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「キャプテンアメリカ 卍帝国の野望」
原題:CAPTAIN AMERICA
1990年 アメリカ 98分
■監督:
アルバート・ピュン
■出演:
マット・サリンジャー
キム・ギリンガム
ロニー・コックス
ネッド・ビーティ
●あらすじ
その昔スティーブ・ロジャースは第二次世界大戦中、
科学者が作り出した悪と戦うための勇敢なアメリカンヒーローであったが
レッドスカルとの勝負に敗れ、氷の墓に葬られた。
数十年が経ち、彼は氷の墓から救い出され再度レッドクロスに立ち向かう。
アメリカ大統領を救うために!!!
(videomarketより)
★感想など
駄作製造機として有名な、アルバート・ピュン監督作によるマーベル映画。
この頃は日本ではマーベルヒーローなんて全然有名じゃなかったから、只のSF映画枠だったね。
結構長い間気になっていた本作の感想は、やっぱり面白くないね。アルバート・ピュン監督作は。
何が面白くないのかと考えたら、彼の監督作は一言で言うと『退屈』なんだよね。
盛り上がりがなく、脚本にも演出にもドラマチックさが無い。
それでいて音楽はちぐはぐだった。
全く明るくないダークな雰囲気の演出なのに、BGMは何故か陽気なポップ系だし。
ストーリーも良く分からなくて、これマーベル版の「キャプテンアメリカ」を先に観ていたから
キャプテンアメリカについて分かっていたから付いていけたものの、最初に本作を観ていたら
きっとストーリーが良く分からないまま終わったと思う。
それくらい何か不親切だった。
おまけにほとんどキャプテンアメリカの恰好はしないし
したらしたで顔のアップは、ほとんどメキシコのプロレスラーの覆面にしか見えないし。
だけど映画として破綻はしていないので、ツッコミ所も弱く、それはそれで逆にダメかも。
ダメ映画愛好家みたいな人達からするとね。
まあでも昔のマーベル映画はこうだったと言うのを知るために、観てもいいかもね。