花の蜜をむさぼるヨツスジトラカミキリを観察していると
もう一匹も同じ花に飛んできて食事を始めました
「先客のいる食堂はおいしそうに見える」?そう思いながら観察していると
あれ?あれれれれ?
もう一匹も同じ花に飛んできて食事を始めました
「先客のいる食堂はおいしそうに見える」?そう思いながら観察していると
あれ?あれれれれ?
先に居た方が、後から来た方にガバッと のしかかりました。
餌場を巡る争いかと思ったのですが、どうも様子が違います。
先に居た雄♂ が後から来た雌♀に交尾を迫っているのです。
「わざわざこの花に飛んできたのは俺に気があるからだ」と思い込んだのでしょうか。
ただ食事に来ただけなのに、何のアプローチもなしに!なんと愚かな雄なのでしょう!
嫌がる雌は振りほどこうと必死にもがきます。
がんばれ!がんばれ!負けるな!そんな卑劣な奴に負けるな!
シャッターを押しながら、心の中でメスに声援を送ります。
格闘の末、ようやく雄♂を振りほどいた雌♀
あっという間に翅を広げて夏空へ飛び去っていきました。
拒絶された雄♂ しょんぼり
「いったい、オレのどこが悪かったのか・・・」
清く咲く花の上で繰り広げられたヨツスジトラカミキリのドラマでした。
◆ヨツスジトラカミキリ 身近な昆虫図鑑
https://sorairo-net.com/insect/kamikirimushi/015.html
今日も最後まで見て下さってありがとうございました。