CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ついに解体! エェ〜 また演るの?

2018年04月06日 | PROG ROCK
1975年に出たキング・クリムゾンのライブ、USAを聴いてみた。

何か不安を掻き立てるような楽曲、Lark’s Tongues In Aspic Part-IIを聴けばもうそこはクリムゾンの世界。

デヴィッド・クロスのバイオリンとビル・ブラッフォードのドラム演奏にどんどんと引き込まれて行って、もうこの世界から足抜けすることは出来なくなってしまう。

爆音で最後の21st Century Schizoid Manまで聴くともうヘトヘト。

当時のレコードの帯には、“74年6月の最後のツアーのライブ”と記載されている。


オォ〜 これでクリムゾンの呪縛から逃れられるのか….

しばし安息の日々をディスコ・サウンドで楽しもうではないかと思いきや、なんと“7年間の長き沈黙の間もその伝説は生き続けていた…. 再び果てしなき試練を求めてクリムゾンは1981年に蘇った!”てなことで、新生クリムゾンここに誕生!


ニューアルバム、Discipline登場!

ポセイドンの後を追いかけるが如く、まだまだ果てしなきプログレ求道の旅は続くのかとブルッていると、彼らの芸風がコロッと変わってしまったので、私のクリムゾンの旅は一旦ここで終了。 

嬉しいような悲しいような。

1995年のある日

助手:博士〜 大変です!

博士:何事じゃ! せっかくアラベスクのペパーミント・ジャックを楽しんでおるところなのに。

助手:クリムゾンのネオ・へヴィー・ロック・アルバム、Thrakが完成しました!

博士:なんと!ヘビー・ロックに回帰したThrakじゃと?

解散、しばし休憩、再結成、メンバー増量、ライブ音源の連続投下。

果たしてプログレ求道の旅はいつまで続くのやら。

嬉しいような悲しいような。

合体完了! エェ〜 もう解体?

2018年04月06日 | BRITISH ROCK
1969年の前作、Ceremony制作において路線の違いから、キーボード兼ボーカルのゲイリー・ライトが、 そして同時にベース・プレイヤーも脱退。

そこに、ジョー・コッカーのバックを務めていたグリース・バンドの3名がスプーキー・トゥースに残った3名と合体!

ここに新生のスプーキー・トゥース誕生、そして1970年にアルバムThe Last Puffを発売する。

(2015年のリイシューのCDはボートラが6曲収録されていて、その内の一曲はバンドのThe Weightのカバーで得した気分)

新たなメンバーから影響を受けたのか、ボーカルのマイク・ハリソンはジョー・コッカーばりのブルース調の太いボーカルを聴かせる。

スプーキー・トゥースと言わなければ、アメリカ南部のフレーバー溢れるブルースバンドのような演奏でとてもじゃないがイギリス出身のバンドとは思えない。

アメリカン・バンド大好きの私としては、波長が合って非常によろし〜。

自作に期待と思いきや、このメンバーでのスプーキー・トゥースはこのアルバム一枚で残念ながら解体!

メジャーでないため、このバンドのことをよく知らない人が多いと思うが、このアルバムでビートルズのI Am The Walrusやエルトン・ジョンのSon Of Your Fatherをカバーしているのでご一聴されてはいかがかと….

ちなみにジャケのデザインからも解るようにThe Last Puffって最後の一服って意味だから、やっぱり解体するつもりだったのかね….