「ブロークン・アロー」
原題:BROKEN ARROW
1996年 米 108分
■監督:
呉宇森(ジョン・ウー)
■出演:
クリスチャン・スレイター
ジョン・トラヴォルタ
サマンサ・マシス
●あらすじ
「ハード・ターゲット」に続く、J・ウーのハリウッド第2作。
二基の核弾頭を搭載したステルス戦闘機の訓練飛行中、少佐ヴィクター(トラヴォルタ)によって機外へ放り出されるヘイル大尉(スレイター)。
全ては核を強奪するためのヴィクターの企みであった。
砂漠に落下したヘイルは公園監視員のテリー(マシス)の協力を得て、ヴィクターと核の跡を追う……。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
やっぱり呉宇森は呉宇森だねえ。
これ他の監督だったら、凡百のつまらない映画になっている気がする。
舞台が代わり映えしないのと、一本道の脚本なのを
ここまで見事にB級映画に仕立て上げられたのは、流石呉宇森と言ったところである。
ジョン・トラヴォルタがいきいきと悪役を演じているのもそうだが
主役のクリスチャン・スレイターが中々良い役者だった。
好感が持てる役柄で、彼の他の映画も観たくなった。
ヒロインのサマンサ・マシスは、最初「スピード」の彼女かと思ったが、違ったみたい。
ちょっと似てる気がする。
とにかく、ハリウッドの良きB級映画である。
割とオススメ。