「007/美しき獲物たち」
原題:A VIEW TO A KILL
1985年 英 122分
■監督:
ジョン・グレン
■出演:
ロジャー・ムーア
クリストファー・ウォーケン
タニア・ロバーツ
グレイス・ジョーンズ
ドルフ・ラングレン
●あらすじ
シリコン・バレー壊滅を図る、天才的な大富豪マックス・ゾリン。
たった一つのマイクロ・チップから、ボンドは彼の野望に気付く。
だがゾリンの身辺を探るボンドの前に、恐るべき腕をもった女殺し屋が現れた……。
悪役ゾリンにはC・ウォーケンが扮した。
主題歌デュラン・デュラン。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
3代目ジェームズ・ボンド役のロジャー・ムーア最終作。
ムーアが年なせいもあり、全体的になんだか落ち着いた雰囲気が漂っていた感じがする。
マネーペニーもパート1から出演しているとあっては、最早初老の域である。
アクションもほぼスタントマンなんだが、ふと気になったのは
本作はジャッキー・チェンに影響を与えていないか?
本作の敵として登場する黒い女ジャガーことグレイス・ジョーンズの強さは
「サンダーアーム 龍兄虎弟」のクライマックスに登場した黒人四人組アマゾネスのモデルか?
とか、007がハシゴ車のハシゴに捕まって振り回されながら街中を爆走するシーンは
「ポリス・ストーリー 香港国際警察」で、傘でバスにつかまっていたシーンで似たようなアクションを見せていたし。
でもまあロジャー・ムーア版007を全作観終わってよかった。
噂のドルフ・ラングレン登場シーンも、ちゃんと本人だと確認できたし。
このまま残りの007も制覇していこう!