「007/ネバーセイ・ネバーアゲイン」
原題:NEVER SAY NEVER AGAIN
1983年 米 133分
■監督:
アーヴィン・カーシュナー
■出演:
ショーン・コネリー
キム・ベイシンガー
クラウス・マリア・ブランダウアー
バーバラ・カレラ
ローワン・アトキンソン
●あらすじ
犯罪組織スペクターによるNATOの核ミサイル強奪事件が発生。
特命を受けたジェームズ・ボンドはバハマに急行し、スペクター幹部・ラルゴの愛人との接触を図るが、
そこにはスペクターの罠が待ちかまえていた……。
「007/サンダーボール作戦」をアメリカ映画界がリメイク。
「007/ダイヤモンドは永遠に」以来12年ぶりにS・コネリーがジェームズ・ボンドを演じている。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
結構つまんなかったよ。
ショーン・コネリーが久々にジェームズ・ボンドを演じますよ。
正にその一点だけが売りで、そこに価値を見出せない人にはただ辛いだけだろう。
実際脚本の方もそんな感じで、冒頭からボンドが久々にカムバックしたからまずはなまった身体を鍛えろから始まり
最後は「もう一回やってくんない?」との問いに、コネリーが「もう沢山」と答えると
ほとんどセルフ・パロディの域を出ていない。
アクション・シーンも同時期のロジャー・ムーア版と比べると物足りないし
何より音楽が決定的に盛り上がらないなあ。
そのくせ美女と出会った次の瞬間にはもうベッドインする展開が4~5人くらい続くので
これは一体何の映画だろうか? と疑問に思えてくるくらいだ。
驚くポイントは、後に「ミスター・ビーン」で有名になるローワン・アトキンソンが出演してたくらいかな。