地よい。



狛犬の消毒液など笑いも取ってくるとは。。隙がないな。実際の燈籠流しの燈籠が飾られていました。ところでこれが数千個川を流れて、その後どうなるんだろう?見た目では水に溶けるようなものではなさそうだけど。



奥には観音堂の標識が、ここからが本番と言っても過言ではないです。登り階段が出てくるがすぐなので問題なし。



仁王像の像の横には、仁王様の足の模型が。人は足から弱くなるとのことで、この足をサスッテ足が良くなるようにとのことだが、この手のオブジェは見たことがないから斬新と共に、ちょっと不気味に感じてしまうな。



鐘がつき放題なので3回ついてきた。NHKゆく年くる年とかいてあったが、ここで中継されたのか!?鐘のつき方まで書かれてます。





お堂の中には木魚などの仏具があり、自由に叩いて良いらしい。あまり仏具に触れる機会もないので、いろいろと試しに叩かせてもらった、結構楽しいですw



ストーンサークルなんかも見つかっているようで、展示も多岐に渡っていたな。見どころ満載でした。旅先で見つけた観光地が、たまにめちゃくちゃ良いことがあるが、ここがまさにそんな感じ。さて、30分使ってしまったから先を急ぐぞ。



⑩小杉の大杉(トトロの木)(11:30-11:50)


トトロの木は、小杉の大杉と呼ばれていて、駐車場も整備されています。トトロの絵がかかれた黒板もあって、ほっこり。駐車場にはトトロの音楽が流れている車が。周りの自然も手伝って、とにかくトトロが出てきてもおかしくない状況が整っていますね。さて、木の方に向かってみよう。





ぱっと見て、どれがトトロの木かわからないぞ。ん、あの杉が広がっているところかな?でも全然トトロの感じではない。季節によって見え方が変わるのだろうか?そして、木の横にある小屋とブルーの網が何とも景観の邪魔になっています。





木の周りに遊歩道用の板が敷かれているから、ここで間違いはないらしい。それにしても太い杉だ。正式には曲川の大杉といい、樹齢1000年だと。この樹齢だとボロボロで修復されていたりするが、非常に活き活きしていた。遊歩道を半周したくらいで撮影スポットの看板が見える。なるほど、あそこから撮らないとダメなわけね。



撮影スポットからの景観はまさにトトロ。これには一同笑った。出落ちで終わる観光地は多いが、その逆でガッカリさせておいてから最後に持ってく観光地は珍しいのでは。ブルーの網もこの位置ならうまく回避できるし、よく出来たものだな。



トトロの木も素晴らしいけど、他にも杉がたくさん生えていて、自然に囲まれたスポットと言うのも良かった。夏は虫の声が凄いんだろうな。そんな状況もこの環境下なら大いにありだろう。いい観光地でした。



一方、観光時間が押しまくって既に1時間押しとは。そもそも、宿から送迎などで20分押して、庭崎観音で大幅に予定外の観光が入り、トトロの木も意外性にやられて予定オーバー。良い意味での時間オーバーなので、これは最後の方を削るしかないかな、なんて思いながら次の横手かまくら館へ向かう。道中はほとんどがバイパスか高速道路で、信号も全然ないから、かなり効率良く進んだ。



⑪道の駅おがま(12:35-12:45)


今日のお昼ご飯は、前後が旅館の料理を挟むからなるべく簡素にしよう(と言いながら観光に充てる時間を増やしたいのが目的)と思い、どこかの道の駅で惣菜でも買おうと思っていた。最初は横手あたりで買おうと思っていたけど予定より時間も押していたので、ちょうど近くに見えた道の駅おがまに寄ることに。



うーん、あまり惣菜らしいものがないなぁ。目に付いたのは「きのこダシおにぎり」。そこそこボリュームもあるし、これでいいか。足りなそうだから焼きそばもついでに買っておいた。これを食べながら横手に向かおう。



⑫横手かまくら館(13:20-13:55)


横手かまくら館はなんと市役所と一体になっていた。秋田の横手といったら有名なのはかまくら。それを-10℃の部屋で体験できるという。外の気温は30℃なので、その気温差はなんと40℃。70代の老夫婦が入ったら逆ヒートショックみたいなので倒れてしまわないかは心配だが、、ここは見逃せません。



入場料は100円。最初の方は普通にかまくらに関わる展示や、横手市の説明動画などを見学。母はウトウトしていたが、車の中でも寝てたのにそんなに眠いのか?



そしてかまくらの入り口へ。扉が二重になっており、冷気を逃がさないような構造になっている。外には「どんぶく」という上着が。一応上着も持ってきたが、こっち来た方がいいよなと思い、全員で着替える。さ、参りましょうか。



さっむ!やはり外気30℃で慣れた体で-10℃はやばいです。どんぶくを着てきて本当に良かった。ある意味かまくらまで一直線ですが、容赦なく冷気が吹き付けてきて凍えましたね。



かまくらの中に入っているところを全員で写真撮りたいが、、暗いしカメラが安定しなかったりでなかなか撮れんwやっとの思いで一枚(でもデジカメでは暗かったので、スマホで撮ったクリアなものを掲載)。実際はかまくらの中は意外と暖かいなんて話を聞きますね。確かに強い風を避けられるので、相対的に暖かく感じるのでしょうかね。

いい体験ができました。見どころはこれくらいなので、売店に出てここで秋田の地酒を買うことに。横手焼きそばも売っていました。先ほど道の駅で買って食べた焼きそばはもしかして横手焼きそばだった??(横手焼きそばってどういう特徴があるのかわかっていない。。)



トイレに行く途中に見つけた展示物。横手のお祭りで使われる梵天てこんなに大きいのか。神への祈願を込めて奉納する行事として300年の歴史があるそうです。

ちょっと時間を巻き返してきたかな。このままだと角館の武家屋敷が17時までなので、まだまだ間に合いません。次のラベンダー畑も効率よくまわるぞ。



⑬美郷ラベンダー園(14:30-14:50)




