クイーンのボックス・セットが届き、猫の小判状態になって1ヶ月以上の時が過ぎた。
箱が金色でできているので、本当に小判状態である。
“やっぱり、限定特別仕様のカラー・レコードを、しばらく針を交換していないオンボロ・ターン・テーブルで試し聴きするのはリスクがある。” と思うのだが、メーカーによるレコード針の適切な交換時期もあんまりあてに出来ない。なぜなら、100円でゲットした中古レコードでも、目視で表面に傷がなければ、中性洗剤でゴシゴシと洗ってやれば雑音が気にならないレベルなる気がする。
せっかく買ったんだから、なんとか聴く事が出来ないかなと思っていたところ、このセットに全曲をMP3のフォーマットでダウン・ロード出来るクーポンが付いてくることを見落としていた。早速ボックスを調べたところ、最初ゴミかと思われた三つ折れになったダウンロードのクーポン紙切れが箱の底から現れた。
早速サイトに接続し、全ての楽曲をゲット。
このボックス・セットの音源は、ブラインド・テストの選考を経て選ばれた、ボブ・ラドウィックの手によるもので、当初オリジナルのマスター・テープからラッカー盤を直接カットするとのことだったが、マスター・テープの劣化があり、劣化を修復し96KHz/24Bitのデジタルマスターを作成し、それを使ってカッティングしたとのこと。そしてそのついでに、320kbitsのMP3音源が作成された。
QUEENの場合、21世紀になってから今日までに、2001年にEMIがリマスターした音源(東芝が2004年と2008年の紙ジャケCDにその音源を使用)と2011年にEMIがユニバーサルの傘下になってからの再リマスター(コンパニオン・ディスクをつけた2枚組CD)と2回あり、今回はその音源とは異なる3回目のリマスターとなる。
2011年のリマスター盤は所有していないので、2001年のリマスター盤をアイ・チューンにAAC 256bitsのフォーマットで取り込み、今回のMP3の音源と聴き比べたところ、今回のリマスターは2001年のリマスターとより音圧(音量?)が高く設定されているような… つまり、アンプのボリューム設定が同じなら少しだけはっきりと聴こえる感じが…
ただし、これが良い音かどうかは各個人によって考えは違うだろうし、子供達が聴くことの出来る高周波をもはや捉える事が出来なくなっている私の駄耳では果たしてどちらがよいかという客観的な判断は出来ない。
ただ、今回MP3の音源をゲットしたことから、クイーンの楽曲を久しぶりに発売順に聴く事が出来て良かった。
そこから得た結論は、クイーンで最も印象に残るアルバムは、やっぱり初期の三作、QUEEN、QUEEN IIとSHEER HEART ATTACKだった。オンタイムで聴いていたので、その思い入れも強かったのかもしれないが、特にQUEENとQUEEN IIのサウンドには当時びっくりした。
ファースト・アルバム、QUEENは、1971年の末ぐらいから開始されていたのだが、レコーディングのやり直しや、レコード会社との契約の遅れなどで、発売されたのは1973年の7月となった。そのため、予定より1年以上も発売が遅れたため、彼らが意図した新しいサウンドは若干時代遅れとなった。多少アレンジが荒くとも1972年にファーストを出すことが出来ていれば、T.REXのTHE SLIDERやMOTT THE HOOPLEのALL THE YOUNG DUDESなどと同年の発売となり、相乗効果でさらに人気のアップが期待できたのではと今更ながら思うのだが。
それから、FLASH GORDONのサントラは、デジタルで聴くに限るとわかった。映画の中のセリフが登場するところで、レコードでよくある“プチパチ”の ノイズを聴くと興ざめするからだ。
MP3音源ゲットにより、ボックス・セットは当面お蔵入り。
新しいターン・テーブル欲しい~
買ってもないのに、宝くじでも当たればな~ と思う1日でした。
30代は、仕事がらみの会食や深夜の飲み会、そしてそれに運動不足も重なり、40代になると、下腹はせり出し筋肉もなくなり、立派な生活習慣病患者となった。
これではいけないと思い、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を習慣づけることにした。そうこうしているうちに、体重も減少しジョギングする距離も、当初の3キロ弱から5-6キロに増えた。
ただ体重を減らしたり足腰の筋肉をつけたりする目的だけでは、走り続けるためのモチベーションを維持していくことは難しいので、ちょうど今から10年前に年に1回レースに出てみようと考えた。とはいえ、一回のランの距離が5-6キロ程度では、マラソンはとてもじゃないが無理なので、10キロのレースに出ることにした。普通のマラソン大会のカテゴリーとしては一番短い距離なのだが、足はパンパンに張り、体全体が消耗しゴールのあと地面に倒れるくらいきつかった。
しかしながら、完走したことで達成感を味わう事が出来き、翌年も10キロの種目にエントリーすることとなった。その後練習量も増えて、毎年秋から冬にかけて、フルとハーフの二つのレースに毎年出るようになった。
ようやくハーフを2時間切って走る事が出来るようになったところで、次はフルを4時間以内に走る、 所謂サブフォーを目指すことになったのだが、相次ぐ足首や膝の故障と老化からくる持久力低下により、今や叶わぬ夢となった。
つい先日ハーフの大会があった。4月に右足を故障し、約半年の間右足に体重がかかるとズキッという痛みが太ももの付け根と臀部を駆け巡った。ようやく3週間前に痛みが減少しゆっくりであるがなんとか10キロ程度走れるようになった。
レースを棄権しようかと思ったが、エントリー代もバカにならないので、出たとこ勝負で参加することにした。当日は、足の付け根とお尻にボルタレンを塗りまくり、かなり痛みは減少した。
いつも通りレースの30分前にトイレを済まそうと思い簡易トイレの列に並んだのだが、これが思ったよりかなり時間がかかり、なんと待っている間にスタートの花火が打ち上がったのだった。なんという大失態!
