1973年オノ・ヨーコとの別居生活が始まり、ジョンはLAへと流れてゆき行きすぎた自由を謳歌するが如くグータラな生活を送っていたそうな。
そして次作にオールディーズのカバー作品の制作を企画していたジョンはLAでレコーディングをスタートさせた。
プロデューサーにはその企画にうってつけのフィル・スペクターを招いたものの、フィルの精神的不安定によりレコーディングからセッション・テープを持ったまま疾走する事件に。
オールディーズのプロジェクトは一旦棚上げとなり、飲んだくれた生活別れを告げジョンは新規一転、ニューヨークでオリジナル・アルバムを制作することに。
完成したアルバムが、1974年のWalls And Bridges。
(それまで見たことがなかったほんわかムードのポートレート、尖りすぎた角が取れたのかも)
イマジンのようなアルバムのコアになる様な曲はなく地味といえば地味な部類のアルバムではあるが、エルトン・ジョンの提供した曲が話題を集めただけでなく、それまでの政治的なメッセージではなく全体的に自身の心の内面を歌った誠実なアルバムに仕上がった。
やっぱり飲んだくれてばっかりじゃダメってことね。
オイラも十二分に肝に銘じた次第で…
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