★アメリカは車社会である。
車なしには生活は難しい。今回のアメリカ滞在には国際免許も帯同したし、少しだけは運転もしてみた。
その昔、仕事で出張時に通勤などで使った道ではなくて、今回は生活道路の中でいろんな経験もした。なかなか日本の常識ではウロウロしてしまうような場面に多く出くわした。
まず、住宅地内の交差点の通行が難しい。日本の大きい道というか『直線道路優先』が通用しない。団地内の交差点には殆ど信号はない。全くないと言った方が当たっている。
そんな信号のない交差点は、すべての方向が一端停止である。そして停止線に早く到着した順に1台づつ発進をする。直進も右折も左折も全く関係ないのである。朝のように4つの方向が全て渋滞した時も、先に止まった順に1台づつ発進する。その中に2車線の道路があっても同じである。すべての車輛がどちらが早く停止線に止まったかを見ていなくてなならない。
2週間いたが、これだけは最後までよく解らなかった。
アメリカには信号が少ない。ちょっとしたメイン道路では横断は出来ないと思った方がいい。人は横断しようと思ったら横断出来るところまで歩かねばならない。ちょっと面倒だが、信号ガ少ないから、車の流れはメイン道路ではなかなかいい。約1キロぐらいは信号なしである。
住宅地の道路の中はややこしいが、信号をつけなくていい分、費用は安く付いていると思う。
★右折は基本的に全てOKである。 これは合理的だと思う。なぜ日本は左折可にしないのだろう。それを禁じている理由がよく解らない。
全般に『イライラ』しないし、ホーンを鳴らしたりはしない。たまにトンデモナイ車もいるが、大体がじっと待っている。
スーパーなどの構内では、殆どの車が相手に道を譲ろうとする。特に歩行者に対しては優しい。
高速道路だけがルールがあまり明確でない。6車線は普通、多いところでは7車線ある。大体中央寄りが早い車なのだろうが、それは大体で、内側から追い越していくことは普通である。7車線もあると、ルールが決めにくいのかも知れない。
一番内側の高速路線は殆どの場合、『Car Pool 』という二人乗り以上の車とバイクが走れる『優先路線』になっている。朝夕の渋滞時に効果的である。最近はガソリン節約のためにも、相乗りを奨励しているようである。人間をプールしているのに、なぜCar Pool なのかと聞いてみたが、ちゃんと答えてくれた人はいなかった。
こんなCar Pool に関するブログをみつけたが・・・・