★昨日、もう一つのブログにも、同じテーマで書いた。
今日は、もう一度 Organizational synergy である。
「オーガニセーショナル シナジー」と読みます。 直訳の意味は「相乗効果組織」という意味です。
ということらしい。
なぜ取り上げたのか?
Organizational synergy というネーミングの団体会員、ひょっとすると略して O's の方かも知れぬが、
いずれにしても、NPO The Good Times の団体会員に入会されてその特別プロジェクトとして活動されることになる。
いろんな組織を繋いで『相乗効果を生むような活動をする』というのである。
何と何を繋ぐのか?
アタマにあるのは、一つは『二輪』である。
『二輪』といろんなものを繋いで、『二輪をもっと世の中に浸透させよう』というそんな高度なコンセプトなのである。
異種、異質、異地域をみんな繋いで楽しくいい時を過ごそうという
NPO The Good Times の基本コンセプトそのもののような活動なので大歓迎なのである。
そのロゴマークのようなものが、コレである。
こんな若手の方がその主宰者なのである、
【どういう意味?】
「共同作用」「相乗作用」のことです。
【もう少し詳しく教えて】
シナジー(synergy)は、「共同作用」「相乗作用」を意味する英語からきています。二つ以上のもの・人・事柄などが、相互に作用し合い、ひとつの効果や機能を高めることをいいます。また、特に、経営戦略おいて、販売・設備・技術などの機能を重層的に活用することにより、利益が相乗的に生み出されるという効果をさして用いる場合もあります。
特に分野は限定されませんが、よくみかけるのは、経営やビジネスなどの分野で用いられるほか、医薬品などの相乗作用や物理学の共力作用をさしたり、工学系分野で「シナジーセラミックス」「シナジーマテリアル」などのように機能性材料を表すときにも用いられます。
主に経営戦略上の「シナジー効果」の意味で頻出していましたが、薬学や物理学などの分野で専門用語として英語から移入し、次第に「相乗作用」を意味するカタカナ語として一般化されてきたようです。
- 「シナジー効果」(synergy effect)と「シナジーの罠」(synergy trap)
- 「シナジー効果」は経営の相乗効果、企業活動の相乗効果をいいます。M&A(企業の合併・買収)において、その「シナジー効果」に幻惑されて実際には企業価値を減少させるという、NY大学ビジネススクールのM=L=シロワー教授の説が「シナジーの罠」です。
- 「シナジーセラミックス」(synergy ceramics)
- セラミックス素材の一種で、「一つの材料に二つの機能をもたせ、さらに互いの機能の相互作用によってもう一つの機能の実現を目指した」ものをさします。
- 文理シナジー
- 文系と理系を別々の系統として独立させるのではなく、互いに共同することにより「知の総合化」を目指そうという学問領域の捉え方をいいます。もともと存在した考え方ですが、環境問題、生命・医療倫理、ネットワーク犯罪など、従来の枠組みではさばききれない問題を抱える現代社会に対応するため、1990年代後半からいっそう活発になってきました。
- 情報シナジー
- 「情報シナジーセンター」「情報シナジー機構」など、東北大学で名称として使われています。「情報連携」の意味で用いられているようです。大学などのスパコン完備中央電算室棟やネットワークシステムを担当する組織をさすもので、同様な名称に「情報基盤センター」があり、どちらかというとこの方が一般的です。
「シナジー」を漢字で表現すると、「相乗作用」がもっとも分かりやすいかもしれません。「共同作用」も比較的使われます。文脈から、「協働」「相乗効果」「相互強化」なども考えられるでしょう。また、「文理シナジー」は「文理融合」とするのが一般的です。また、物理学では「共力作用」と訳したりしています。
シナジーとエナジーとシナリー英語のシナジー(synergy)の語源を辿ると、「一緒に働く」を意味するギリシャ語のシナガス(synergós)に行き着きます。カタカナ語でいうエネルギーのことで、英語ではエナジー(energy)というのも、語源はギリシャ語で「活動する」を意味するギリシャ語のエネルギン(energín)です。カタカナ語だと似ているシナリー(scenery)は英語で「景観」「風景」の意味で、語源は古代ギリシャの劇場で役者の控え室を意味するスケーネ(skênê)がラテン語の舞台背景を意味するシェーナ(scena)を経て英語になったもの。