事前の情報では、まだ満開にはなっておらず見頃まであと少しという話だったが、到着したら見事に紫に色づいていたので十分楽しめました。平日でも出店が出ていたくらいだから休日にはもっともっと賑わうんでしょうね。



ラベンダー畑の敷地はなかなか広い。。ラベンダーというともっと香りがきついイメージがあるけど、父も言っていたがあまり香りはなかった。よく見ると花はあまり咲いていないんだな。だから匂いが少ないのかな。



ラベンダーの紫空も青、そして山々の緑。心癒される配色だこと。この暑さがなければゆっくりしていきたいところだが、、なんだか肌が焼けているのを明らかに感じるので進みます。



おっ、これが白いラベンダー「美郷雪華」か。珍しいですよね、白いのって。最近植えた苗が多いようでまだまだ小さいです。



ラベンダーの店では当然のごとくラベンダーの苗が売っていて、先日実家で買ったラベンダーと比べると少し安いらしい。美郷雪華は家が近かったら買いたいところだけど、さすがにあと3日は持たないだろうからな。



展望台もあり、そこからワイドで撮影。ちなみにこの展望台からの景色はライブカメラで見れる景色と一致しています。俺も一瞬ですがライブカメラに映っていたことでしょう。

サクっと観光してしまったので、時間を浮かせることができた。この調子で行けば武家屋敷の閉館時間には間に合いそうだ。続いて日本三大花火で有名な大曲のはなび・アム(花火ミュージアム)へ。



⑭はなび・アム(15:15-15:40)


縦に長い建物ですな。ここでは大曲の花火のビデオや、職人が花火を作っている映像、そして実際の花火玉の模型などが見られます。



もちろん大曲の花火を現地で見られるのが一番ですがね。それはなかなか叶いませんよね。8月最終の土曜日か、めちゃめちゃ混むんだろうなぁ。



見学している中で感じたのが、まず暑いということ。エアコンはさすがについていると思うが、、節電しすぎだろ!せめて夏の夜と同じくらいの気温にしてほしい。



花火の様子を見れるかと思ったが、残念ながら上映時間に間に合わず。。調べておけばよかった~。



撮影禁止のエリアも意外とあった。実際の花火玉を持ち上げて重さを体験したり、20号玉ってこんなに大きいんだと驚いたり楽しい発見もありました。考えてみると最近花火大会を現地で見てないなぁ。今年はどこか花火大会行ってみるか!という気にさせてくれました。



別館では花火ではなく、切手の展示をやっていた。なぜか戦時中の死亡電報や詐欺まがいの手紙なども展示されていた。なんだかここは怪しかったな。



外に出て、はなびアムの隣を流れる大きな川に気づく。ここが大曲の花火が行われる雄物川なのか??と思って後で調べてみると、丸子川という違う川だったようだ^^;はなびアムのポジション的に雄物川の隣に建っていてほしいところだw

ここで何と、時間の遅れを20分遅れまで取り戻した。では角館の武家屋敷いっちゃうかな。となると、ここからは2015年の秋田旅行一人旅2日目の逆再現に入ります。もちろん完全一致だとつまらないので、田沢湖遊覧船など、新規観光も取り入れて楽しんでいきましょう!



⑮武家屋敷通り・青柳家(16:15-17:15)


角館の武家屋敷通りは専用駐車場があるので、そちらに停めましょう。17時にはほとんどの店が閉まってしまうので、今から入場するのはうちくらいだろうな。



時間も限られているので青柳家に絞って観光していこう。そこに至るまでに古い町並みを通るので武家屋敷の雰囲気は楽しむことができると思います。



入場料は500円。まずは何とか間に合ってよかった。9年前なのであまり覚えていないが、とにかく武器屋防具、レトロなグッズが多く展示されていたのは覚えている(ブログとは別に、写真もあるから見返すこともできるのだが)。



でも、前回と変わったところはいくつかあるなと思った。まずは武器や防具が展示されていた建物の2階。ここが入れなくなっていた。そして入り口すぐに、予約者限定のツアー経路が用意されているところも前はなかったと思う。これ、後から聞いたら二階への階段がお年寄りには危険ということもあり、二階に展示してあったものを予約者限定のツアーの方に移して運営を続けているらしい。なるほど、そんな背景が。。



これだけたくさんの資産を持ってるんだから、子孫も安泰な生活を送っているのかなと思ったが、青柳家はすでに家系は途絶えていて、今は法のもと運営されているらしい。盛者必衰というか、、長い歴史の中にはあとを継ぎたくないという人も居れば、不慮の事件などで血筋が途絶えることもありますからね。事実を知って少し寂しい気持ちにもなりました。



他にも今年5月17日の雨風で武器庫が一部壊れて修復中だったり、樹木のメンテナンスもいろいろ大変らしい。でも、ガチャガチャなど、最近のトレンドを取り入れたりコンテンツも入れ替えてニーズの変化に対応しているのだと。スタッフさんからいろいろ話を聞いて応援したくなりましたね。




帰り際、父がソフトクリームを購入。さすがにこの後夕食だから自分は遠慮しておいたが。女子高生らしき2人組が休憩していたな。この辺りの高校生、武家屋敷通りでスイーツを楽しんだりもするのか、これはこれで特権かも。



駐車場に戻ると車は1台もいなかった。前回の伊勢神宮を思い出したな。ちょっと堤の桜並木の方に行ってみると、これまた夕方の陽気も手伝って素晴らしい景色だった。庭月観音、先ほどのはなび・アムに続き、今日は川辺の素敵な景色が多いなぁ。



さぁ、本日ラストの観光地、たつこ像へ向かいます。一応明日田沢湖遊覧船に乗るときに船上からも見れるのですが、玉川温泉への通り道だし、陸の上から見れる今日のうちに見ておこうと思ったわけです。こちらは途中に遭遇した一両編成の電車。秋田内陸線という鉄道のようです。一両編成は、関東鉄道常総線で見慣れているぜ!



