70年代になってストリングスを多用し甘めのサウンドが特徴のフィラデルフィア・ソウル。
当時テレビでスリー・ディグリーズなんかが登場するソウル・トレインって番組ありましたね。
その第一人者の一人トム・ベルによってプロデュースされたのがスタイリスティック。
時流に乗ってヒット曲連発し、その後トム・ベルがプロデュースから手を引いた後はヴァン・マッコイらが担当することになりディスコ調に芸風が変化して行き、ディスコの終焉と共に人気も低下していくことに。
1975年に出た彼らの全盛期のベストものを久々に聴いてみる。
ゆったりした曲調にファルセット・ボイスが絡みなんとも心地よく、コスパなんて言葉が無縁だった当時を思い出しまったりと時間が過ぎていく。