CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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ディアゴスティーニ版を試しに聴いてふと思う。

2018年03月26日 | BEATLES-BADFINGER関連
昨年日本全国で販売が始まった、ディアゴスティーニ制作のビートルズのレコードを聴いてみた。

第二回配本のサージャント・ペパーズで、話の種にと去年10月に親戚の家宛で通販にて買っておいたものである。


購入して5ヶ月以上経っているのだが、つい先日日本に帰国し少しばかり余裕ができてようやく開封してみることにした。

当初封を切らずにそのまま寝かしておこうかとも思ったのだが、このシリーズの購入者のレヴューを読んでみると、どうもあまり評判がよろしくないようで....

なんでも盤面の傷による音飛びの発生だとか、盤面が少しワープしているなどのクレームで返品交換を行ったという報告が結構あり、ちょっと心配なので開封して一度聴いてみることにした。

ぱっと見では、レコードの表面についている埃も微小で、指紋や傷も見当たらず、ワープもほとんどないとのことで一安心。

一通り聞いてみると、一箇所だけプチッという小さなノイズがしたものの、まあ許容出来る範囲のもので、しっかりと表面を洗浄すればそのノイズもほとんど聴こえないだろうと想像できるので、一安心。

ところで、ディアゴスティーニ版は、2012年にプレスされたステレオ再発盤と同じマスターを使っているが、ラッカー盤のカッティング(スタンパー)とプレス工場が異なる。

2012年盤のA面のマトリクスはS-740011で、ディアゴスティーニの方は SGTP A2となっている。

(2012年盤のレーベル。)

(ディアゴスティーニ版のレーベル。細かく見れば若干違うが、まあだいたい同じ。強いて言えば、フランスの工場でプレスされたことからMade in EUと原産地が記載されているところだろうか... 2012年盤は、同じラッカー盤から製造したスタンパーを使用し、アメリカとヨーロッパの2箇所でプレスさえたらしい。そのため、原産地の表示はレーベルには記載されていない。)

超繊細な聴力を持つ人が聴けば多分その違いはわかるのかもしれないが、私の駄耳ではどうも違いは感じられないみたいだ。

じゃあ、何故同じような商品を二度にわたって購入するのかと問われると、ちょっと返答に困る。

月並みな答えとして、ファンだからですとしか言いようがない。

こんな体たらくだと、カミさんが洗面台の前に所狭しと陳列している同じ類の化粧品や香水の数々のボトルやチューブに対して“何も言えね〜”てなことになってしまう。

それを見越して、今回のディアゴスティーニ制作のビートルズ・シリーズは、特価の初回配本アビー・ロードとその次のサージャント・ペパーズの購入で打切りとなった。

通りすがりの人:相変わらず中途半端のなコレクターじゃのう〜

どうもすいません。



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