⑯たつこ像(17:45-17:55)


たつこ像って、駐車場に困りますね。5分くらいなら路駐でと思って、邪魔にならないよう駐車。たつこ像は道路から近いしよく見えるのだけど、たつこ像を見た父は、「こぞうじゃないじゃないか」と。どうやら、たつ子像を、立つ小僧と 勘違いしていた様子。めっちゃ面白いじゃんw



あれ、前回見た時はたつこ像の近くまで歩いていけたのだけど、今日は水位が高いな。湖だけど貯水量によって結構深さが変わるんだろうか。水の中には魚がたくさん泳いでいます。さすがの透明度でした。



それはたつこさん、また明日。ここから玉川温泉までは信号もない山間の道ですが、ナビがとんでもない狭い道を案内して、こりゃ絶対熊が近くにいるだろうと思いながら進んだのだった。父も用心してクラクション鳴らしまくりです。結果、熊には遭遇しなかったが、、この旅で一番ドキドキした時間だったのではないだろうか??



⑰新玉川温泉(18:50チェックイン)


そんなこんなで無事到着。武家屋敷は一時諦めかけたが、何とか今日回ろうとしていた観光地を、庭月観音という臨時観光含めて回り切りました!これぞ弾丸ツアーだったな。2015年には玉川温泉に泊まりましたが、実はその時一度間違って新玉川温泉でチェックインしようとしてしまい、ここに来るのは2回目ですね。今回は間違いなく新玉川温泉で予約を取っていますから大丈夫でしょう。ここに来る道中車は全然見かけなかったのに、かなりの数の車が停まっていて驚きです。



館内はA、B、C、D棟の4つに分かれており、ロビーとも離れていて結構複雑。今回はC棟の361に宿泊です。まぁ、先日泊ったホテル浦島に比べたら移動距離は全然マシだよな(ホテルの中だけで合計10000歩は歩いた記憶が。。)。



部屋もとてもきれい。布団がセルフで敷く感じだったので(といってもシーツまでは被せてある)、母が「これどっちが北枕だろう?」と。どっちでもいいじゃんと思ったが、ロビーの方に旅館のマップと方角が書かれたパネルがあるので、そちらで確認すれば大丈夫。さて、チェックインが大分遅くなってしまったので夕食を先に済ませよう。



夕食(19:10-20:15)


ここの夕食はバイキング。メニューが豊富だし、天ぷらやホタテのバター焼きのオープンキッチンもあり、サービスレベルも高いですね。その分激混みではありますが。





料理はどれもおいしかったです。前回玉川温泉旅館に泊まった時も思ったが(その時は朝食だったが)、地場の食材が多いところがいいと思いました。秋田名物である稲庭うどん、きりたんぽ鍋、蕗の煮物、いぶりがっこなど、大抵ここで揃ってましたね。父はもちろん酒を注文。秋田を満喫できます。



デザートもたくさんいただいて、1時間以上食べてしまった。今日は疲れたし、pH1.2~1.3という日本で一番酸性度の高いお湯につかって癒されてくるか!


風呂1回目(20:40-21:20)


ここの温泉は前回の思い出として色々あって、
・酸性度が強い源泉100%のお湯は、体がピリピリした
・飲泉があって、源泉を薄めないで飲んでみたら、歯が溶けたのか衝撃が体に走った
・湯治の人が多いのか、体に手術の痕や発疹がある人が多い印象だった。

といった感じ。ガンに効く温泉としても有名ですからね。



そして1回目入ってみた感想。1回目はそれほど体がピリピリすることは無かった。ここも薄め、源泉50%、源泉100%とあるが、100%以外は全然大丈夫だったかな。飲泉もあったのできちんと決められた希釈度で飲んできた。それでもすっぱいレモンジュースくらいの酸味はあったからやっぱり酸度高いんだろうなぁ。

1つ気づいたのが、新玉川温泉は露天風呂があるのですね。玉川温泉旅館にはなかったはず。やっぱり「新」だけあって、こちらの旅館のほうが色々充実はしているのだと思う。ということで、風呂から出たが。。。父は大分ヒリヒリしたようで、陰部がただれていた!マジか、父がこれなら息子の自分もこうなる可能性はあるということ。確かにおしりはやたらヒリヒリするが。。。



そしてこの後、せっかく玉川温泉に来たのだからと、2回目(22:15-22:45)、3回目(23:35-24:00)に挑戦。結果、温泉に浸かる回数を重ねるごとに、痛みが増していきましたね。デリケートゾーンはやはりダメージを受けていたようです。ブログの記録によると、前回来た時は4回入っていて、そこまでのインパクトはなかったので、歳をとって体が弱くなっているのか、、、
やはり並の酸性度ではないということが分かりました。


明日は秋田の田沢湖を中心に観光して、岩手の夏油温泉に行きます。岩手は2年連続の観光。秋田にはまだまだ名湯がたくさんあるので、3日目も秋田にするかは迷いましたが、岩手はまだあまり温泉を回れていないので、ちょっとマニアックな秘湯という点で、花巻温泉郷でなく夏油温泉を選んでいます。どんな秘湯に出会えるのか?はたまた熊に出会ってしまうのか?それは分かりませんが、温泉をめぐる旅行って楽しいなと改めて思います。

