気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ピラカンサの花 タニウツギ 他

2024年05月10日 | 花や昆虫 2023~

ユキヤナギに似た白い小花が枝いっぱいに咲いています
ここは確か・・・秋にピラカンサの橙色の実がなる木です

どの枝にも白い蕾や花がいっぱいについていました 
ハナムグリが飛来して 花粉をムシャムシャ
今年のピラカンサ、豊作になりそう 野鳥が食べに来るのが楽しみです







タニウツギ(谷空木)


鮮やかな紅色の花…






梅の実 
2月に花を撮影した梅林に立ち寄ったら、青い実をつけていました。








桐の花


昨年に咲いた花は、茶色い実をつけて株に残っています。





今日も最後まで観て下さってありがとうございます

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キジ♂ イワツバメ モズの親子

2024年05月10日 | キジ、ヤマドリ、コジュケイ

ケーンケーンケーン ケーンケーンケーン
藪からキジ(雉)の「母衣(ほろ」打ち」の声が響いてきます
声のする方に目を凝らして探すと・・・いました!
繁茂する草の間に鮮やかな赤い顔が見え隠れ!










キジのオスは縄張りを巡回しながらところどころで「母衣(ほろ」打ち」をして
他のオスたちを威嚇しますが、今回の写真のオスはこの場から動きませんでした。
藪の奥で抱卵しているメスを見守っているのかもしれません。









キジ(雉子、雉)Green Pheasant/Japanese Pheasant 全長♂約80cm 
キジ目キジ科キジ属


◆キジ e-Bird
https://ebird.org/species/rinphe2


一時間ほども同じ場所に立ち尽くしていましたが、
同じ草地の竹やぶで、モズの巣立ち雛が親鳥から給餌される姿も見られました。



草地の上をイワツバメも飛び交っていました。
ヒナのために虫を捕らえては、近くの営巣地へ運んでいきます。





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ホオジロ 高らかに歌う

2024年05月09日 | ホオジロ

この時季、野原や農耕地を歩いていると
そこかしこからホオジロ(頬白)♂の歌声が聴こえてきます

ホオジロのさえずり声には数多くの「聞きなし」があります
「一筆啓上仕り候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」
「源平つつじ白つつじ(げんぺいつつじしろつつじ)」
「札幌ラーメン味噌ラーメン」(さっぽろらーめんみそらーめん)」などなど

※日本人は昔から、鳥の声を人間の言葉に置き換える「聞きなし」を楽しんできました。
代表的な「聞きなし」といえば、ウグイスの「ホーホケキョ」(法華経) でしょうか 







ホオジロのオスは縄張りを守るためさえずりをしながら、ヒナへの給餌も行っているようです。
このオスも、クチバシいっぱいに虫を捕まえて、草むらに消えていきました。
再び電柱に舞い戻って高らかに歌い始めます。ホオジロ父さん、大活躍!




溜池沿いで見つけた別のオス個体
今回は雌♀のホオジロの姿を見かけませんでした。
目立たず採食して巣に運ぶか、いまだ抱卵中なのかもしれません。





ホオジロ(頬白)Meadow Bunting 全長約17㎝
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属


◆ホオジロ親子のたくみな技と連携プレー   東京大学演習林の鳥たち
https://www.uf.a.u-tokyo.ac.jp/tori/essay/02_hoojiro.html



今日も最後まで観て下さってありがとうございました。

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ドウダンツツジ ウマノアシガタ

2024年05月09日 | 花や昆虫 2024~

ドウダンツツジ(灯台躑躅)白い壺型の花 
木陰にぽっと明かりが灯ったように見えました
後の黄色い点々は 山吹の花です
すでに萎れかけていたので黄色い灯りだけ






ウマノアシガタ(馬の脚形)


「馬の脚形」なんとも不思議な名前の植物ですね。
花びらの形が馬の蹄鉄に見えないこともないような…??











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カラスと鳥除け電柱

2024年05月08日 | カラスの仲間

剣山のごとく鋭いトゲトゲが並ぶ電柱の脇に一羽のハシブトガラス(嘴太烏)
賢いカラスは、このトゲトゲの間に食べ物を貯食することがあります
他の鳥が寄り付かず横取りされる恐れがないため活用しているのでしょう

写真をよくよく見ると 従来の電線の上に細いワイヤーが張られているのがわかります。
実はこれも鳥除け設備の一種
「電線の上に細いワイヤーを張ることで鳥は止まりにくくなる」とのことですが・・・




ご覧の通り、カラスは細いワイヤーと電線をまとめて掴んで止まっています。
この仕組み、カラスやトビなど大型の鳥には効果がないようですね。
もともとムクドリなど大群で止まる鳥への対策が主だと思われます。





むしろカラスにとってはありがたい仕掛けかもしれませんね?
お気に入りの電柱をムクドリの群に占領されることなく独り占めできて快適?






ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシブトガラス e-Bird
https://ebird.org/species/labcro1



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アケボノフウロソウ 薄桃色の

2024年05月08日 | 花や昆虫 2024~

薄桃色のフウロソウの仲間が庭園で花を咲かせています
アケボノフウロソウの一種のようですね?
花びらが薄くふんわり柔らかな雰囲気の小花です
前夜の雨上がり 細かい水滴が花の上で光って見えました

















丈が低くて花も小さな黄色チューリップ




原種に近い品種だと聞いたことがありますが・・・
名札がないので、詳しいことは不明のままです。
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スミレの花咲く頃

2024年05月07日 | ハナバチ 蜂

 山路きて何やらゆかしすみれ草(ぐさ)  松尾芭蕉

野原や公園を歩いていると 落ち葉や草地に小さなスミレの花が目に止まります
芭蕉の句にある通り 目立たずひっそりと咲く小さなスミレの花
可憐さと同時に野や路傍で開花するたくましさを感じます













調べてみると、日本の野生のスミレは50~60種ほどもあるそうです。
今回撮影したスミレの花も葉も、それぞれ色や形が違っています。
名前を同定するには至りませんが、
これからも散策中に見かけたスミレを写していこうと思います。













 





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アオサギ 樹上で太陽礼拝

2024年05月07日 | アオサギ繁殖

コロニー(集団営巣地)のアオサギ(青鷺、蒼鷺)たち
晴れた日には、樹上の巣の上で翼を広げて日光浴

太陽礼拝、パラボラアンテナ、座禅…などと呼ばれる独特のポーズ
アオサギたちが子育ての成功をお日様に願っているようでした







巣材の枝もまばらで小振りな巣の上で一羽の親鳥が動き回っています。
いまだ抱卵中と思われる巣の中で小枝の位置を変えて巣を整えているようでした。




おおざっぱに集めた枝を積み重ねただけに見えるアオサギの巣ですが、
それぞれに工夫がありこだわりがあるのでしょうね。






この巣は、これまで営巣を確認していないクスノキで一組だけ抱卵中です。
今後の軽かが気になるので、注意して観察を続けていきます。



アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


日本各地のアオサギの営巣の模様が紹介されています

◆アオサギを議論するページ コロニーの形態
https://www.grey-heron.net/forum/10-colony-type/






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アオサギ&カワウ 集団営巣地

2024年05月06日 | アオサギ繁殖

アオサギとカワウのコロニー(集団営巣地)のある公園に観察にやってきました
広いボート池の対岸から、巣のかけられたクスノキの林を眺めてみます
生い茂った枝葉の間にアオサギの姿が点々と見えています

ひときわ足の色が紅く目立つ成鳥アオサギが一羽 目を引きます




背後にかなり大きく育ったヒナが3羽見えます。親鳥とほぼ同じ大きさに成長しています。
ヒナの右手後方に別のアオサギ成鳥の姿が。一見するともう片方の親鳥のようにも見えますが
どうやら別のアオサギの巣があり抱卵中のようでした。

通常、アオサギの婚姻色はつがいが形成され営巣すると段々色褪せていくと聞いています。
この巣の親鳥は、いまだ婚姻色が美しく、いまだ繁殖可能な状態なのでしょうか?
 シーズン二度目の繁殖もありうるのでしょうか??




サムネイル(下の小さな画像)をクリックすると拡大表示されます。
コロニー(集団営巣地)のクスノキの様子をうかがうことができます。








コロニーのあるクスノキの真下に移動してきました。
フン爆弾に注意しつつ、樹上を見上げてみましょう。


今回掲載した巣は、ヒナの姿は見えず。
枝の数も少なくまばらで巣も小さく いまだ抱卵中のようでした。








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藤に熊蜂 難波茨に桐の花

2024年05月06日 | ハナバチ 蜂

藤棚に大きなクマバチ(熊蜂)がたくさん飛来していました
ブンブン羽音を立てて飛び回る大型のハチ なんとなく怖いと感じますが 
クマバチは穏やかな性格で攻撃しない限り向かってくることはありません








クマバチは藤の花の蜜が大好物 実は両者は親密な共生関係にあるのです。
◆藤とクマバチの不思議な関係
https://www.kagakukanq.com/2021/23722






ナニワイバラ(難波茨)


中国原産のバラ
大阪(難波)商人が輸入したことから、ナニワイバラのの名がつけれたとか…

このナニワイバラは、石垣の上に咲いており野生化したもののようです。
毎年、5月頃に白い花をたくさん咲かせます。たくましい植物なのですね。










桐の花


こちらも石垣の隙間から枝葉を伸ばしてすくすくと。
毎年のように薄紫色の花を咲かせ実がなります



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今年も来てます!オオヨシキリ!

