60年代イギリスの4大ビート・バンド(ビートルズ、ストーンズ、フーとキンクス)の一角だったキンクスの1965年のセカンド・アルバム、Kinda Kinks!(Kind of Kinksのスラング)でも。
デビュー・アルバムの大ヒットで、人気の地固めとして第二弾のアルバムが待たれた。
ツアーから戻って二週間程度で録音完了。なんとデビュー・アルバムからたった5ヶ月のインタバルで登場したのが本作。
やっつけ仕事の様な速さで制作されたため、アルバムの出来にレイ・デイビスは不満を持っていたらしい。
らしさは有り悪くはないけれど、デビュー・アルバムのヒット・シングル、You Really Got Meのようなインパクトのある曲がなく物足りなかったかな?
どう言う経緯でアルバム・タイトルがKinda Kinks!ってつけられたのは定かではないが、“キンクスのような”って意味合いにもとれて少々投げやりな気も個人的には感じるのだが….
とは言え、英チャート3位と4大ビート・バンドとして最低限のノルマは果たしている。
流石です!