★そんなに政治に詳しい訳でもないし、政治への関心なども『人並み』程度だと思っているが、
時間がいっぱいあるのでテレビでの国会討論なども見る機会は結構多い。
ただ、この国会討論の内容は、どうももう一つだなと思うことも多いし、
特に野党の取り上げるテーマはホントにいま『大事な課題』なのかな?
と思ったりする。
『桜を観る会』のことなど、
ホントにいまごろ取り上げて議論しているのは『どうかと思う』が、
なかなか上手くは表現できないので、
評論家はどのように言っているのか、ネットの中を探してみた。
★ 池田信夫さんはこのように言っている。
国会は「桜を見る会」で盛り上がっている。・・・・・・
やりきれないのは、こんなスキャンダルで野党が騒ぎ、また森友・加計問題のように国会審議が空転することだ。首相が中止を決めたのもそれを防ぐためだろうが、この流れは止まりそうにない。
桜を見る会は吉田茂首相が1952年に始めたもので、
民主党内閣でもやっていたし、
安倍政権で規模が大きくなって1万8000人を超えたが、
首相の関係者を招待することは違法でも不正でもないのだから、
いくら言っても無駄なのだが、
『政治家にとって大事なのは政策論争ではなく、次の選挙で生き残ることで、与党の政治家は地元への利益誘導で集票できるが、それができない野党にはマスコミで目立つという手段しかない。』
だからこんな問題を取り上げて、朝日や毎日がそれに乗っていると言っている。
本来、やるべき政策論争では、『安倍内閣の政策がまとも』なので、
野党がこれに反対するのはムツカシイ。
『今や政治的な争点がなくなり、野党は政策論争をあきらめたのだろう。』
と言っている。
流石に上手に言われているが、要は『私と同意見』だということである。
★もう一人、橋下徹さんは、このように言っている。
野党は数打ちゃ当たるの様相で手あたり次第に安倍さんを批判しているけど、
世論調査における内閣支持率は、数ポイントほどの減になっているものの、
内閣が倒れるような減少幅ではない。
もちろん、安倍さんの説明には「納得できない」が70%程度になっているが、
他方、桜を見る会を廃止にするかどうかは賛否が拮抗している。
メディアは、
安倍さんの説明に「納得できない」という世論調査の数字ばかりを強調するが、
内閣支持率の減少幅がそれほどでもないことには言及しない。
世論調査の結果を見て、
僕は日本国民の絶妙な政治感覚というものを痛切に感じるし、
ほんと日本国民って賢明だな、とつくづく感心する。
この意見は、橋下さんらしくて、オモシロい。
ホントにマスコミも野党も、
どちらも自分の都合のいい取り上げ方をしているだけで、
表面だけしか見ていない。
橋下さんは『日本国民は賢明だな』と言っているが、
私も『世論調査』などよく見るのだが、
いつも『まともだな』という感想を持つことが多いのである。
★内閣支持率などは、この7年間の推移を見ると『殆ど一定』なのだから、
極端に言うと『世論調査』をする意味が殆どないのではと思ったりする。
こんな傾向が出るのは、政党支持率は以下の通りで、
『自民党支持+支持なし=78.5%』と大半を占めていて、
所謂 『野党の支持率=10%以下』 なのだから、
これではどうしようもないのかなと思ったりする。
私自身も、自民党支持というよりも、
むしろ政策的には維新支持か『支持なし』に近く、
今は『安倍内閣』だから、今の内閣を支持しているだけで、
若し仮に『石破内閣』なら、支持しないかも知れない。
★先日、どこかで見たが、
自民党が二つに割れて『二つの党』になれば、
日本にも『二大政党が実現する』とか言っていたが、
確かにそのような方向でないと、
今の野党が幾ら一緒になっても、
自民党との『二大政党』にはならないのではと思ったりする。
かっての『民主政党』時代は私も『民主党』に一票を投じたのだが、
政権を担当させてみたら、全然ダメだったことを国民は忘れていないのだろう。
私の勝手な想いだが、
『自民党の維新の考えに近い進歩的な人たち』と
『自民党の保守的な人たち』との
二つの党になればいいなと思っている。
安倍さんは自民党より本音は『維新に近いのでは?』と思ったりするのだが・・・
そういう意味では、橋下徹さんはまだ若いし、
いつか日本の政治の表舞台に立てばいいのにと思っている。
★トランプさんもいろいろ言われてはいるが、
アメリカは日本と違って『共和党と民主党』の二大政党の形になっているのは、
うらやましいと思っているのである。
少なくとも、今の日本の野党では、どうしようもないのでは?と思ったりする。
朝日や毎日は、本音ではどう思っているのだろうか?