英ロック・バンド、プロコル・ハルムの通算6枚目のアルバムは1972年のライブ・アルバム、The Concert With The Edmonton Symphony Orchestra And The Da Camera Singers。
1971年カナダのエドモントンで現地のオーケストラとコーラスを従えたライブ録音だった。
このアルバムの後、ギターのDave Ballがバンドから脱退して、新しいギタリストMick Grabhamが加入することになるが、ジミヘンばりにギターを弾くRobin Trowerや青い影のオルガンで有名なMatthew Fisherがいないこの時代のプロコル・ハルムはGary Brookerを中心にバンドとして一番まとまっていた時期でもある。
オーケストラとコーラスとの共演が何故か彼らの既出曲にピッタリとフィット。それまでのバンド・サウンドとは一味違う音に厚みが出たこのゴージャスなサウンドは彼らの代表作と言えるのでは。
このアルバム地元であるイギリスのヒット・チャートは48位だったが、北米で結構ウケて、全米5位に全カナダ7位と彼の地で大ヒット。
シングル・カットされたConquistador(征服者)もヒットし征服完了!