goo blog サービス終了のお知らせ 

CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

シングル盤の思い出、その1

2018年05月10日 | BEATLES-BADFINGER関連
1970年11月27日、ジョージの超弩級LP3枚組アルバム、All Things Must Passが発売された。

なんとお値段5000円也!

今の5000円ならそれほどビビることはないが(月末辺りで金欠になり、たま〜にビビることもあるが…)、50年ほど昔となると本当にビビるような大金である。

子供は当然のこと、当時の大人だって“ちょっとジョージの3枚組新譜買ってみる”って中々出来なかったのではなかったか。

しかも、ジョージといえば、インド系の音楽やシンセを使った実験音楽をソロ、もしくはビートルズのメンバーとして発表している。

当時は、発売されたアルバム全編をネットなどで試し聴き出来なかったので、これを買うには、よっぽどのファンでない限りリスクがあった。

リスク承知で買ってもし3枚のLP全編がインド系のサウンドになっていたら、よっぽどのジョージのファンでない限り数日寝込むことになったのではないかと….

そんな人にはシングル盤。

昔、先行シングルはアルバム購入を検討する者にとってアルバム全体の内容を推測するのに重要な音源と位置付けられていた。

ヒットするかしないかでアルバムの売れ行きが大きく左右された。(先行シングルだけが良くて他の曲が捨て曲ばっかりだったアルバムもたま〜に遭遇したが)

アルバム発売の1週間前に先行発売されたのが、これ、My Sweet Lord。


明日の天気は?   ハ〜レル〜ヤ ♪
先生の頭は?    ハ〜ゲル〜ヤ ♪
解任された監督は? ハ〜リル〜ヤ ♪
競馬の予想は?   ハ〜ズレ〜ヤ ♪

おっ!中々いいじゃん。 この調子ならアルバムも期待が持てると思えた。

そしてその何年か後に、小遣い掻き集めてようやく アルバムを購入。

中身は、思った通りジョージの集大成とでもいうべきポップ度満載のアルバムだった。



不思議なことに、A面のレーベルとB面のレーベルがどちらもリンゴの外側の写真。普通B面のレーベルはリンゴの断面の写真なのだが?
両サイドがA面扱いのシングルなのか?

英盤シングルは、A面がMy Sweet LordでB面はWhat Is Lifeのカップリングで、これなら両サイドがA面のシングルと言える。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