自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

事故の補償

2007-07-26 | Weblog
 物損事故に遭ったyoshi_kunさんのブログについ書いてしまったが、車と自転車の事故の場合被害者である自転車は不利である。
 相手は加害者である車の運転者ではない。代理人であるプロの保険屋である。歩行者や自転車の被害者は代理人が無い。弁護士に依頼するしかないのである。
 被害者が弱者になる理不尽とも言える構造である。私の場合物損の示談は成立した(人身はまだ通院中)。査定人は最初「ママチャリは2年、競技用で3年」と言ってきた。補償の理論である。3年経ったら無価値、と言うわけである。フレームは2年半経過している。STIは10速化をして半月しか経っていない新品同様。
 保険屋は相手方任意保険の保険会社である。人身は強制保険内で納めようとするし、物損は任意保険であるので、当然ながら限りなく安くしようとする。成績に響くからね。
 そうは言うものの、焼け太りは小心者の私には出来ない。定価でなく実際の購入価格(FサイクルやUパーツで購入した日本一安値の自転車購入だと思うが)を申し出ていたので、一歩も引けない。最初2/3ぐらいの査定価格を出してきたが、「それなら壊れた自転車を引き取って、中古でよいから同じものを現物でいただきたい」として断った。
 結局、その後購入価格の90%強の補償額を提示したので手を打った、が、ずうずうしく定価を根拠にしておけば、焼け太りもできたのに、と「反省」している。
 歩行者や自転車乗りは骨太に生きなければ損するばかりである。(自動車で事故やったときは保険屋さんは強い味方になるのですけど)
 (写真は事故当日のレントゲン写真:初公開)
 
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