CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

やっぱり出るのね、レボルバー改

2022年09月08日 | BEATLES-BADFINGER関連

ビートルズのNo.1シングルを集めたコンピ・アルバム、1が2015年にリミックス・バージョンで登場した時、彼らの公式アルバム全てがリミックスされるなと思っていた。

現時点では、Pepper軍曹から始まって、ホワイト・アルバム、アビー・ロードとレット・イット・ビーが発売されている。

そしてつい先程、レボルバーが新たにリミックスされて登場するらしいと言うニュースを傍受。

今では若い人はサブスクで音楽を楽しむ事から、CD、ブルーレイやレコードなど形ある物で所有したいとは思わないのだろう。となると資金力のある年配のコレクターにそれらのメディアを抱き合わせで高額販売するしかない。

ジャジャ〜ン

ここに登場レボルバー2022リミックス!

リミックスのステレオとモノ盤がそれぞれ1枚、アウトテイク集は2枚それにペイパーバック・ライターとレインの入ったシングル盤と言う構成。

またまた買っちゃう?

買っちゃえ、おっさん!

ビートルズ商法は永遠に不滅であります!

キリッ。

 


ソフト・ロックで行こう!、その4

2022年09月08日 | S&G and etc.

サイモンとガーファンクルときたので本日はポール・サイモンでも。

オリジナル・アルバムをじっくり聴くのも良いけど、たまにはベスト・アルバムをさらっと聴くのも悪くない。何しろヒットした曲ばっかりだから馴染みやすい。

ポール・サイモンはCD時代になってから、ベスト物がどんどん出てきて一体どれを聴けば良いのか迷ってしまうが、さらっと聴くなら1977年に出たGreatest Hits, Etc.が個人的にはお薦め。

ソロになった1972年のPaul Simonから1975年のStill Crazy After All These Daysまでの3枚のアルバムから主に選曲されている。この後のアルバムは少しづつ彼の芸風が変わって行くと言うか、それまでのイメージと離れていくような感じがして、個人的には70年代までの作品だけで十分じゃないかと思う。

ところでアルバム・タイトルに記されたこのEtc.(エト・セトラ)ってどう言う意味なのか? 

それはStill Crazy After All These Daysのレコーディングセッションで録音されたものの、アルバムに収録されなかった新曲、Slip Slidn’ AwayとStranded In A Limousinの2曲がこのベスト・アルバムに収録されている事のようで…  後に双方ともシングル・カットされ、Slip Slidn’ Awayが全米5位と大ヒットを記録する。

ポール・サイモンのコレクターからすれば、ベスト物なんてよほどジャケのデザインが凝った優れものでない限りそうそう手が出ない。しかし、オリジナル・アルバム未収録の2曲が本アルバムに収録された事から無視できない代物となった。

即ちGreatest Hits<その他諸々、エト・セトラの公式が成り立つ。

ちなみに日本独自編集の企画アルバム、FCPA518には、サイドAの2曲目にある筈のStranded In A Limousinが何故か収録されていない。

 


ソフト・ロックで行こう!、その3

2022年09月08日 | S&G and etc.

まあこの方々の場合、ソフト・ロックと言うよりは、フォークもしくはフォーク・ロックと呼ばれるジャンルに近いのではあるが...

サイモンとガーファンクルの1969年に日本で発売された4曲入り7インチ・コンパクト盤、コンドルは飛んで行くをちょっと聴いてみる。

(ポールが被っているヤンキースのキャップ。今でこそ当たり前に認識出来るのだが、当時は異国の野球チームのロゴだとは思いも寄らなかった。)

このコンパクト盤は、L P盤の明日に架ける橋からコンドルは飛んで行く、いとしのセシリア、バイ・バイ・ラブにニューヨークの少年の4曲が収録されている。個人的にはこの中ではニューヨークの少年が一番かな?

L P盤購入だとちょっと懐が寂しくなるって感じるだろうし、また7インチ・シングルだとちょっと物足りないと言う向きにピッタリの販売形態で、この7インチ・コンパクト盤を60年代から70年代初め頃にレコード屋でしばしば見かけたような。

ちょっと2−3曲聴いてみたいと思えば、今はサブスクやiTunesなんかで最も簡単に聴くことが出来るが、当時はまだまだステレオ・プレイヤーが一般に普及していない時代、この7インチ・コンパクト盤はポータブル電蓄のお供として扱い易いハンディなサイズで、ちょい聴きにはもってこいだった。

この盤を聴く度にもう二度と帰ってこない懐かしき日々を思い出す...