CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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甘美のハード・ロッカー!再び

2025年02月05日 | BRITISH ROCK

本日はロック・バンド、Mr. Bigに再登場してもらおう。エリック・マーチンがいたアメリカン・ロック・バンドMr. Bigではない70年代に登場した幻の英国ハード・ロック・バンド Mr. Bigの事である。

このブログを立ち上げた9年ほど前にこのバンドは一度登場しているがその時結構腐していたので、名誉挽回、汚名返上ってことで9年ぶりにそのレコードを再び手に取ることに。

バンドはギター・ボーカルそして作詞・作曲を担当のディッケン、ベースとツイン・ドラムスの変則的な編成の4人組ロック・バンドだった。1974年エピックと契約しシングルを出すものの不発。1975年EMIに移籍して出したのがアルバム、Sweet Silence。

ツイン・ドラムスが関わるハードな演奏にディッケンの少々ねちっこくしゃがれたボーカルが絡み独特な雰囲気を醸し出すWonderful CreationやSweet Silenceなんかがバンドの売りだが、それだけでなくスロー・バラード、カントリー、中華風、ボードビル調の曲などが散りばめられて収録されるなど工夫が凝らされていて悪くない。

残念ながらアルバムのライナーに記された”ビッグ・グループになることはもう既に運命付けられている”なる当時の宣伝文句を果たし得ることはなかった。

しかしながら改めてレコードを再生すれば買った当時の70年代の次から次に登場した新しいバンドでワクワクだった記憶が蘇ってくる。まあ悪しき思い出はなかった事として脳内で改竄されているのではあるが…

久々に甘味な思い出を味わわせてくれるハード・ロッカー達だった。



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