ハシビロガモの雄エクリプスは 雌によく似ています。
(カモのオスが非繁殖期にメスのように地味な羽根色になる状態をエクリプスと呼ぶそうです)
雌雄を見分ける際のポイントは光彩(目)の色
オスは黄色 メスは茶褐色です。
現地で最初に見た時はメスが二羽泳いでいると思ったのですが
望遠レンズで光彩の色を確認するとメスとオスのカップルでした。
(カモのオスが非繁殖期にメスのように地味な羽根色になる状態をエクリプスと呼ぶそうです)
雌雄を見分ける際のポイントは光彩(目)の色
オスは黄色 メスは茶褐色です。
現地で最初に見た時はメスが二羽泳いでいると思ったのですが
望遠レンズで光彩の色を確認するとメスとオスのカップルでした。
ようやく二羽そろって顔を上げました。
右側のオスの羽毛は脇が赤茶色っぽく繁殖羽に変わりつつあります。
光の加減で光彩の色が暗く見える時など 体の色も判断基準になります。
ハシビロガモの幅の広いクチバシは プランクトンを漉しとって食べやすい形になっています。
クチバシの内側の縁には「板歯」(ばんし)と呼ばれるブラシ状のヒゲがびっしり生えています。
群でぐるぐる円を描くように泳いで渦をつくるのもハシビロガモの特徴のひとつ。
プランクトンなど小さな水生生物を渦の中に集めているそうです
ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler 全長 ♀約43cm ♂約50cm
カモ目カモ科マガモ属
最後まで見ていただきありがとうございました。
ハシビロガモやミコアイサなどカモ類の
エクリプスは識別に苦労しますね。
今回のハシビロガモの雌雄の見分け方は参考になります。
この点に留意して観察したいと思います。ありがとうございました。
5年ほど前に似た内容の記事を書きました。
いまだにアクセスが多いので、今回、新しく大きな写真を載せてみました。
ハシビロガモを見かけたら、目の色を確かめてみてくださいね!
今日はミコアイサも、一羽だけ確認できました。
ハシビロガモの雌雄の見分け方、よくわかりました。くちばしの中には板歯という細かい歯がたくさんあるのですね。とても細かくて歯というより本当にブラシのようですね。他のカモとは随分違いますね。
私も今月初めにハシビロを見ましたが、まだエクリプスのオスのようで、美しく変身するのはいつなのだろうと思って見ていました。(もうハシビロたちはいなくなりました。)その頃はマガモたちはすでに美しく変身していましたが、ハシビロは遅いのでしょうかね??
ブラシのようなひげがクチバシの縁にびっしり!すごい仕組みですよね。
大きく口を開けた姿、一度撮ってみたいです。
ハシビロガモは、他のカモよりエクリプスの時期が長いと言われています。中間の状態を表す「サブ・エクリプス」という言葉も使われるそうです。
すでに今の時期からきれいな繁殖羽になっているオスも見かけるので、個体差が大きいのかもしれませんね?
ハシビロガモの大きな嘴写真にはびっくり!!
ブラシ上の髭がはっきり見えますね。
この嘴を水面近くを泳ぎながら採餌する姿は、少し滑稽ですが、ユニークなカモの一つですよね。
雄のエクリプス、いつも苦労しますね。
ハシビロガモのどアップ、大迫力ですよね(笑)
カモの中でもひときわ個性的な顔と行動、見ていてあきません。
ミコアイサなども飛来してきましたが、オスなのかメスなのか…?
まっしろいパンダ模様が待ち遠しいです。