気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

カラマツにシジュウカラ

2015年11月06日 | シジュウカラの仲間
おなじみのシジュウカラもカラマツに。

肩のあたりの緑が鮮やかできれいです。

苔や地衣類の色とよく似ていますね。保護色になっているようです。

幹についているのはサルオガセなのかヤマヒコノリなのか、にわか知識では判別が難しいです。



山の夕暮れ時。日が陰ると急激に気温が下がっていきます。


お日様の下では幻想的で美しく見えるサルオガセも、暗くなるにしたがって不気味な雰囲気に変わってきます。
大木のかなり上の枝まで着生していました。

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コガラとサルオガセ

2015年11月06日 | シジュウカラの仲間
     サルオガセのそばにコガラが止まっています。

サルオガセ(猿尾枷)は、地衣類という菌類と藻類の共生体。
別名・霧藻(キリモ)とも呼ばれています。
とろろ昆布に似ているような・・・?^^;


 
霧などから空気中の水分を吸収し、藻が光合成をしているそうです。

亜高山帯の針葉樹の枝について垂れ下がって成長していく不思議な生き物。

一見ヤドリギのように寄生しているように見えますが、着生(ちゃくせい)といって、
くっついているだけで木から養分を吸い取ることはないそうです。

コガラの肩(背中の上の方)も、ぼんやり緑かかって見えます。


こちらの幹にくっついているのは、サルオガセの仲間の地衣類・ヤマヒコノリ。

苔のように見えますが、木の幹にくっついて枝分かれするように成長していくそうです。

サルオガセもヤマヒコノリも、野鳥たちの格好の巣材になりそうですね。




サルオガセについて詳しい記事を掲載されているブログ
http://naturelog.main.jp/plants327.html

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_31.htm
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