「スリー・リバーズ」
原題:STRIKING DISTANCE
1993年 米 105分
■監督:
ローディ・ヘリントン
■出演:
ブルース・ウィリス
サラ・ジェシカ・パーカー
●あらすじ
3つの河川が合流するスリー・リバーズ・シティと別称されるピッツバーグを舞台に、
五代続いた警官一家の一員である刑事が、連続殺人事件のに挑む姿を描くサスペンス・アクション。
刑事トミーの家族は代々続く警察官一家で、親族もその職に就いている。
だが、彼の父は連続殺人事件の捜査中、何者かに殺された。
また、その犯人は逮捕されるものの、トミーのいとこである警官ジミーが暴力捜査をしたとして訴えられ、
トミーの証言により有罪、挙げ句に河へ投身自殺した。
数年後、トミーは河川レスキュー隊に転属していた。
そして彼は新しい環境でまた、父の事件に類似した連続殺人事件に遭遇する…。
★感想など
ブルース・ウィリス主演のサスペンス/アクション映画。
最初からほとんど最後まで、ブルース・ウィリスが嫌われ者な役。
親戚の叔父貴が凄く悪い奴に見えるんだが、各人達の繋がりが良く解らんのが難点。
家族何代にも渡って警官とか、親戚が沢山居てそれも皆警官とか、海上警察とか
目新しい設定はいくつもあるんだが、どうもぱっとしない印象。
犯人が人を殺す時に、殺人現場から警察に電話するとか、パトカーのラジコンを走らせるとか
面白い要素はあったんだけどねえ。
冒頭10分の展開はかなり面白い。
だがその後の展開はイマイチだった。
本作はブルース・ウィリスの中でも失敗作の一つに挙げられているが、それも納得かも。
だが、ラストのブルース・ウィリスと犯人が格闘するシーンは
舞台設定も含めてまるでホラー映画!
小屋とか川とか「13日の金曜日 パート2」にそっくりだった!
そこが面白かったかなあ。
まあ、そんな感じ。