-------------------------------
1日目へ
2日目へ
3日目へ
4日目へ

【関連ブログ】
2015/09/11 秋田旅行一人旅 1日目~尾去沢鉱山・大舘神明社例祭・玉川温泉~
2015/09/12 秋田旅行一人旅 2日目~大場谷地・宝仙湖・田沢湖・角館~

コメント ( 0 ) | Trackback (  )




今回は3泊4日で山形、秋田、岩手の名湯を巡る温泉旅行。一度も行ったことがない山形の銀山温泉、秋田の南部、岩手の西部の新規開拓をする一方で、既に行ったことがある玉川温泉に両親を連れていきたいという想いや、最短では一か月半前に行った蔵王お釜の再訪などいろいろ詰め込んだ旅行です。最近は両親と旅行に行くと朝3時出発が続いていたが、今日は少し遅めで5時半!一日目は蔵王や霞城公園を経て銀山温泉へ。途中、やはりこの時期に旬なサクランボも食べたいかなと。気温は31℃予想とこの時期にしては非常に高いがタオルたくさんもって行ってきましょう。


プロローグ(5:49出発)


昨日の時点でトランクケースに何も用意していない母だったが、何とか準備も終わったようだ。予定通り準備できるかと思ったら相変わらずの20分遅れ。。まぁ、この辺りはもはや想定内だ。車の中では今一番ホットな弟の結婚の話。母は弟の結婚について特に気にしていたからこれでようやく一安心かな。

(7:35-8:00 安達太良SA)


安達太良SAは久しぶり。ここで朝食をとることに。メニュー見てびっくりしたけど高くなったなぁ。朝定食850円に豚汁定植720円!少し前だったら、このくらいの定食なら半額くらいで提供していなかったか??



母は朝定食を注文していたが、塩サバも豚汁もしょっぱくて合わなかったらしい。豚汁定食も、豚汁と温泉卵と漬物だけではねぇ、、個人的に味はそれほど苦手でなかったけど、インフレの影響をマジマジと感じたのだった。

(8:25 福島JCT通過)


蔵王に行くには宮城側からも山形側からも行けるが、万一の蔵王エコーライン渋滞を考慮して、山形側からアプローチすることに
。さすがに6月の平日が混んでいることは無いと思うけど念のためね。山形道の途中、栗子トンネルが長いというのが話題になり、「何キロあるか調べてみて」、と父。母がスマホのAIを使って調べたが、870メートルと回答されて、母も「870メートルだって」とそのまま伝えるから、そんなわけないだろ!と。AIへの聞き方や、おかしな回答が来ても疑わずそのまま鵜呑みにしてしまう、これもAIの使い方のスキルだな。



上山あたりを走っていると突如現れる高層ビル。これはスカイタワー41といって、マンションらしい。このマンションの高層階から見える景色は絶景だろうな~。





さて、下を走っていたときは外気が27℃だったが、山を登るにつれて22℃まで低下してきたぞ。。しかし、やはり登るにつれて絶景が次から次へ現れるから運転していて楽しい!ひぐらしが鳴くような声もするし、前にGW前半に来たときに比べて、たくさんの生き物で溢れてきているなと感じます。



蔵王・熊野岳登山(10:00-12:15)


蔵王のお釜を見る時は、やはり下と比べて大分寒いから上着を持っていたが、今日は出番はなかった。普通に暖かい。


①蔵王リフト(10:10-10:20)




リフトは往復大人800円。受付でチケットを買って、そのままリフトへ。売店も併設されていますが、それほど充実はしていなかったかな。何気にリフトは結構久しぶりに乗る気がする。





久しぶりのリフトは最高。今日は晴れの予報だったけど、ちょっと天気が悪くて心配だったんですよね。でも、よい天気だし、風は寒くなくてちょうどよい感じだし、「ホーホケキョ」と、鶯の鳴き声が鳴り響くのもめちゃめちゃ風情がある。前に来た時も聞こえたな、この辺り多いのか?



②蔵王お釜・熊野岳登山(10:20-11:55)


リフトを降りると、右手には蔵王のレストハウスが!先日来たときは気が付かなかったけど、リフト乗り場とこんな近かったのか。今回はここから左手に進んで熊野岳山頂を目指します。



しっかり熊に注意の看板も。妻から「熊がいるかもしれないから早めに引き返してね」と釘をさされているからなぁ。でも正直東北なんて熊はどこでも出るでしょうからね。。熊野岳は人もたくさんいるだろうし、リスクも低いでしょう。



少し歩くと右手にお釜が。GWに来た時は半分くらい凍っていたが、さすがにすっかり融けているな。



熊野岳への道は、細かい石が多くて滑りやすいので注意。すり減った靴でくると危ないですよ。



母が「そろそろ戻ろうかな?」という、さすがに早すぎるだろ。もう少し進めばお釜がまた違ったか角度から見れて得だよ。とりあえずいつもの母のリタイアポーズを写真。いつもはベロ出したりしてへばった感じですが、今日は申し訳なさそうなポーズですね。じゃあ、父と頂上に登ってくるから、お釜をゆっくり見て戻ってくれ。



目の前の稜線に避難小屋が見える。この時点では山頂がどこにあるか分からなかったので、とりあえず小屋を目指して石がゴロゴロした斜面を登る。これ、下りの時は絶対危ないだろうな。



こちらが避難小屋。石とコンクリートで固められている様子でこれなら風や雨でもびくともしないだろうな。



中にはストーブと、毛布と寝床が。寝泊まりすることもできそうです。壊れた黒電話も置いてあった(思いっきりコード抜けてるし)。



下から見た時に神社のような祠が見えたが、どうやらそちらが山頂のようだな。尾根なのでほぼ平坦な道のりを進みます。





山頂には鳥居と神社が。こちらにも避難小屋があるようだな。小屋の中にはなんと御朱印があったので、スタンプを押してきた。お賽銭も忘れずに。



石で囲まれた神社は風対策!?今は少ないでしょうが、避難小屋に緊急で泊まるような方は、この神社で安全を祈願して泊まるんでしょうかね。



熊野岳1840mの柱の前で写真。ここも日本100名山の1つです。リフトからとはいえ、これで百名山の登頂が1つ増えたのはうれしい!旅行と絡めてこれからも百名山増やして行きたいものです。