6000人の集団の最後尾からスタートすると、自分より遅いランナーにスピードを合わせることになってペース・ダウンし、また無理な追い抜きは序盤での体力消耗につながる。
結果2時間14分と過去最低の成績。
スタートでのチョンボ、足の故障、練習不足そして老化などを考えると、まあこんなものかなと…
ところで、最近小型のMP3プレーヤーをつけて走る人をよく見かけるが、私はイヤ・フォンをつけると耳道に汗が溜まり不快に感じるのでNG。もっぱら、心の中でお気に入りのロック、フォークや演歌などを歌いながら走るのである。
しかし疲れて苦しくなると、頭の中で曲の切り替えができずに同じ歌の繰り返しとなる。さらに苦しくなると、もはや歌は消えて数字をカウントするようになる。
以前紹介したエリック・カルメンのソロ2作目、BOATS AGAINST THE CURRENTというアルバムでMARATHON MANという歌がある。
ポール・バックマスターの重厚なストリングスのアレンジにボビー・キーズらのホーンが炸裂する派手なサウンドで、あまりにヘビーなアレンジと 大仰な歌詞から、私的にはこれを歌いながら走るのは少し無理がある。
皆さんは、もしジョギングなどで少し長い距離を走る時、どのような曲を聴かれるでしょうか?
Eric Carmen - Boats Against The Current - Marathon Man
これではいけないと思い、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を習慣づけることにした。そうこうしているうちに、体重も減少しジョギングする距離も、当初の3キロ弱から5-6キロに増えた。
ただ体重を減らしたり足腰の筋肉をつけたりする目的だけでは、走り続けるためのモチベーションを維持していくことは難しいので、ちょうど今から10年前に年に1回レースに出てみようと考えた。とはいえ、一回のランの距離が5-6キロ程度では、マラソンはとてもじゃないが無理なので、10キロのレースに出ることにした。普通のマラソン大会のカテゴリーとしては一番短い距離なのだが、足はパンパンに張り、体全体が消耗しゴールのあと地面に倒れるくらいきつかった。
しかしながら、完走したことで達成感を味わう事が出来き、翌年も10キロの種目にエントリーすることとなった。その後練習量も増えて、毎年秋から冬にかけて、フルとハーフの二つのレースに毎年出るようになった。
ようやくハーフを2時間切って走る事が出来るようになったところで、次はフルを4時間以内に走る、 所謂サブフォーを目指すことになったのだが、相次ぐ足首や膝の故障と老化からくる持久力低下により、今や叶わぬ夢となった。
つい先日ハーフの大会があった。4月に右足を故障し、約半年の間右足に体重がかかるとズキッという痛みが太ももの付け根と臀部を駆け巡った。ようやく3週間前に痛みが減少しゆっくりであるがなんとか10キロ程度走れるようになった。
レースを棄権しようかと思ったが、エントリー代もバカにならないので、出たとこ勝負で参加することにした。当日は、足の付け根とお尻にボルタレンを塗りまくり、かなり痛みは減少した。
いつも通りレースの30分前にトイレを済まそうと思い簡易トイレの列に並んだのだが、これが思ったよりかなり時間がかかり、なんと待っている間にスタートの花火が打ち上がったのだった。なんという大失態!
6000人の集団の最後尾からスタートすると、自分より遅いランナーにスピードを合わせることになってペース・ダウンし、また無理な追い抜きは序盤での体力消耗につながる。
結果2時間14分と過去最低の成績。
スタートでのチョンボ、足の故障、練習不足そして老化などを考えると、まあこんなものかなと…
ところで、最近小型のMP3プレーヤーをつけて走る人をよく見かけるが、私はイヤ・フォンをつけると耳道に汗が溜まり不快に感じるのでNG。もっぱら、心の中でお気に入りのロック、フォークや演歌などを歌いながら走るのである。
しかし疲れて苦しくなると、頭の中で曲の切り替えができずに同じ歌の繰り返しとなる。さらに苦しくなると、もはや歌は消えて数字をカウントするようになる。
以前紹介したエリック・カルメンのソロ2作目、BOATS AGAINST THE CURRENTというアルバムでMARATHON MANという歌がある。
ポール・バックマスターの重厚なストリングスのアレンジにボビー・キーズらのホーンが炸裂する派手なサウンドで、あまりにヘビーなアレンジと 大仰な歌詞から、私的にはこれを歌いながら走るのは少し無理がある。
皆さんは、もしジョギングなどで少し長い距離を走る時、どのような曲を聴かれるでしょうか?
Eric Carmen - Boats Against The Current - Marathon Man