レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

人生劇場 飛車角

2019年08月25日 23時15分19秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「人生劇場 飛車角」
1963年 日本 95分
■監督:
 沢島忠
■出演:
 鶴田浩二
 佐久間良子
 高倉健
 月形龍之介
 梅宮辰夫
 山本麟一
 村田英雄
 曽根晴美

●あらすじ
尾崎士郎原作によるベストセラー小説「人生劇場」を沢島忠監督が映画化した任侠ドラマ。
世話になった親分が弟分である奈良平に命を奪われたことを知った飛車角。
さらに自分の弟分までも殺された飛車角は、組を構えた奈良平一家に単身乗り込んでいく。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
春頃勧められて、ようやく観れましたな一作。
任侠モノというジャンルは大して興味が無かったんだけど、後の東映やくざ映画にも詳しい人の話にも出てきたので
ちょっと観てみることにしました。
そしたら各キャラクターの”男”っぷりが実に渋くていいねえ!
軟弱とも言える現代とはあわないだろうが、逆にそこがいい!
まあ古い映画のせいか、ドスで人を突くシーンにも効果音が無いのには驚くね。
でも一番驚くのはラストだけど(笑)
高倉健デビュー作の空手映画も同じような終わり方だったけど、映画なんだからクライマックスの直前で終わるなよ(笑)
ストーリーの方も、小金の親分がよせと言っているのに勝手に喧嘩して投獄された挙句、女房も失うなど
何も考えていない鶴田浩二と、結局誰のことが本当に好きだったのかさっぱり分からない上に、勝手に悲劇のヒロインになり
遊郭に身を落とす佐久間良子の二人のことが、最後まで共感できんかった。
まあこの二人が主役なんだけどね(笑)
まああんな終わり方された以上、すぐに続編は観始めているが、観終わるのはいつになるやらです(笑)
ちなみに繋がりがまったくないパート3と、リメイクはいつ観るかは不明。
今のところは観たいと思ってないから、早くても10年後くらいかな、観ても?(笑)
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盗聴犯 狙われたブローカー

2019年08月25日 23時14分47秒 | ミステリー/犯罪

「盗聴犯 狙われたブローカー」
原題:竊聽風雲2/OVERHEARD 2
2011年 香港 120分
■監督:
 麥兆輝(アラン・マック)
 莊文強(フェリックス・チョン)
■出演:
 劉青雲(ラウ・チンワン)
 古天樂(ルイス・クー)
 呉彦祖(ダニエル・ウー)
 方中信(アレックス・フォン)
 曾江(ケネス・ツァン)
 黄奕(ホアン・イー)

●あらすじ
金融犯罪をテーマに、「MAD探偵 7人の容疑者」のラウ・チンワン、「コネクテッド」のルイス・クー、
「新宿インシデント」のダニエル・ウーの3人が共演したクライム・サスペンス「盗聴犯~死のインサイダー取引~」の姉妹編。
3人が再び顔を揃え、それぞれ新たなキャラクターに扮し、新たな金融犯罪事件を描く。
監督は「三国志英傑伝 関羽」のアラン・マック&フェリックス・チョン。
名うての株ブローカー、ローは、不審な車の尾行を振り払おうとして事故を起こしてしまう。
現場に駆けつけた刑事ホーは、車に仕掛けられた盗聴器を発見する。
ローが何かを隠していると察したホーは、捜査を続行し、謎の男ジョーの存在に辿り着くが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
続編と聞いて前作のあの終わり方から一体どうやって続編作るのか謎だった。
「インファナル・アフェア」シリーズのスタッフだし、「インファナル・アフェアⅡ」みたいに前日譚にでもするのかと思いきや
キャスト同じの別ストーリーと聞いて納得した。
日本でもこちらから上映したのも納得できるくらい、映画としての出来は圧倒的にこの2の方が上。
ラウ・チンワンは今まで見たことないようなボケっとしたキャラクターは新鮮だった。
奥さん役のホアン・イーは、見事に私のツボに入ってしまった(笑)
特に序盤のキリっとしたスーツ姿の時の演技とか堪らん。
でも髪降ろしたところとかは特に何とも感じなかったから、他の作品を焦って観る必要はなさそう。
続いて前作のラストでヒドイことになっていたルイス・クーは、終始格好良いキャラクターだったねえ。
奥さんとの絡みにもう少し深みと言うか人間性を出しても良かったとは思うが、それでも充分格好良すぎたね。
でも本作の真の主役はダニエル・ウーかも。
物語が終盤に向かえば向かう程どんどん存在感が増していき、映画の最後まで見所をかっさらっていく。
ラストの「サムライ」を観ながらポップコーンを食べるシーンなんて、涙なしでは観られなかったよ。
と言った訳で、普通とはちょっと違うけど抜群に面白い映画が観たい人には文句なくオススメ。
等と感想を書くためにちょいと調べていたら、シリーズ第三弾があることが判明!
タイトルが「盗聴犯」じゃなかったから知らんかったが、急いで観ようっと!
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盗聴犯 死のインサイダー取引

2019年08月25日 23時14分02秒 | ミステリー/犯罪

「盗聴犯 死のインサイダー取引」
原題:竊聽風雲/OVERHEARD
2009年 香港 100分
■監督:
 麥兆輝(アラン・マック)
 莊文強(フェリックス・チョン)
■出演:
 劉青雲(ラウ・チンワン)
 古天樂(ルイス・クー)
 呉彦祖(ダニエル・ウー)
 方中信(アレックス・フォン)
 王敏徳(マイケル・ウォン)
 李子雄(レイ・チーホン)

●あらすじ
金融犯罪をテーマに、「MAD探偵 7人の容疑者」のラウ・チンワン、
「コネクテッド」のルイス・クー、「新宿インシデント」のダニエル・ウーの3人が共演したクライム・サスペンス。
監督は「インファナル・アフェア」シリーズの監督・脚本コンビ、アラン・マック&フェリックス・チョン。
株の不正取引の疑いがかかる企業を監視している香港警察のジョン、ヨン、マックスは、
それぞれに私生活で問題を抱えていた。
ある日、捜査の過程で有力なインサイダー情報を入手した彼らは、誘惑に負けて自らインサイダー取引に手を染めてしまうが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
長い間放置しといたけど、監督・脚本が「インファナル・アフェア」シリーズに関わっていたと知り観てみることに。
仮に監督がジョニー・トーなら、その時点で観ることはないな(笑)
もうジョニー・トーの作品は観なくていいや。
さて内容だが、いささかマニアック過ぎるきらいはあるが、骨太で充分面白かった。
脚本が凄まじい内容だね。「SPL」シリーズとかに共通するところもあるが
この全てハッピー・エンドにしない感が、ハリウッドではできない香港映画独特な感じが強いね。
鑑賞後の感想としては、どっと疲れたと言うのが正直な感想かも。
でもこれは傑作。マニアック過ぎなので万人にはオススメできないかも知れないが、
こういうのが分かる人ならオススメかな。
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