うっすら上山市内の町並みが見えた。雲の形状は夏を思わせます。今日は午後1時くらいから雷マークが出ていたが、この後夕立が来るんだろうか。。



さて、ここからどう山を下るか。。。直線距離でいうと神社から直接お釜の方まで進んだ方が早そうだし、それほど急な下りでもないと思っていたら、父が大転倒。大丈夫か!?幸い手を少し切ったくらいの怪我で済んだが頭を打ったら大変だ。とにかく足場が悪いのと、父は靴がすり減っていることもあり、滑りやすいらしい。そのあと何度も転びそうになり、さらに1度転倒して何とか元来た道に戻ったのだった。「2転び3起き、3滑り」って感じ。後ろから見ててヒヤヒヤする。



母は、間違ってレストハウスをリフト乗り場と間違えて進んでいたので、急いで声掛け。リタイア宣言してから結構先まで進んでいて、「また違ったお釜の景色が見えたから良かったよ」と。リタイア宣言してそのままリフトの方に戻っていたら、レストハウスまで行っちゃってただろうな。リタイア宣言してからも、頑張ってさらに先に進んでくれたからこそ途中で捕まえられたと思うし、良かった。



下りのリフト。これはこれで下りの景色は素晴らしかった。何より6月でこの天気だからな。普通ならとっくに梅雨に入っていて雨か曇りだろう。この景色が拝めている時点で幸運だと感謝しなくてはならない!



③ぐっと山形(12:50-13:55)


昼食はぐっと山形で。道の駅と併設されているので、最初は間違って道の駅に停めてしまった。インフォメーションセンターで聞くと、建物の中でつながっているらしいので、ぐっと山形へ向かう。途中いろいろな飲食店が入っていて、この山形プリン美味しそうだ。とりあえず昼飯を食べてから考えよう。



せっかくだから山形名物を食べたい。米沢牛ハンバーグ1350円を注文。





この値段だと、何割くらいが米沢牛だろうと思いながら食べてみると、なかなかイケる!タレでなく、塩で食べるやつだ。一発目から大当たりだな。ちなみに母は山形名物「鳥中華」。ラーメンよりも甘い感じのスープが特徴的だ。父は「ラーメン+カレーセット」。それ、どこでも食べられるやん!



外ではさくらんぼが売っている。ここは山形、買わないわけにはいかないでしょう。パックに詰めまくって1500円だが、サービスしてくれて、パックなしで、そのまま詰め込んでくれた。これで3日は食べられるぞ。



戻りながら先程のプリン屋で、ソフトクリームが乗ったプリンを食べている人を発見。こ、これは食べるしかない。と思いさくらんぼと一緒に食べることにした。プレーンとレトロプリンがあって、硬めが好きならレトロとのこと。3人で別々に頼んで少しもらったが、個人的にはレトロが一番好きかな。何よりソフトクリームが絶品でしたね。さくらんぼも一緒にいただき山形の食を満喫できました。

ここからは北上して霞城公園へ。午後は雷警報もでているが、気温はますます上昇。これが梅雨前とは信じがたい。。



霞城公園散策()


霞城公園の中に入るのに少し手間取った。正解は北側から入る、だ。



野球場に停車。ここでは、山形市郷土館と城跡を見ていきます。まずは郷土館から行ってみよう。


④山形市郷土館(14:35-15:00)


外観からしてかなり特殊な感じ、1878年建立で、ここは元々診療所だったんだな。入館無料。畑では山形の県花や野菜など育てていて日常感があります。





8つの部屋と、2階が展示場になっていて、各部屋に当時の資料なとが展示されている。昔は医療もアナログだったんだと考えると、デジタル化で医療も超絶進歩したなと。



2階に向かう階段は手すりが低くて、当時のまま保存されていることがうかがえた。螺旋階段も登ってみたかったが危険とのことで封鎖。外観からは4階建てに見えるが、実際は3階構造で三層楼というらしいです。階段の上も見てみたかったなぁ。

外は一段と蒸し暑くなってきた、山形城址跡の方へ向かいます。



⑤霞城公園散策(15:05-15:15)


再現された門は中々に新しいな。日本百名城にも認定されているようだが、解説を見ても、いつから城がなくなったのかよくわからなかった。霞城公園はかなり広いので、昔は立派なお城が立っていたのでしょうね。





でも、門から先は草ボーボーで、なんとも寂しい光景が広がっていた。VRで当時の様子も見れるっぽい。井戸の跡らしきものも。綿毛らしいものが木から飛んできて、あれ何だったのか気になったな。



ここからはいよいよ銀山温泉へ。高速を走っている途中、やたら後ろの空が暗いのでアメダスを見ると、さっきの霞城公園のあたりが真っ赤になっているじゃないか!間一髪だったな。ちなみにナビの情報が古く、自分もウトウトしていて降りるところで気が付かず、ICをひとつ乗り過ごしてしまったという。。



標識にもいよいよ銀山温泉の文字が。早くも今回の旅行の本命です。銀山温泉の中でも予約を取るのが難しい長澤平八に泊まります。



永澤平八の駐車場を探すとなんと工事中??座っていたおじさんに聞いたら、臨時駐車場があるらしい。来た道を少し戻って見ると確かにあった!見逃してしまっていたのね。電話をかけるとスタッフの人が迎えに来てくれます。銀山温泉はどこもこんな感じのようですね。



