1974年、CSN&Yのツアー終了後、彼ら4人は新たなアルバムの制作に取り掛かるも何故か険悪なムードで完成に至らず空中分解。
1976年になってスティーブン・スティルスとニール・ヤングの2人が活動をスタートさせ、そのレコーディングにクロスビーとナッシュが加わりCSN&Yの再結成かと思いきや彼らがレコーディングの途中で抜けてしまい、結局Stills-Young Bandという形でレコーディングを継続するも、その後スティルスとヤングが仲違いしアルバム1枚を残してバンドは解散。
特にスティルスとヤングはバッファロー・スプリングフィールド結成時から活動を共にしお互いをリスペクトし合っていたと思っていたのに、彼らの仲もかなりセンシティブだったみたいで…
このアルバム、スティルスが提供した曲がちょっと弱いけれど、二人のほっこりしたコーラスを売りにしたタイトル曲Long May You Runはなんでもニールが以前持っていた車を題材にした作品だそうで、これ1曲だけでもオイラとしては感涙ものです。
Long May You Run
俺たちはあれこれ一緒にやってきたっけ
今なお出てくる思い出の詰まったトランクを持って
苦難の中で、やるべき事を見つけてきた
ずっと走り続けられますように…
ずっと走り続けられますように…
たとえ変化 がやってきたとしても
日差しのもと光り輝くクロームの心を持って
ずっと走り続けられますように…
1962年のブラインド・リバーだったね
元気一杯の君を見たのは
長い下り坂でシフト・ギアがオシャカになったのが懐かしい
ずっと走り続けられますように…
君は、今じゃビーチ・ボーイズの虜になっているんだろうね
“キャロライン・ノー”を歌いながら
ガラ空きの海辺の道を車で突っ走る
波乗りに間に合うように
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