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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

モヤモヤはライブでぶっ飛ばせ~!

2022年09月09日 | ROLLING STONES関連

秋口に入り朝夕爽やかに感じる今日この頃。

この期に先月の酷暑によって積もり積もったモヤモヤを一気に吹き飛ばすべく、本日はストーンズのライブ盤でも。

ストーンズはこの所、アーカイブと称して古い音源を引っ張り出してかなりの数のライブ盤をオフィシャルで出している。ただ初期の頃となると、ブート盤は存在するもオフィシャル盤は数が少ない。

さらにブライアンがいた頃となれば、1965年の英デッカ発売のEP盤、Got  Live If You Want It!か同名のタイトルで中身が異なる1966年の米ロンドン盤のLPぐらい。

本日は米ロンドン盤のGot  Live If You Want It!でも。

(2002年リマスターされたSACD盤で聴いてみた)

一般的にはこのアルバム、オーバー・ダブがちょっと目に余ると言われた代物。

収録されている曲のうち2曲はスタジオ録音に観客の音声をオーバー・ダブし、何故かアルバムの締めのSatisfactionの演奏がライブらしからぬフェイド・アウトしていく処理がなされ何とも悲しい結末。

更にこのライブ音源はロイヤル・アルバート・ホールで収録されてはいないときた!

そもそもこのライブ・アルバムは、1966年の年末商戦でストーンズの新譜の弾切れによって、米ロンドン・レーベル(ABKCO)によって急遽企画された代物で、ストーンズのメンバーは当時その発売に反対していたそうな…

そんなことを考えると返ってモヤモヤしてしまう。

2002年のリマスター編集で音質は改善されたものの、元々60年代中頃のライブ録音となるとブート感が漂い音質がすんばらし~と胸を張って言えるものでもない。

ただ若き日のはじけたストーンズを象徴する音源として価値はあると思いたい。

日本盤ジャケのレプリカ、発売当初はロイヤル・アルバート・ホールの実況録音との触れ込みだったが、実際はそうではないとの事

ブライアンがいるライブだからまあいいっか。

とは言えジャケの写真以外からは彼の存在感は感じられない。

いやいや、一曲目の冒頭でMCのメンバー紹介でブライアン・ジョーンズの名が一瞬だけど登場してたっけ。