乗車&移動中、若いスタッフの方が色々と銀山温泉の話をしてくれた。
・温泉街を流れる銀山川にはイワナやニジマスがいて、宿の人が餌付けをしている
・この時間にいる人は大体が日帰り観光客で、特にツアーの人が多い。
・永澤平八は大正14年にできて銀山温泉では一番古い宿と言われている。
 その前にも宿はあったそうだけど、銀山川の大洪水があって流されてしまった。

とか。復興を経て今の姿になってるのですね。



これが銀山温泉か。「やはり銀山温泉のよさは、夜を見てほしい」と宿の方がいうように、この景色が夜には幻想的になるんですね。



⑥銀山温泉 永澤平八(16:45チェックイン)


そしてチェックイン。階段がすごいテッカテカ。特長的なのが、スリッパがないのだが、履く必要がないほど綺麗ということなんだろう。そして大正の宿でかなり古いはずだけど、いやな臭いが全くしない。相当しっかりメンテナンスと掃除がされているのだろう。



部屋は狭めだが、爽やかな香りでどこをとっても綺麗に掃除されていた。少し休んだら銀山温泉の遊歩道散策へ出発だ。



夕食が18時からなので、1時間で戻ってこないとな。ゆったり散策コースは90分なので、少し早めに回らないといけない。とは言え、折角来たのだし見るところはしっかり見ていくぞ。


⑦銀山温泉周遊散歩(16:55-17:55)


割と最初から上り坂と階段が続く、熊野岳で結構疲れていたこともあり、いきなりしんどかった。



しかし振り返るとこの絶景。全部きれいな景色ですやん。紅葉の時はもっと素晴らしいんだろうなぁ。





階段の登りがピークに差し掛かるころ、銀鉱の発見者「儀賀市郎左衛門の像」が登場。気温も高くてここまでくるのに汗だくでした。母はさすがにここではリタイア宣言はやめてくれよ?



少し下ると見どころの1つ、銀坑道(延沢坑道)へ。ここから吹き出す風は冷たくて夏は本当気持ちいいが、中まで入ると結構寒い。汗をかいていたらしっかり拭いてから入りましょう。



ここの延沢銀山は、石見、生野と並んで日本三大銀山と呼ばれているようです。銀の取り方も解説されています。





坑道自体は5分くらいだが、これ以上いると寒いし、ちょうどいいかな。外に出ると気温差に驚きます。坑道の中の冷たい空気を持って帰りたいくらいです。





おもかげ園。奥には明治時代から昭和にかけての銀山温泉の様子が飾られています。これが面影ということ?



ちなみに大正2年の銀山温泉。なんとく面影がありますが、先ほどのスタッフさんの話だと、この後洪水が来て建物が壊滅して、最初に立ったのが永澤平八ということかな。遠い昔でありそうでまだ100年ちょっと前なわけですからね。



夏しらずは、洞穴から涼しい空気が吹き出していて、洞穴の前に設置されているベンチに座っていると夏の暑さを忘れられるということなのだろう。坑道の中は寒いけど、ベンチの上ならちょうどいいです。まさに天然のクーラーだ。



瀧見亭の方を通って戻る、帰りに父がヘビを見たといっていたな。基本は山の中の遊歩道だから、ヘビどころか熊が出てきてもおかしくない。万一を考えて、単独では極力行かない方がいいだろうな。



最後に白銀の滝。ここらは瀧見亭がすぐ近くにあるし、銀山温泉街の最終地点といった感じですかね(これまで歩いてきた道はほぼ山の中なので)。この辺りまでは観光客も多く、河原に降りている方もいた。



帰りにお酒のお土産やで、山形の地酒を購入。今週は父の日ということもあり、日頃の感謝を込めて、山形・秋田・岩手で1本ずつ酒を買ってあげることにしていたんです。銀山温泉で山形の地酒を買うなんてシャレていていいなと。



いやぁ、銀山温泉散策楽しかったです。50分くらいで回ったし、疲れました。宿前で記念写真を撮って、一休みして夕食会場へ向かいます。

夕食(18:10-19:15)




口コミでは料理も素晴らしいという評判が多かったけど、その通りだったな。特に尾花沢牛のステーキは絶品。これだけ種類があると2、3種はイマイチなものもあるが、ここは全部おいしかった。



おやつを食べすぎたからか、途中で満腹感が出てきて最後の方はなかなか食べ切れるかわからないくらい量が多かった。父はビールに日本酒にとよく入るな。



デザートはフルーツ3種。この手のものは甘いものを先に食べると、後から食べるフルーツが甘く感じられなくなるので、難しいw父はさくらんぼが一番甘かったようで、さくらんぼは最後に食べろと力説!酔っ払ってるのか?



⑧銀山温泉ライトアップ(19:20-19:50 & 20:50-21:20)
(16:42の写真)


(19:22の写真)


(20:58の写真)


食べ終わる頃には空も大分暗くなってきた。夜景は完全に暗くなる前の、薄暗い時間帯が一番綺麗と言う人もいるくらいだから、今回は日中・夕暮れ・夜の3パターンの写真を撮りたいと思っていた。まずはその3パターンを並べておく。こう見るとやはり夕暮れ時が一番コントラスト的にも美しく見える気がします。(ちなみに16:42はデジカメ、19:22と20:58はスマホで撮影)



銀山温泉には足湯やベンチがたくさんあるので、そこに座っていくらでも見ていられます。やっぱり夜景は必見だと思いました。ガス灯の優しい灯りと、ちょっと路地裏に入ってみたところ。

(永澤平八)


(古勢起屋)


(古山閣)


宿の1つ1つも個性があって素晴らしい。他の宿もいつか来てみたいものだ。



夜でも宿泊客で賑わっています。平日も休日もどこも満員だから、人の数はそれほど変わることはないだろう。



ずっと見ていられる景色だと思いましたね。やはり一番灯りが多めで、プロモーションで使われているアングルは永澤平八から奥の部分かな。足湯のベンチに腰掛けて贅沢だなぁと感慨にふけってました。次はいよいよ温泉だな。


