久しぶりに宇治市の植物公園に行って来た。
コロナ禍のためにそれなりに自粛もしていて、宇治市植物公園には
久しぶりだとも思ったのだが、記録を見てみると昨年は3/19・6/20日の
二回行っていた。まあ、前回から9か月ほど間があいたので、久しぶりには違いない。
なんと、思っていなかったカタクリと出会う。カタクリは栽培するのは
難しいらしくて、この公園では3度ほどしか見ていない。カタクリの季節になって、
行けば必ず出会えるというものではない。運が良かったというべきか、
ともかくは僥倖である。
しかし群生しているのならともかく、二輪しかないというのは寂しい。
10数年前に見た福島の白河神社の境内にアズマイチゲとともに群生
していた光景が懐かしい。
桜はいくつかの品種が咲き誇っていた。でも桜のコーナーがあるわけでもなく、
品種自体も乏しい。しかし望み過ぎでない限りは十分に楽しめるものだ。
盛りのベニバスモモも満開で、行っただけの価値も意味もあったと思う。
ひとしきり花たちを楽しんでから、宇治橋の方に出て、宇治橋放生院と恵心院に
行く。放生院は宇治橋を管轄していたお寺で、正しくは「橋寺放生院」と言う。
宇治橋が流されたときに橋の由緒を彫りこんだ石碑も流されて長くうずもれて
いたものが「断碑」として補刻されたものが保管されている。
宇治に行ったときには、たいていはこの放生院と、恵心僧都源信の恵心院を訪れる。
両宇ともに小宇なのだが、花もそれなりにあり歴史的なこと以外にも楽しめる。
夕刻になってきて、せっかくだからと思って落日を見る。久しぶりの夕陽撮影。
やはり難しいものである。
この日の画像は例によって一番上から入って下さい。
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