★日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は昨年末に、
2021年度の「MFJモーターサイクルスポーツ殿堂」の受賞者、
久保和夫・鈴木忠男・山本隆氏・吉村太一の4名の殿堂入りを発表したのだが、
ごく最近の二輪車新聞に改めて記事発表がなされたのである。
第一回は高橋国光氏や伊藤光夫氏、第二回は本田宗一郎氏と吉村秀雄氏が選出されるなど最高の賞なのだが、
今回はモトクロス部門の黎明期を対象に多大な貢献をした4名が選ばれ殿堂入りしたのである。
この4名が現役で活躍した当時、たまたまだが私はカワサキのレース部門を担当していて、よく知っている仲間なので、非常に喜ばしく改めて心からお祝いしたいと思っている。
昭和40年(1965)前半のことだが、久保和夫さんはすでに日本のトップライダーだったが、
山本隆さんなどもファクトリライダースタート当時だったし、
吉村太一さんなどは星野一義と同期生なのだが、まだ10代の新人ライダーだったのである。
★そんなライダーたちが、日本を代表するトップライダーに成長し、
今回は殿堂入りもされたのだが、
そんなに立派になられても、その当時そのままのおつき合いが今でも続いているのである。
私自身はバイクにも乗らないし、バイクも持っていないのだが、
二輪のレース界に関係したお陰で、極端な言い方をすると
『私の人生は豊かになった』と思っている。
この4人の方たちと一緒に写った写真もあるし、
ごく最近まで親しくお付き合いが出来ているのである。
何故か大御所・久保和夫さんとも気があって、親しくさせて頂いた。
これはまたレース界の大御所が顔を並べているが、
マウンテンライダースの50周年記念に
吉村太一ちゃんから、ご招待を頂いたのである。
その当日がたまたま私の80歳の誕生日だったので、
太一ちゃんが気を遣って頂いて、こんな立派な花束まで頂いたのである。
これもその当日の写真だが、
安良岡健さんとはこの時が最後になってしまった。
★レースに関係したお陰で、ホンダ・スズキ・ヤマハのみなさんとも
親しくなれたし、カワサキだけではなくて二輪業界への関りがいろいろと出来たのはよかったと思っている。
毎日アップしているFacebook では、レース界や二輪業界の方たちと
親しくお会いできてるし、
私の毎日が豊かなものになっている。
Facebook に使っているこの写真は4メーカーに関係した人たちに加えて、
BSの田中隆造さんも加えて5社のメンバーのほか星野一義もいるし、
私にとっては当時の想い出深いメンバーが揃っているからなのである。
この写真は、レース界で活躍された平井稔男さんが主宰された
『カワサキの想い出、そして未来』の会合に集まられたレース界のメンバーたちなのである。
改めて久保和夫・鈴木忠男・山本隆氏・吉村太一さん
日本モータサイクル殿堂入りおめでとうございました。