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でっ、でっ、でた〜! 超弩級ボックス・セット

2018年05月03日 | ROLLING STONES関連
でっ、でっ、でた〜! って同じセリフもう何回言ったことだろうか….

ストーンズがまた高額なボックス・セット、Studio Albums Vinyl Collection 1971-2016を発売するそうな。


なんでもストーンズ・レーベルのExile Of Main Street からつい最近発売された、Blue & Lonesome までのスタジオアルバム15作が入っていて、2枚組が5作あるので、トータルのLPは 20枚の超弩級ボックス・セット。

一昨年、ABKCO時代のアルバムでモノラル仕様のLPと CDのボックス・セットがそれぞれ発売され、さらに去年、あまり意味のなさそうなモノラルとステレオ仕様SACDとLPが一緒になった4枚組の豪華Their Satanic Majesties Requestのパッケージが出た。

もう本当、何十数年記念盤とか言って毎年お祭り騒ぎ。

後期のアルバムのLPボックスといえば、 2010年にRolling Stones 1971-2005が出たので、これにBlue & Lonesomeを別に購入すればだいたい同じものが揃う訳だが….

(Rolling Stones 1971-2005のボックス)

もちろんメーカーも同じ商品を投入するわけではない。

前回のイシューよりも付加価値的な要素 がないとコレクターには響かない。

と言うことで、今回最新のリマスターを使用し、そのマスター音源をアビーロード・スタジオでハーフ・カッティング、よって広域の周波数レンジが広がり、音圧が上がり、通常のスピードでのカッティング優れた音になるらしいと言う触れ込み。

さらに今回レコードのジャケットをオリジナルにできるだけ準拠するとの事で、Sticky Fingersのジャケはジッパー付きとかSome Girlsは打ち抜きのジャケとなるみたい。

そして、おまけのダウンロード・クーポンは従来のMP3ではなく多分ハイレゾになるかも?

しかしである。

そのお値段、後日値下げされるかもしれないが、アマゾンの現在の予約価格がなんと59,500円也!

これをわしに買えって言うの?

新しいスマホ買ったから、財布はすっからかん。

高額なことが一番のネックであるが、もし買ったとしても、多分一回聴いてからジャケをおもむろに取り出し、オリジナルに準拠したと言う触れ込みのジャケを30センチぐらいの距離から観察して“ハイお終い” って感じになりかねない 。

(Rolling Stones 1971-2005のボックスとBlue & Lonesome。恥ずかしながら、ボックス・セット買ったものの時間の都合でまだ全部聴いていないし、Blue & Lonesomeに至っては未開封。貧乏性なのか、勿体無く思えてあえて70年代に買ったレコードの方をターン・テーブルに置く。若干雑音が混じっているが、なんとなくそっちの方がしっくりくる。)

ところで、今回の販売の発表によって、ふと気づいたことがある。

前回のボックスの表記が1971-2005で、今回が1971-2016とある。即ち、ストーンズの最新スタジオ・アルバム、Blue & Lonesomeが発売されるまでの11年間は新譜のスタジオ・アルバムが無かったってこと。

今日の結論

新譜出ないからって、もう毎年n旧譜の焼き直しはやめてくださいってお話でした。


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