CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

季節は早いものでもう11月

2022年11月02日 | Wishbone Ash

欧米では11月に感謝祭があってメイン・ディシュに七面鳥の丸焼きが振る舞われることも。

一般的に鳥類のV字型をした鎖骨のことをウィシュボーンと呼ぶ。鳥を食した後その鎖骨を引っ張りあい、折れた骨の長い方を掴んだ人に幸運が訪れるという言い伝えが…

車乗りなら、前輪を車体に固定するV字型の上下2本からなるアームを意味するダブル・ウィシュボーンですかね。

しかし、我ら70年代ロック・ファンならやっぱりこの方々。

1969年にバンドが結成され、翌年にセルフ・タイトルのデビュー・アルバム、Wishbone Ashが出た。

なんでも、彼らがディープ・パープルの前座を務めたところ、リッチーがとても気に入って、自分たちのプロデューサー、Martin Birtchに紹介したことがきっかけで、メジャー・デビュー。

ベースのマーチン・ターナーとドラムスのスティーブ・アプトンのリズム・セクションをバックにアンディー・パウエルのフライングVとテッド・ターナーのストラス・キャスターのツインリードが絡み合いながらメロディーを紡いでいき、主にブルース・ロック、ジャズ、プログレ・ロックそしてトラッド・フォークが混ざり合った正に英国からしか出てこないサウンド。

このアルバムのハイライトはやっぱりフェニックス。10分強の長さの曲で華麗なツイン・リードが炸裂する。

やっぱり、アンディのフライングVからウィシュボーンってバンド名を思いついたのかな? 

知らんけど。