1966年、ATCOからバファロー・スプリングフィールドのメンバーとしてメジャー・デビューを果たして以来、まもなく80歳の大台に到達するにも関わらず今なお現役でどんどん新作を発表しているニール・ヤング。
すごいの一言。
近年は新作ばかりでなく旧譜をリマスターし再発したり、アーカイブ・シリーズと称して未発表の音源をこれでもか~とガンガン投入。全てをフォローするにはお金も時間も全く足りなく、興味のある作品のみ買っている。
本日は新たに海賊盤を正規音源としたブートレッグ・シリーズなる中から1枚を取り上げてみる。
1971年1月30日、UCLAのロイス・ホールで収録されたライブ盤で独特な性質のボーカルに自身のアコギもしくはピアノのシンプルな演奏に絡みゆったりとしたフォーキーな世界がホール内に漂う。
(ブート感あふれる簡素なジャケットがこれまた泣ける)
まだ彼の大ヒット・アルバム、Harvestが発売前で、その存在を知られていないHeart Of Goldがアコギのみで淡々と演奏され非常に初々しさを感じ、またそのまったり感に癒される。
いゃ~ フォーク・ロックっていいものですね。