「サバイバル・オブ・ザ・デッド」
原題:SURVIVAL OF THE DEAD
2009年 米/カナダ 90分
■監督:
ジョージ・A・ロメロ
■出演:
アラン・ヴァン・スプラング
ケネス・ウェルシュ
キャスリーン・マンロー
デヴォン・ボスティック
リチャード・フィッツパトリック
●あらすじ
ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督が、今度はゾンビ禍に見舞われた孤島を舞台に贈るホラー・サスペンス。
増え続けるゾンビの処遇を巡って島民たちが2派に分かれて対立、
差し迫った危機を前に不毛な権力闘争を繰り広げるさまをシニカルに描く。
10月に発生したゾンビの被害は瞬く間に世界に蔓延、いたる所ゾンビで溢れ無法地帯と化していた。
そんな中、混乱の軍隊を離れ、武器を手に強盗を繰り返しながら安全な場所を求めてさまよう元州兵のサージとその仲間たち。
彼らは、偶然出会った青年から、安全な島があるらしいというインターネットの情報を聞きつけ、
一縷の望みを胸に島への上陸を試みるのだったが…。
(Wikipediaより)
★感想など
珍しくロメロが「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」の直接の続編として撮った作品。
しかし前作との関連性が薄く、登場人物も同じ人かどうかも覚えてなく、しかもつまらないと。
前作はデジタル世代を描いていたが、本作では打って変わって何故か西部劇チックに。
テーマとしても、過去のロメロ作品で描かれた内容をよりクローズアップした感じ。
名作「ゾンビ」の、かつては仲間だった相手を撃ち殺さなければいけない、有名な苦悩のシーンと
「死霊のえじき」でも描いていた人間がゾンビをどうにか飼いならそうとするシークエンス。
最近ゾンビ映画を次々とリリースしている御大だけど、そろそろ息切れしちゃった感じでしょうか。
全体的に低予算な感じもするし。
まあロメロと言う名前に何かを感じる人だけどうぞって感じかな。