2024年05月05日 | ヨシキリ

ギョギョシギョギョシ ギョギョシギョギョシ ケケケケ・・・

オオヨシキリ(大葦切)のにぎやかな鳴き声が5月の空に響きます
オオヨシキリは葦原など丈高い草地に縄張りを構え営巣する鳥ですが
渡ってきた当初、雄♂たちは樹上で歌合戦を繰り広げることも多いです

より高い場所でより大きく自慢の歌声を披露して 力を誇示しているのでしょう















高い樹のてっぺんで歌う♂


小さな点々はメマトイと呼ばれる羽虫です。
大きな口を開けて歌うオオヨシキリ 虫が飛び込んできそうですね??



木の葉に身を隠すようにして歌っている雄もいましたよ



オオヨシキリ(大葦切)Great reed warbler 全長約18cm
スズメ目ヨシキリ科ヨシキリ属


◆オオヨシキリ e-Bird
https://ebird.org/species/orrwar1


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藤の花

2024年05月05日 | 花や昆虫 2024~

野山に公園に 藤の花が見ごろを迎えています
淡い紫色の花が一時に咲くと、そこだけ紫色に霞がかって浮き上がったように見えます

野性の藤 園芸種が逸脱して増えた株もあるようです
鶴を伸ばして繁茂する たくましい植物ですよね







石垣に繁茂した藤がたわわに花をつけて水鏡に映っていました。
朝方だけに見られる光景でした。
◇小さな画像(サムネイル)をクリックすると大きな画像が開きます








藤棚の園芸種










5月5日は子どもの日。
郊外の農家さんの庭先で立派な鯉のぼりがゆうゆうと青空を泳いでいました。
限られた宅地が連なる新興住宅地では、見られない光景です。
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アオサギ 成長と若鳥が!

2024年05月04日 | アオサギ

コロニー(集団営巣地)のある公園のアオサギ(青鷺、蒼鷺)たち
数が多いと時には争いやハプニングも起こります

一羽の成鳥が何やら不穏な雰囲気・・・
視線の先にはまだ若いアオサギが






池のほとりで並んで水を飲むのだろうか?と観察していると・・・


突然、成鳥が物凄い剣幕で若鳥に襲いかかりました。






間一髪で成鳥の蹴りをかわした若鳥
ふ~やれやれ びっくりしたなぁ・・・



アオサギ成鳥


アオサギ若鳥


争いの理由は特に見当たらず
アオサギ成鳥の虫の居所が悪かったようです。





アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


◆アオサギ e-Bird
https://ebird.org/species/graher1?siteLanguage=ja



今日も最後まで観て下さってありがとうございました。

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モッコウバラ黄&白 オオデマリ

2024年05月04日 | 花や昆虫 2024~
モッコウバラ(木香茨・木香薔薇)が満開でした

淡い黄色が爽やかで新緑に似合います
たまご色というのでしょうか? 
スクランブルエッグを連想させる色ですね
















同じ庭園に白いモッコウバラも植えられていました





オオデマリ(大手毬)






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シロスジヒゲナガハナバチ♀

2024年05月04日 | 花や昆虫 2023~

シロスジヒゲナガハナバチ雌♀ 
髭長~と名前につきますが、メスの触覚は短いです
コロンと丸い愛らしい花蜂 女の子らしい雰囲気ですね




ヒゲナガハナバチ雄♂

まるで別種の蜂のごとく触覚の長さが異なります。













吸蜜中のメスの翅の写真を撮れたので同定が可能となりました。
シロスジヒゲナガハナバチのようです


◆ニッポンヒゲナガハナバチ シロスジヒゲナガハナバチ 見分け方
https://mushinavi.com/navi-insect/data-hati_higenagahana_nippon.htm

ヒゲナガハナバチ雄♂を先日、掲載しましたが、交尾していたので
そちらもオスの可能性が高そうです。




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