デイブ・メイソンの1977年の七枚目のスタジオ・アルバム、Let It Flowはオイラのお気に入り。
流行に媚びる事なく、かと言ってコテコテのルーツ・ミュージックでもない。ポップのツボを適切に押さえたアルバムでゆったりと時間を過ごすには最適。
チャート的にはそれまで出してきた他のアルバムよりも少々低めの全米37位ではあるが、年月をかけてじわりじわりと売り上げを伸ばし通算の売り上げではミリオン・セラーを記録し彼のアルバムの中では一番売れたそうな。
反骨精神を持って時代の流れに抗うばかりでは消耗してしまう。
全く無意味とは追わないが、亀の甲より年の功、時には力を抜いてただ流れに身を任せるのも悪くない。