風呂(20:05-20:30 & 22:05-22:30)
永澤平八は3つの風呂があり、そのうち2つは貸切風呂。事前予約はないが、そもそも1日7組しか泊まれないので、貸し切り風呂が全く使えないということはないだろう。まずは部屋の目の前の風呂へ。



銀山温泉は熱いというが、前に誰かが加水したのか、そこまで熱くはなかった。少し濁っていて、温泉らしい泉質です。これは3種全部入っておきたいな。



時間を置いて2回目の入浴。こちらの貸切り風呂の方が、先ほどより広くて4人家族くらいでも楽しく入れそうです。

銀山温泉の夜は噂に聞いていた通り最高でした。ここまでの世界観を醸しているのは銀山温泉だけかな。草津や箱根も温泉街として独特な雰囲気があるけど、建物と街灯だけでここまでのインパクトを出せるとは。。まさに1分1秒が貴重だなと感じます。それだけお金もかかりますからwいい発見ができました。



最近は旅行にPCを持ち込んで、思い出を忘れないうちに残しておくのが定着してしまった^^;(いいのやら、そうでないのやら。。)
明日は山形から秋田に入ってこちらも秋田の名湯である玉川温泉に泊まる予定。朝からもう一回温泉入って、とことん温泉旅行を満喫したいと思います。

-------------------------------
1日目へ
2日目へ
3日目へ
4日目へ

【関連ブログ】
2006/6/23 東北旅行 2日目 ~蔵王・鳴子温泉
2019/8/15 台風に負けない山形旅行 1日目~山寺・天童将棋タワー・東根大ケヤキ・肘折温泉~
2024/04/28 松島・蔵王旅行2日目 ~蔵王エコーライン・お釜・遠刈田こけし館・チーズ工場~

コメント ( 0 ) | Trackback (  )




明日から会社休日と有休をくっつけて4連休になるので、実家の父母と東北へ旅行に行くことに。3か月前も紀伊半島一周したばかりだが、親孝行の一環と、銀山温泉に連れて行くという約束をしていたので(そうとはいえ、さすがにハイペース!)。考えてみると1年前も岩手に連れて行っているので、仕事が終わってから電車で足利へ移動するというのも大分普通になってきたw



リバティりょうもうに乗ったが、どうも特急りょうもうより200円高いようだ。特にサービスには違いはないが、何が200円違うのだろうか。

今回の旅行の見どころは、やはり「銀山温泉」。自分もずっと行きたかったが、そもそも土日は宿が取れないし、木曜宿泊でようやく希望の宿がとれたので叶った感じ。2日目は「玉川温泉」。これは9年前に自分が秋田一人旅行した時にインパクトのあった温泉をやはり父母に入ってもらいたいということから選んでいる。そして3日目は岩手の秘湯「夏油温泉」。露天風呂を見る限り自然のままの温泉ということでこちらもかなり楽しみ。ということで、山形→秋田→岩手と東北をぐるっとするので、3月の旅行に準えて、東北ぐるっと温泉旅行楽しんできたいと思います。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )




シャインマスカットに黒とう病が発生し始めました。葉や枝に影響がでるだけならまだ良いのだが、この病気の怖いところはぶどうの実自体に黒い斑点ができて腐ってしまうということ。まだまだ小さな実ですが、一部黒い斑点がでてきたので、やむを得ないと判断し消毒しようと思います。(本当は無農薬がよいのだけど、ブドウはやはり無理だ、、)



ネットで色々調べた結果、トリフミン水和剤を購入することにした。予防だけでなく、発生した病気の治療にも効くし、うどんこ病など我が家でよく発生する病気にも効くのでいろいろ使えそうだと思ったからだ。とりあえず直近で雨も降りそうだから、ぶどうの傘掛けだけして、トリフミン水和剤が届くのを待とう。12房中、6つくらいは既に感染してしまっている感じ。残り半分は何とか健康なまま収穫まで行きたいです。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )






スシローから興味深い広告が入ったので行ってきた。年に一度の大還元祭りということで、中トロとまぐろが2貫で税込み100円。これはいいな。基本的にはまぐろを食べて、飽きたら他を食べればいい感じだな、と思いつつ子供は山盛りポテトとか相変わらずの注文だった。歳ってのもあるだろうけど、寿司屋でポテト食べたいと思えん。。



ラーメンも美味しそうと思って白湯系を注文。替え玉もあるので追加したが、味がやや薄く、替え玉を入れたら微妙な味だった。まぁ本業が寿司だもんな。クリームシチューみたいな後味を感じた。

で、帰ったらずっとスプラのビッグビッグランをやっていた。オカシラ連合が出てきて、何度やっても勝てなかったが、このイベントはとても楽しかったし、テンション上がった。「お、明日はスプラのイベントか」みたいにワクワクするようになってきてしまったので、自分もやや中毒になりつつあるか。。。土日で5時間くらいずつやってるから、まぁよくないですよね。楽しいんだけど。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )




まだまだ梅雨入りの様子は見せない6月。野菜も果物も成長中です。先日レモン1号が調子が悪い(葉が落ちて茎が枯れてきた)ことを書いたけど、なんとあれから太い幹から次々に新芽が芽吹いてきて一気にTOP写真まで回復しました。その間、わずか3週間。植物の生命力ってすごいわ~。



シャインマスカットも大きくなってきた。



こちらはキウイ。12個受粉してました。意外と大きくなるのが早い。



6月のイベントの1つ。ジャガイモ掘りも。今年はじゃがいもは4か所で育てているので、まずは道路側とプランターの2か所から実施。



ずいぶんたくさん採れました。ここに、さつまいもの苗を早速植えていきます。6月にはさつまいもの苗は片付けてしまうようで、山新に行ったときなかったのがショックだった。そこで、芋から直接芽が出ていてそれをカットして植えていくタイプのものを購入しました。



