この日、9月21日、天気が良さそうなので、思いきって奈良に行ってみる。
それが良かった。あまり期待はしていなかったのだが、うまい具合に
望む位置に太陽が落ちる。
そのことは後述するとして、もうコロナ禍以前と大差ないほどに
出かける人達が多くなったようだ。京都駅・バス、近鉄電車でも
そのように感じてしまう。密度が高くなるので危険だなとは思うが、
すでに家を出ているので、引き返そうとは思わない。
初めに西ノ京駅で下車して大池に向かう。大池の古称は「勝間田の池』。
◎水なしと聞て経りにし勝間田の池新たむる五月雨の頃
◎水なくて氷ぞしたる勝間田の池新たむる秋の夜の月
西行の山家集にあるのだが、三句と四句は同一なので、書写ミスの
可能性も思う。
大池から改装なった薬師寺の撮影。良い被写体だが、夜や若草山の
山焼きの日にも撮影に来たいものだと思った。背景に変化がほしい。
大池から薬師寺にまで行ってみたのだが、拝観するだけの時間はないかも
しれないと考えて当麻に向かう。
いつもは二上神社口に下車して石光寺に参詣するのだが、
今回は当麻に下車してから石光寺。だが残念なことに拝観停止中。
ただし一部分だけなら自由に拝見できるので入って見る。
それにしても春先も停止していたので、ずっと長く停止中であるなら
ご住職さんに何かあったのではと思ってしまう。小宇なので誰とも会わない。
以下の花は石光寺から落日撮影場所にいく道すがらに撮影。
ゆっくりしすぎたのか撮影場所に行くとなんと50名近い人たちがいる。
長年、通っているけど、こんなに多いのは初めてのことだ。すごい。
なんと・・・太陽もすでに二上山近くにまで来ている。大慌てでカメラの
準備をして撮影に臨む。準備時間があまりにも少ない感じだ。
石光寺とそれからの道をのんびりとし過ぎたようだ・・・と反省。
これまで通ってきた中で、おそらくは一番うまい具合に雄岳と雌岳の間に
入ったと思う。ただ、やはり二上山の夕陽撮影は難しい。結果は今一つという感じだ。
でもまだまだチャレンジしたいものである。
当日の画像は一番上から入ってください。
ここの夕陽も長い年数、通っているだけあって、なんとか撮れたかもしれませんね。でもまだまだきれいに撮れそうです。
夏と冬によって光の量や気温、天気などの条件、色彩、いろいろ違うので、つまりは撮影条件はいつも違うので、今後も通って撮影条件の良い時に巡り合いたいものです。
また見てくださいね。
おめでとうございました。
私も写真を拝みました。夕陽はいいものですね。
一日の終わりに安堵できます。
こんなクロアゲハちゃん見たの初めてです。
凄いです。