こんな感じで葉が8枚くらい出ている茎を自分でカットして、植えていきます。種類はシルクスイート。どんな芋になるかな。4か月以上なので、収穫は10月末くらいになるだろう。



花壇の様子。アジサイがきれいに咲いています。青いアジサイが欲しいと思う今日この頃。



枝豆とスイカ。スイカはここ最近で樹勢が非常に強くなった。まだ受粉はしていませんね。今結実すると大型の実ができそうだ。



とうもろこしも成長中。今回、半分だけマルチングしているが茎の太さがマルチングしたとしないでは全然違う。これまで差が出るとは、、、マルチングした方が絶対いいじゃないか。一番は日当たりでしょうけど、地温の維持も大事だと思います。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )




先日太陽光を導入した業者に今後の説明などしてもらったが、その時に漏れていた太陽光パネルの定期点検を実施。本来であれば、1年・5年・9年のタイミングで定期点検を実施するはずだったが、5年点検が漏れていて、そのぶんを急遽8年目に実施という運びになったのであった。まぁ、特に不具合はないから大丈夫ではあるのだけどな。一応その費用も契約金に含まれているので。



前回は1年目点検ということで、屋根は上らず、モニターのログ中心に点検して40分くらいで終わったようだが、今回は屋根にも上って点検されていた。 点検結果は以下の通り。



異常はどこもなし。やはり気になるのは経年劣化のところだが、前回の数値との比較も出してくれた。 解放電圧を前回と比較すると、、 実質は2%程度の劣化ということで、かなり優秀なパネルとのこと。実際の発電でも今年は1日33.6kwとか出てるし、4~5%程度の劣化かと思っていたので、それよりも落ちていないということが分かった。

グループ 2017年(V) 2024年(V) 前回比
A 335.3 331 98.7%
B 334.1 329.3 98.6%
C 339.7 329.5 97.0%
1009.1 989.8 98.1%


で、次回は9年目ということで来年くるのか??(このあたり具体的な話がなかった。。)
どうせなら14年目くらいで少し期間を置いてからやってほしいところであるが。



コメント ( 0 ) | Trackback (  )




シャインマスカットの果実を肥大させるには、ジベレリン処理をしてから10~15日程度後に再度ジベレリン処理をする必要がある、ということで前回のジベレリン処理から13日目の今日、実行。天気のいい日を選ばないといけないので、24時間は雨が降らなそうなタイミングを選ばないといけないようですね。

濃度は同じく25ppm。ジベレリン処理の役割としては、
・1回目 満開直後~3日目:ぶどうの種をなくすため
・2回目 1回目から10~15日:果実を肥大させるため


ということらしい。1回目はフルメットを混ぜているからそちらが果実肥大の効果ということかな。



こちらの写真は1回目にジベレリン処理した房と同じものです。1回目の処理からは大分大きくなったけど、果実の大きさに大分ばらつきがあります。これは花に表皮がついていて、それが取れないうちに処理をしてしまったから(ジベレリンやフルメットが付かなかった)だろうか。全体的には肥大しているので、このまま大きくならない果実があっても、間引いて形は仕上げられそうと思います。

一部の葉に黒糖病の傾向が出ています。ここから梅雨に入るとブドウの病気対策が大事になってくるのと、大抵の病気は梅雨の時期に発生するようなので、より注意して観察していかないといけないです。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )




6月に入って、いよいよクーラーの出番も出てきそうなので、先日買っておいたエアコンの送風機クリーナーを使って自分で掃除をしてみることに。3年前はプロに任せても8000円くらいでできたが、今は2万くらいかかるらしい。いくら何でも高騰しすぎだろ!故障したら元も子もないが、ここはセルフメンテナンスにトライしてみようとなった訳です。



まずは、エアコンを付属のビニールで囲って、かつ、人感センサーや音声出力機器に水がかからないよう養生。次に2本のスプレーの内、1本目にノズルを取り付け、ローラーに満遍なくムースがかかるように泡でコーディングしていきます。分量をうまく考えないと足りなくなるので注意。時間が経つと黒い水が滴ってきます。効いてるね!ちなみにこの時に、ローラ以外の部分についた黒カビも割りばしにまいたティッシュなどでこすっておくと良いです。



40分くらい経ったら、ムースを流す。ここで注意なのが2本目の洗浄液だと全然量が足りないので、まずは水で流すのが良いと思う。説明書には霧吹きで、、とあったが全然中まで届かないので、理科の実験で使う注射器で水を吹きかけた。これはよく汚れも落ちるが、一回の噴射が少ないのと、両手がふさがるので顎で押すというちょっと痛い手段なので、、、、、



結局最後は、家庭菜園用ホースを引き込んでそのまま流しました。これは快適。早いし汚れもダントツで落ちます。ローラーの中まできちんと洗えるのはこれしかないな。今回は2本目を先に使ってしまったが、エタノールのようなので、水で流してから吹きかければよかったな。水がたまるスピードも速いので、袋に穴をあけてバケツに水を逃がしました。プロはホースでバケツに水を流していたが、こういうやり方もあるだろうw



で、結果的にエアコンの送風口はきれいになりました。これ、ほとんどプロがやったレベルと変わらないじゃん。汚れが落ちるのは爽快だし、気を付ければ自分でもできそうだな。終わった後は、送風か暖房で乾かせばOK。ちゃんと電源も入りました。2階はホースを入れるのがちょっと大変だけど、自分でやってみる価値はあるかな。

黒太字をつなげればノウハウになるよう工夫。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )


« 前ページ 次ページ »